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Amazon.co.jp ・本 (752ページ) / ISBN・EAN: 9784087607949
作品紹介・あらすじ
18年前に起きたカルト教団《アルパートンの天使》集団自殺事件の謎……犯罪ノンフィクション作家がつかんだ、衝撃の真相とは!?
みんなの感想まとめ
多様な資料を駆使した構成が印象的なこの作品は、過去のカルト教団による集団自殺事件を追う犯罪ノンフィクション作家の視点から描かれています。登場人物が多く、時系列を追うのが難しい場面もありますが、慣れるに...
感想・レビュー・書評
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超★5 地の文が一切ない!ノンフィクション作家を疑似体験できるミステリー #アルパートンの天使たち
■あらすじ
犯罪ノンフィクション作家のアマンダは、18年前のカルト集団が犯した殺人事件の取材を行っていた。カルト集団「アルパートンの天使たち」の大天使ガブリエルは逮捕されていていたが、事件に巻き込まれた少年少女2名と新生児1名は行方不明になっており、真相は明かさらないままだった。
アマンダは当時の関係者に聞き込みを続けるうち、つじつまが合わない事実が浮かび上がってくる。過剰に隠蔽された事件の真相とは…
■きっと読みたくなるレビュー
超★5 おもろい!
地の文が一切ない、全編メッセンジャーのやり取りやドキュメントだけで進行する小説です。何がスゴイって、自分がノンフィクション作家になったかのような疑似体験ができるんですよ!
前作『ポピーのためにできること』も同様の形式でしたね。小児がんの子どもを助けるための活動を端から見つつ、登場人物の隠された背景を描いている部分が読みどころでした。本作は過去の事件を書籍化するために作家が取材しながら事件を紐解いていくというストーリーです。
やっぱり一番に惹かれるのは、メッセンジャーやドキュメント形式の表現ってところでしょう。ほとんどアマンダが軸になって関係者とのやり取りが進行するのですが、これが面白いんすよ。
仕事仲間や友人とのチャットは、本音丸出しの絵文字使いまくりでニヤニヤしちゃう。また取材の書き起こしでは、アマンダが情報を引き出そうとしている駆け引きの妙が楽しすぎるの。よく考えると警察や探偵が聞き込みやってるのと同じなんだけど、切り口が違うだけでこんなにもなんでこんなにも好奇心をそそられるのか。
そしてアマンダが最高すぎるんです。仕事好きで真面目ではあるんだけど、それ以上にずる賢くて負けず嫌い。自分に正直に生きて気持ちいいんですよね、輝いてるから自然に周りに人が集まってきちゃう。でも近づきすぎるとパワーを吸い取られちゃったりする。いるいるー、こういう人。
ライバル作家のオリヴァーも愛せるんです。アマンダと似た者同士なんだけど、性根の部分が違うんすよね。アマンダと関わりを持つことによって、彼はどう変化していくのか。ここも本作ならではの魅力が詰まってる。
ノンフィクション作家の裏側が見えて興味深かったですね。ただ事件を取材するだけでは本にならず、どうやって読者の心を掴むのか、独自の強みがなくてならない。ライバル作家や出版社とのやり取りもやたら現実的で勉強になりました。
さてミステリーとしての謎解きですよ。取材のやり取りで得られる情報が少ないし、むしろズレた情報ばかりが乱立して脳みそが混乱してくる。それでも取材を進めるうち、重要人物にも会えるようになり、様々なヒントが提示されるんです。徐々に推理を考察していくんですが… 全く想像してなかった真相でビビりました。
結末も味わい深すぎですよね。これまで取材してきた膨大な記録、それを興味津々で読んできた私。すっかり世界観に没入してしまったからこそ、奇妙な選択に不快感でいっぱいになる。私は何がそんなに楽しかったんだろうかと…
今回もインパクトのある作品でしたね、ミステリー好きには必読の一冊だと思いました。
■私とこの物語の対話
人間の邪悪さってのは、自分ひとりの行動に収まらず、周りの人たちもかどわかしていく。特殊詐欺は無くならず、さらに狂暴化しているの社会ですが、どうすれば日本は浄化されるんでしょうか。少なくとも未来のある少年少女を巻き込むような事件はあってはならないです。 -
ドキュメンタリー形式の小説
カルト教団の謎の死
関係者達のやり取り色々な見せ方の文体でよりドキュメンタリーぽく見える
終盤は確かに面白かったが、そこまでが無駄に長かった・・・。 -
殆どをワッツアップやメールのやり取りで構成された記録映画の様な小説。新たな試みで面白いが、登場人物の多さ等で時系列を追うのがやっと。中程迄は読み難かったが慣れたのか後半はわかりやすかった。
