スノーマン 上 (集英社文庫)

  • 集英社
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本棚登録 : 220
感想 : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087606744

作品紹介・あらすじ

オスロに初雪が降った日、一人の女性が姿を消し、彼女のスカーフを首に巻いた雪だるまが残されていた。捜査を担当するハリー・ホーレ警部は未解決の女性失踪事件が多すぎることに気づく…。ノルウェーを代表するミステリー作家の登場。

感想・レビュー・書評

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  • 身も心も寒くなる、北欧ミステリー。
    感想は下巻で。

  • ノルウェー発の<ハリー・ホーレ刑事>シリーズの第七作目。先ずは第一作目を読むつもりだったが、あまり評価が宜しくないので、初邦訳作である本書から。登場人物一覧が表表紙の折り返し部分にしか記載されておらず、カバーをかけられない不親切な装丁をさて置いても、余計な情報が多い割に状況説明の足りない独り善がりな文章に大苦戦。場面や視点が切り替わる毎に章を区切ってくれないと読み難くて敵わないな。女性連続失踪事件に関与する<スノーマン>の手掛かりを上巻では全く掴めていないが、この調子だと下巻は期待よりも不安の方が大きい。

  • 1月30日読了。図書館。

  • 友人のススメで、珍しいノルウェーのミステリ作家を見つけた。
    まずデビュー作の「ザ・バット」から「ネメシス」とこの「スノーマン」を読んだ。
    「バット」はハリー・ホーレ刑事シリーズの第一作。二年に一作のペースで発表している人気シリーズだそうだが、これは10作目。
    1作目、3作目、4作目と作品が翻訳されているが、シリーズなのに続けて出ていない。

    この作品でも同僚がなくなっているがそのあたりのいきさつは良く分からない。

    「スノーマン」を昨夜読み終わったので新鮮なうちにメモをしておこう。
    先に読んだものは忙しい時で一気に読むことが出来なかった。

    だがどの作品も最近読んだものの中では話の作りが重層であり、その分登場人物も多く、世相も反映され事件の解決までの、時間の流れもあきさせない構成だった。
    ノルウェーという国を理解する上で少しの手がかりを得ることも出来た。

    北欧のミステリは面白い。といっても人気作家全てに通じているとは全くいえないけれど、デンマークの「ユッシ・エーズラ・オールスン」の「特捜部Q] スウェーデンの「ヘニング・マンケル」「スティーグ・ラーソン」アイスランドのインドリダソンなど読み出すととまらない作家がいる。
    このジョー・ネスボも北欧つながりの話の中で紹介され、即本屋さんにいった。


    まずオスロの雪の日、女性が失踪した。雪だるまの首にその女性のスカーフがまかれていた。
    ハリー・ホーレは調べていくうちに、不審な失踪事件が多いことに気がつく。ベルゲン署から来たカトリーネ・ブラッドを相棒にして調べ始める。
    彼の元に、スノーマンという書名のある手紙が来た。
    失踪した女性の死体が次々に見つかり始め、連続殺人として捜査を始める。現場には雪だるまが置かれていた。

    ハリーはアルコール依存症の過去があり立ち直ろうとしている。殺人事件を解決するのに一人で捜査するのを好み、同僚ともあまり馴染まない。だが、過去に協力して事件を解決した仲間からは、内面の温かさから今でも親しまれて協力されることが多い。
    過去に分かれた女性がいてまだそれを引きずっている。息子からは慕われる典型的なヒーロー型の刑事で、憎めない。
    相棒のブラッドはややエキセントリックであり、彼女は謎が多く、ハリーは何か割り切れない気持ちを持っている。

    そして事件の謎はカトリーネ・ブラッドから解けていく。

    殺人方法は猟奇的で残酷、快楽殺人のようで何か深い意味も感じさせる。ハリーは核心に迫ったと思えば犯人の術中にはまり、わき道を探し続けていて、振り回される。彼女までも狙われ、自分も射程に入っているのに気がつく。

    犯人探しもありながら、殺された女性たちの生活も挿入され、それがじわじわと核心に近づいていく語り口は、非常に巧妙で面白い。

    前半は、事件の経緯や、現場の血なまぐさい描写でいささかリズム感にかけるが、一つの山を越えてからの犯人との対決のくだりは、一気に解決に向かい、読むスピードも上がる。

    じわじわとすすむ主人公の人生観なども加えたミステリではない、だが事件を捜査するというスリルと、作者任せではあるが謎解きの過程で浮かび上がってくる犯人の殺人動機が、手段の奇怪さに比べて人間的であり、ハリーの捨て身の捜査にも力が入る。


    出版作が全て翻訳されているわけではないのがちょっと淋しいが、人気作だけを読ませるのも出版業としては仕方がないことかも知れない。

    どれも1刷で重版されていないし、このミスで「アレックス」を煽って読まされたことを思えば、こちらは比べればさらによく出来た作品だと思う。

  • 話が複線的に進み、内容が深まらないまま突如場面が変わったりする。登場人物が多く名前が似ているのですんなり頭に入っていかない。翻訳に問題があるのだろうか。

  • おもしろかった~。
    3作連続で当たりなんてめずらしい。
    「30カ国以上で出版されている傑作警察小説」の宣伝文句もだてじゃない。

    ただ、本作はシリーズ7作目ならしい。
    ということはシリーズの中でも出来のいいものを選んで訳されたはずで、ほかのレベルはどうなのかな。

    主人公ハリーは一匹狼警官の中では極端ではないほう。
    サブキャラの部下カトリーネがちょいキレキャラでいい味だしてる。
    彼女は本作以降コンスタントに出てくるのかな?

    内容はー、ま、いっか。
    ノルウェーではめずらしいシリアルキラー、そんなとこ。
    ややフーダニット。

  • 評判のシリーズ。
    う~ん、ノルウェーの人名、地名になじみがないからごっちゃになって大変。

  • 北欧ミステリーということで読んでみました。
    ストーリーは二転三転して、犯人だと思われる人達が二転三転していくので、結構面白く読み進めました。

    しかし、サイコパスの心理は理解できず、どうしても殺人の動機にシンパシーを感じることができなかったのが、自分にはちょっと残念でした。

    しかし、クライマックスは、ハラハラドキドキして一気に読んでしまいました。

  • メイン舞台のオスロは しばらく住んだ事があるので
    土地勘があって 面白かった。
    でも少々気味の悪い事件・・・・
    映画化される?された?そうだけど どうなんだろう。

  • 上巻読了。個人的にはそれなりに面白かったかな。ただ、途中から登場人物が増えて混乱した。あと、場面の切り替わり?と言えばいいのか、そこが突然、ブチッと変わってる場面もあるので前後の関係が???となる事もあって。

    幾つもの事件が錯綜していて、まだ1本の線に繋がっていないので何とも言えないけれど、引き続き下巻を読み進める。

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