さまよう記憶 (集英社文庫)

  • 集英社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087607154

作品紹介・あらすじ

頭に怪我を負った状態で見知らぬ男の山小屋で目覚めた小児科医のエモリー。自分に一体何があったのか? 名前すら語らない男との緊迫の数日間がエモリーの人生を大きく変えることに。(解説/大矢博子)

感想・レビュー・書評

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  • 途中でうっかりうしろのほうのページを開いてしまい一瞬で犯人わかっちゃったというハプニングがあったけど十分楽しめた。
    ランニング中に頭部に傷を負ったエモリーが目覚めたのは見知らぬ男の山小屋。彼は敵か味方か?何もわからない、そりゃ不安だし恐怖だし、ヒーローの名前がわからない作品なんて初めてだった。
    そしてハラハラドキドキの怒涛の展開と大大大どんでん返し!サンドラ先生すごい!
    ロマンスのほうは、うんまあ夫婦仲破綻しているとはいえ、それって不倫よねってことなんだけど、謎の男の保護欲全開なのは良い(^^)
    結局彼は英雄だったのでした。でもそんな隠遁生活送る必要あったのか?と思えるんだけど。
    それにしてもエモリーの旦那が最低の◯ソでした。

  • 面白かった ヒーローが正義マンすぎる でも、そんなヒーローの “鼠蹊部に入れられた稲妻のタトゥー” んなとこになんで入れたんだ? なんか、すごいなw

  • 2016.03.04

  • サンドラ・ブラウンの作品を初めて読んだ。分からないことが多い状況にも関わらず物語に引き込まれる。なぜ?どうして?誰が?と言う思いを持続させてくれる。終盤に判明する真相には本当にマイッタ!
    他の作品も読みたくなった ♪ ♪

  • 胡乱すぎるシチュエーションで出会った胡散くさすぎる男に、この状況を怪しみ、疑うだけの知性を持ち合わせているにもかかわらず、惹かれる——いや、欲情するヒロイン。
    もうこれだけで「ないわー」だったが、読了してから訳者あとがきで知った。著者はいわゆる「ハーレクイン・ロマンス」の大家であり、本書もその一つであるらしい。ならば、この「ないわー」にも一定の説得力は付与されうるわけで、腑には落ちたが、一般小説とばかり思って読んできた身としては納得がいかなかった。ある意味「詐欺」とすら思えてしまった。
    サスペンスとしては、ありがちの域を出ていない。少なくとも、すべての手がかりが提示されるフェアな「ミステリ」ではない。そのため、あらかじめ真相を見抜けていたわけでもないのに、「ふーん」以上の感想は浮かんでこなかった。残り数ページになって「実は⚪︎⚪︎が××だったんです!」といきなり言われても、そりゃ「ふーん」としか思いようがない。
    キャラも同じく類型的で、まさにひとときの暇つぶしになる娯楽読み物、ラノベという感じ。それとしてはけっして不出来ではないが、その点まで含めて、すべてが予定調和の域を脱しない「ジャンル小説」だった。

    2016/1/13読了

  • 帯から得た期待値ほどではなかったけど、面白かった。

    期待し過ぎたかな…

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