支配者 チューダー王朝弁護士シャードレイク (下) (集英社文庫)

  • 集英社 (2014年11月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784087606959

作品紹介・あらすじ

謀反人護送のため、ヨークを発ったシャードレイクを再び襲ったのは、意外な人物だった! さらにロンドンで彼を待つ、身も凍る過酷な試練、そして王への不信感――。英国が愛する実力派の歴史ミステリー。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

物語は、シャードレイクが過酷な試練に立ち向かう姿を描き、歴史的背景が織り交ぜられた緊張感あふれるミステリーです。主人公のシャードレイクは、身体的なハンデを抱えながらも思慮深く優しい性格で、ヘンリー8世...

感想・レビュー・書評

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  • 弁護士シャードレイクのシリーズ3作目、後半。
    面白かった~満足な読み応えでした!

    思慮深くて優しく、それが表に現れている整った顔立ちのシャードレイク。ただし、背中が湾曲しているというハンデのある身体で、女性には気後れしがちなところがあります。
    国王巡幸に同行した機会に、ヘンリー8世に面会する栄誉を得たが、何とネタにされて残酷なあしらいを受けてしまう。
    このときのヘンリー8世は既に晩年と言ってよく、名君と期待された若い頃とは違い、肖像画どおりの暴君そのものですね。

    反乱の機運が完全には消えていない北部で、誰が味方なのか?安心できない状況。
    その反乱の理由も次第に明らかに‥!
    王家の正当性を疑われていたとは。これは知りませんでしたねえ。

    助手のバラクは、王妃の侍女の一人タマシンと恋仲に。
    のびのびしたタマシンの明るさにちょっと救われます。
    このときの王妃はキャサリン・ハワードで、うら若く美しいが、いささか軽率で、陰謀渦巻く宮廷では生き延びられそうもない‥
    ロンドン塔にこのキャサリン王妃の幽霊が出る場所というのがあったはず。

    宗教の権威を嫌ったヘンリー8世は織田信長、国を安定させた娘のエリザベス女王は家康みたいな印象がちょっとあるんですよ。年代的にほぼ同時代人なので。
    (信長のほうがヘンリーより若くて、生まれたのはエリザベスに近いけどエリザベスが長生き)
    西と東の極にあり、国交もありませんけれどね。
    この小説の登場人物たちの服装は、織田信長に面会した南蛮人や紅毛人の格好なんですよ☆

  • とにかく面白くて一気読み。これを書くのにどれだけの労力を、と思う。シャードレイクが拷問にあうところはどこで助けに来るのか手に汗。すべてのシリーズを読みたいと思った。

  • シャードレイクが身に覚えのない容疑で痛い目に遭って、気の毒すぎる!
    大主教もシャードレイクのことを最後まで信じて!って腹が立った。
    本当に拷問は恐ろしい。
    でも、自分の信念を貫くシャードレイクは、格好いい。
    史実との絡ませ方が本当に上手。第四作も出て欲しいなぁ。

  • シリーズ三作目らしい。これまでの話も色々出て来るけど、充分楽しめた。舞台はイギリスチューダー朝。1514年。国王ヘンリー8世の巡幸に伴う、弁護士シャードレイクが主人公。
     
     歴史ミステリーだけど、登場人物が現代的。それに当時のイギリスのこと詳しくなくても、巡幸の様子や風俗なんかも細かく描いていて、読みやすい。犯人は結構わかりやすかった。

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