みかづき

著者 :
  • 集英社
4.17
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本棚登録 : 3700
レビュー : 521
  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087710052

作品紹介・あらすじ

昭和36年、学校教育に不信を抱く千明から学習塾の立ち上げに誘われ、吾郎の波瀾の教育者人生が幕を開ける。昭和〜平成の塾業界を舞台に、三世代にわたり奮闘する大島家を描いた、著者渾身の大長編!

感想・レビュー・書評

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  • 広瀬淡窓の私塾・咸宜園の話しを読んだ後だったので、その勢いでこの作品を読んでみた。同じ私塾の話ではあるが、時代こそ違うが、いつの時代にも私(私塾)に対する公(国)の圧力よるがあり、公私間の教育に対する考え方の歪みによる経営の課題があるのだと知った。

    小学校用務員・大島吾郎は、用務員室で児童に勉強を教えていたが、赤坂蕗子の母・千明の策略により結婚、学習塾を立ち上げる。経済成長と、文科省の圧力を背景に波瀾に立ち向かう話し。終戦後から平成の塾業界を舞台に、吾郎と千明からその子、孫に渡って奮闘を綴った物語。

    解らない、解っていないことをするのは辛いし、集中できない(瞳の法則が適用)。辛いとますます好きにはなれないの悪のスパイラルが作られる。当たり前のことを。「知識のつめこみよりも知的好奇心を引きだすほうに重きを置いている。」と言う吾郎の教育方針は、誰もが理解している普通のことだ。学校の授業は、限られた時間、決められたスケジュールの中でしなければならない。しかも大人数の生徒に対して行われる。ある程度理解していると教師が判断したら、先に進まなければ、決められた時間でカリキュラムをこなすことができない。そのため理解したがどうかは、テストで確認するしかなく、教師によっては、テストで悪い成績をとった生徒に対し、補講をするかもしれない。しかし、今の世の「学校教育」においては、教師に特定の生徒のみに時間を割くことは、問題であると学校あるいは保護者が判断する可能性もあるかもしれない。考えるほどに、難しいことであると思う。

    学校で週5日制が導入された背景は、労働時間短縮をめぐる政治上の理由であって、学校週5日制論は、実は教育上の理由ではなかったと言うのを、聞いたことがある。それが本当かどうかはわからないが、学ぶボリュームが同じで、休みが増えると、平日の授業時間を増やすしかない。それが難しいと判断され、学習ボリュームを減らす。その結果が学力低下である。学校と塾が連携する話しがあったことを本書で知ったが、学力低下の防波堤として、塾を利用する、学校の教えることができないところを塾で補完することになると、子供の学力の格差がさらに広がり、塾に通える家庭の子供を対象とした教育が実現しそうだと、素人の私なら考えてしまう。

    「私、学校教育が太陽だとしたら、塾は月のような存在になると思うんです。」の言葉はタイトルの「つき」を連想させ、一郎の「みかづき」が、落ちこぼれの救済よりもエリート育成を優先させてきた教育社会の現状を私たちに知らせるメッセージのように思える。

    この作品を読んでいる時間は、この家族が、世代を超えて取り組んだ教育現場の現状をしばし真剣に考えた。

  • いやぁ~、面白かった!
    教育という堅苦しい題材から、難しく退屈な話なんじゃないかと敬遠する人がいるかもしれないけど、
    そんな心配は無用です。

    ある塾の50年にも及ぶ戦いを描いているのだけど、
    教育とか関係なくとにかく物語が単純に面白い。
    森絵都さんの物語る腕力(筆力)がすんごいので、どんどん引き込まれていく。
    (これを読むと森さんが作る物語の面白さと見事なストーリーテラーぷりに誰もが気付くハズ)

    学校教育が太陽だとしたら、塾は月のような存在だ。
    太陽の光を十分に吸収できない子供たちを、暗がりの中で静かに照らす月。
    今はまだ儚げな三日月にすぎないけれど、必ず満ちていく。
    そう信じて塾を立ち上げた吾郎と千明の夫婦。

    永遠に続く塾と文部省の不毛の対立。

    先頭を走る子だけではなく、転んだ子供に寄り添うことこそが塾の在りかただと説く心優しい吾郎。
    しかし気が強く現実的な性格の妻の千明は
    塾の未来を見据え、補修塾から進学塾への趣旨がえを吾郎に提案する。

