スノーマン 下 (集英社文庫)

  • 集英社
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本棚登録 : 191
感想 : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087606751

作品紹介・あらすじ

〈雪だるま〉事件は連続殺人の様相を! 真犯人は捜査班をあざ笑うかのように先回りし、やがて魔手はハリーの身辺にも迫る…。アルコール依存症と闘いながら捜査に挑む主人公、癖のある同僚たち。警察小説の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • なんだろ、こういう書き方のミステリは初めてのような気がする。
    終盤のサスペンスはたまらない。

  • ハリー・ホーレ警部シリーズ7作目らしい。2004年ノルウェーのオスロが舞台。連続して女性が殺害されたり失踪したりする事件が発生し、主人公が事件を追っていくうちに1992年の事件との関連が出てきて繋がっていく。。という話。現場に雪だるまがあることから犯人はスノーマンと名付けられる。
    疑いのある容疑者が次々と出てきて、引っ張るなあと思いながら読んだ。最後の100ページが一番おもしろくて、中盤の部分の中だるみを解消してくれる。主人公が犯人にたどりついた最終的な結論が少々説明不足だと感じた。

  • ちょっと犯人探しに無理があるように感じたが、飽きさせないテンポで読み進むことができた。

  • スローペースな上巻と打って代わり、下巻に入って物語が一気に動き出すが、展開が二転三転する割に技巧性が感じられない筋書きで、終盤は勢い任せの力技で押し切った印象が強く残る。とりわけ、犯行の経緯を全て犯人の独白で済ませてしまうのはミステリーの謎解きとして安易過ぎやしないか。あとがきにて訳者が『様々な要素が作品を重層化させている』という私見を述べているが、その不純物の数々が物語のテンポ感や緊迫感を刮ぎ落としている様に思えて仕方ない。第37章での父子の会話は実に感動的だが、それ以外に惹かれる部分を見出せなかった。

  • 3月10日読了。図書館。

  • 二転、三転で先が気になり、どんどん読めた。
    しかし動機のあまりの身勝手さに心が冷えた。
    シリーズの途中から訳すのって、長いシリーズミステリーなんかでは割とあるの…?
    読んでいて、あれこれ絶対前があるぞ?と思って調べたら、7作目じゃん!そこから訳す?!
    確かに読むのに支障はないのだけど、そこまでの展開んっ重大なネタバレがされてしまっているし、主人公が初っ端から精神的にボロボロなのもちょっと戸惑ったなぁ…。

  • 時流に乗る北欧ミステリ。中でもノルウェーの俊英ネスボの人気は高く、順調に翻訳出版が続いている「幸福な作家」の一人だ。本国ではロックミュージシャンを兼ねているらしく、勢いのままに突っ走る独特のリズム/熱気に溢れた文体は、バックボーンに根差すものなのだろう。ただ、構成の緻密さには欠け、破綻すれすれとなる危うさも抱えていると感じた。
    本作はオスロ市警察の刑事ハリー・ホーレシリーズ、2007年発表の第7弾。雪に覆われた街で女性を狙う殺人鬼が出没する。過去10年間にわたり未解決となっていた失踪事件との関連性も浮上。いったい何人が犠牲となったのかも不明で、事態は混沌の様相を呈した。不遜にも殺人者は現場近くに不気味な雪だるまを残すことで存在を誇示し、警察を挑発する。「スノー・マン」の意味するものとは何か。凍てついた街の闇へと潜り込んでいったホーレ自身だったが、やがて窮地に追い込まれていく。

    下地は警察小説だが、一匹狼的な主人公と謎解きを重視したマイクル・コナリーのボッシュシリーズに近い肌触りで、ハードボイルドのテイストが強い。独特の呼称を持つ登場人物が多く、カットバックの手法もこなれていないため、多少混乱する。プロットは練り込まれており、連続殺人の真相を巡り二転三転する展開は刺激的だが、ホーレ以外にインパクトを与える登場人物がいない。もう少しケレン味を加えれば、完成度はより高くなったはずだ。

  • 北欧ミステリーということで読んでみました。
    ストーリーは二転三転して、犯人だと思われる人達が二転三転していくので、結構面白く読み進めました。

    しかし、サイコパスの心理は理解できず、どうしても殺人の動機にシンパシーを感じることができなかったのが、自分にはちょっと残念でした。

    しかし、クライマックスは、ハラハラドキドキして一気に読んでしまいました。

  • ツイストはすごいが、込み入りすぎてなくて、人間関係も明らかなので、私はこれがいちばん好きかな。

  • 面白かった!句読点の多い文に慣れてからは一気読み。登場人物の個性が際だち ほんの小さな事が伏線になっていて最後にはそれが全て回収されて(ある一つを除いて)満足とともに感心した。 ストーリーは二転三転複雑なので好みが分かれるかもしれない。「アレックス」がお好きな方にはお勧めできるかもしれない。

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