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前作『ポピーのためにできること』と同様、地の文や直接の会話はなく、インタビューの文字起こしやメールなどの資料から成るミステリ。
冒頭に、この資料を公開して通報するか、封印し続けるかを読者に問いかけているのが良かった、読後に私の手にあったらどうするだろうと真剣に悩まずにいられない。 -
犯罪ノンフィクション作家のアマンダが過去に起きたカルト教団集団自殺「アルパートンの天使事件」の謎を追う。
地文はなく、アマンダが集めた証拠や証言、チャットでの会話記録、SNSやニュースの記事など様々な資料をもとに事件を追っていく。
読んでいて自分もアマンダと共に事件を追体験しているような気分になるのが面白い。
証言者の食い違いや一緒に事件を追っていた同じく作家のオリヴァーの変貌、次々起こる事件の真相に関わる者の死など目が離せない展開が続く。
伏線回収は見事!スッキリしたーと思ったら衝撃のラストが待ってました -
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18年前にロンドン北西部で起きたカルト教団『アルパートンの天使』信者達の集団自殺事件に隠された不都合の真相を一人の女性犯罪ノンフィクション作家が捜査する全編書簡とメールで構成された風変わりな作品で、彼女の取材記録やメールのやり取りで発覚する新事実や虚偽の情報が交錯するなかで訪れた結末は恐ろしく生々しいものだった。
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膨大な資料を読むって感じ。小説というよりは、報告書を読んでいる感覚なんだけれど、最終的にはあぁ!なるほどね!となります。登場人物が多すぎるので、正直なところ途中でわけわからなくなる。
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凝ってるけど、仕掛けは予想通り。
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18年前にカルト教団が起こした「アルパートンの天使」事件。そこでは反キリストとされ殺害されようとした乳児と、それを助けた少年少女が保護された。一方で「天使」たちは一人を残して全員が死亡、事件の全貌は謎に包まれている。渦中の乳児が成人年齢になったであろうことから、この事件を題材に書こうとするノンフィクション作家のアマンダが各所から集めた取材記録で綴られたミステリ。
前作「ポピーのためにできること」と同じく、今回も多数の取材記録やメール、チャットで物語は綴られていきます。「アルパートンの天使事件」とはどのようなものだったのか、それはその記録の中で徐々に読者に知らされていくのですが。しかしその記録や証言が正しいとも限りません。そしてアマンダとライバルともいえるオリヴァーとの関係にも謎めいたものが……。過去の事件だけでなく現在でも不審な死があり、「真相」に近づくにつれ危険な雰囲気も強まってきます。食い違う証言、時系列の大きな齟齬、それを理解しようとしてスピリチュアルな考えに頼る者が出てきたりするのも何だか怖い。フィクションでありながら、ノンフィクションを読んでいるような不気味な心地になっていくのも魅力の一つです。 -
評価: ⭐︎⭐︎⭐︎(1回読んで満足)
ストーリーや登場人物は魅力的でした。ただ、取材記録を通じて物語が展開するため、必要以上に複雑だと感じました。ドラマのような映像の方がこの作品には合っていそうです。 -
CL 2025.6.22-2025.6.26
前作同様地の文が一切なく、メール、チャット、音声ファイルの文字起こし、小説や脚本の引用で構成されている。
登場人物が多く混乱するところもあり、700頁超えで読みにくいところもありだけど、カルト教団集団自殺の事件がこんな結末になるとは。 -
とにかく冗長。不要な情報が多すぎて、ページの無駄感が。
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感想 :

自分がノンフィクション作家になったような疑似体験ができる…、ななななんて、魅力的な本なんですか!akiさんのレビュー...
自分がノンフィクション作家になったような疑似体験ができる…、ななななんて、魅力的な本なんですか!akiさんのレビューすごく楽しかった!
時間みつけて、買いに行きます
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
お褒めいただきありがとうございます、ホントそうなのよ。
かなり衝撃的な作品ですよ、ぜひ楽しんでくだ...
お褒めいただきありがとうございます、ホントそうなのよ。
かなり衝撃的な作品ですよ、ぜひ楽しんでください~