氷姫 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)

  • 集英社
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本棚登録 : 510
感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087605846

感想・レビュー・書評

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  • 聞き込みの中で色々な家庭を訪れ、いかにスウェーデンの人々が家のインテリアとコーヒー&もてなしにこだわりがあるかがわかって面白い。ミステリーとしては正直そんなに…主人公のエリカがあまり魅力的に感じなかった。でもこの作者の他の作品も読んでみたい。

  • このシリーズはもう読まなくていいかな

  • ミステリーとしてはとても弱い。どちらかというと、事件を通じて登場人物を紹介し、スウェーデンの田舎街の現状を嘆きたいだけ、と感じた作品。

    誰も彼もテンション高い人物で、読んでいて疲れるのだが、それをさらにテンション高い訳文で展開するものだから、文章がとっちらかっている。

    つまりは翻訳者が下手くそなのだと思われる。
    『パニクる』なんていう日本語が、小説の路の文章に出てくる時代なのかと感慨深かったともいえるのだけど。

    あんまり次を読みたいとは思えなかった。

  • 訳がひどい。読み返した?っていうくらいひどい。登場人物同士が会ったことはないようなのに、こないだはどうも、みたいなところとか、とにかくちんぷんかんぷんになる。女性性がテーマなのだろうとは思うが、主人公は作家、お友達も成功して美人でってばっかり。それはいいのだけれど、いわゆる主婦の女性たちに対するそこはかとない蔑視がないか。。。恋人となる男性が「彼女の頬を撫でてやりたくなった」、でもう限界。ふざけんな。

  • ラーソンのミレニアムを読んでから、スウェーデンミステリに興味を持ち手に取った一冊。

    あらすじから、かなり期待して読んでいたのだけど、翻訳があまり…なんだかぎこちない。硬いというか。かつて海外小説を避けていた時期があったけどその理由を思い出した。笑

    話の内容:スウェーデンの小さな田舎町、フィエルバッカで美しい女性(アレクサンドラ)の死体が発見される。作家のエリカは、幼い頃仲が良かったアレクサンドラの変わり果てた姿を目にすることになる。かつて、姉妹とも呼べるほど親しかったアレクサンドラは、ある日を境に心を閉ざし、そしてィエルバッカを去って行った。殺人事件と併せて、アレクサンドラの人生も明かされていく。

    エリカとその妹アンナの関係性や、家庭環境、エリカとパトリックの恋などミステリ以外の部分でも楽しめる。ただミステリ部分は盛り上がりがあまりないというか、割と平坦な感じではあった。あとちょっと飛躍するなと感じる部分も。

    あとラーソンの小説でも「虐げられている女性」というのはテーマの一つでもあったと思うけど、本書でもそうしたテーマがあるように見受けられた。スウェーデン文学を手に取った回数が多くないので、偶然なのかもしれないけど気になる。

  • 『悪童』を読んで私好みでしたのでシリーズ1を読んでみました☆彡
    『悪童』が好きだったので期待して読みました※が、う~ん^^;今一でした☆彡
    中古本だったら評価は上がったんですが定価で買ってしったので評価も一つ落としますm(_ _)m

  • スウェーデンミステリと聞いて、飛びつきました。
    作家のエリカと幼馴染の警察官のパトリックが、変死体で見つかった
    旧友の事件を解決するもの。

    全体の流れが、ちょっと不自然な点があったり、訳の文章がちょっと
    読みにくいなど、そのうち話が盛り上がるかな・・と様子を見ながら読み進めていきましたが、最終的に、んーという感じ。
    まだ3作続くようなので、機会があれば読んでみようかな。という感じ。

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