    千明が進める、教育を商売化していく流れに吾郎は反発し、
    やがて二人は別々の途を辿ることに…。


    聡明で心優しく、母・千明とは別の道で教育に携わっていくこととなる長女・蕗子(ふきこ)。
    勝ち気で成績優秀、空恐ろしいほど胆が座った次女の蘭。
    人懐っこく明るいが勉強嫌いの三女・菜々美。
    不器用でおっとりした性格だが、いつしか教育の世界に惹かれ、学校でも塾でもない新しい学びの場を作っていくこととなる蕗子の息子の一郎。
    そして優しく子供思いだが、女にはだらしのない(笑)吾郎を筆頭に
    登場人物たちの人間臭さが本当に魅力的で…。
    だからこそ、最後のページを閉じた後も、胸にストーリーが広がり続け、登場人物たちのその後に思いを馳せてしまう。


    子供たちに真の知力を授けるための授業、テストや受験のためだけじゃない教育とはいったいどういうものなのだろう。

    落ちこぼれを作らず、環境や貧富の差を越えて
    誰もが平等に学べる場所を作り維持していくことは果たして可能なのか?

    吾郎や千明やその娘たちのそれぞれの生き様に一喜一憂しながら、
    『学ぶ』こと、『教える』ことの本当の意味や意義を
    深く考えさせられた至福の読書時間だった。


    『みかづき』とは満月たりえない途上の月。
    このタイトルに込められた真の意味を知ったとき、
    なぜこの家族が50年もの長い年月を
    教育に捧げたのかが解った気がした。


    クロニクルが好きな人や物語の醍醐味を堪能したい人、
    読みごたえのある家族ドラマに飢えてる人、
    子供のいる人、今学生の人、教職に就いてる人、夢を諦めたくない人などに
    特にオススメします。


    https://youtu.be/-u2kE_KlSL8

    集英社のみかづき紹介ビデオ

  • 学校教育が太陽なら、塾は月。
    子どもたちを優しく照らす‥
    塾の始まりから親子三代にわたる物語。力作です。

    昭和36年、小学校の用務員をしていた大島吾郎。
    勉強がわからない子に教えてあげていて、教員免許を持っていない吾郎の教え方がわかりやすいと評判になっていました。
    通ってくる生徒の一人の蕗子は、教える必要もなさそうな成績の良い女の子。
    蕗子の母親の千明が吾郎のもとを訪れ、教える才能を見込んで、塾を立ち上げようと誘います。
    千明は、半ば強引に、結婚まで持ち込み(笑)

    教育の話、塾の話というと、真面目で説教臭いかもしれない気がしますが。
    気が強く個性的な千明と、大らかで人望があるがいささか女にだらしがない吾郎というコンビで、いたって人間的に、躍動するように話は進みます。

    当初は勉強についていけない子どもたちに補習していたのが、しだいに進学指導がメインに。
    方針を巡っての対立から、夫婦仲にも影響が出ます。
    二人の子どもたちの性格の違い、それぞれの進路も時代を映して。

    文部省は、長らく塾を白眼視していたのが、年月を経て学校を補完するものとして認めるようになります。
    しかし、「ゆとり教育」の真相というのは、ちょっと衝撃的でした。
    優秀な子がもっと上へ行けるよう、そうでない子は放っておくということだったとは‥?
    そればかりではないような気もしますが、時代の風潮として一面の真実かと。

    孫の世代の一郎がフリーターだったり、そんな子がまた教育の場を設けるようになったり。
    戦後の激動期を経て数十年、こんな時代が来たと。
    ある意味、教育には終わりがない‥
    いい締めくくりでした。

  • 「学校教育が太陽だとしたら、塾は月のようなぞんざいになる…。」

    昭和36年。小学校の用務員の大島吾郎は、仕事場兼住居の用務員室で、
    一部の授業についていけないって言う子や、宿題が出来ない子に勉強を教えていた。
    吾郎さんに教わると良くわかると慕われ「大島教室」と呼ばれていた。
    教員免許はないが、抜群に教える「才」をもっていたのだ。
    勉強を教えていた一人の児童・蕗子の母親千明に誘われて、学習塾を立ち上げる。
    女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族となった吾郎。
    ベビーブームと経済成長を背景に、塾も順調に成長してゆくが、
    予期せぬ波乱がふたりを襲いーー。

    子供の学習能力を引き出すのに天才的な能力を持つ温厚な人柄の吾郎と、
    文部省の指導要領に激しく反発しながら、塾を発展させていく向上心の強い千明。
    対照的な夫婦の姿を描きながらその時代背景や夫婦の子供や孫を
    教育に関わらせるという描き方で、昭和三十年代から平成の現代まで
    一家族三世代にわたって、六十年間にわたる壮大な物語でした。
    壮大なのに飽きさせない、著者の筆力と思いの強さが素晴らしかった。

    敗戦後の日本の教育制度の迷走…塾って何?悪しきものかの様に言われていた時代。
    誰もが当たり前の様に通っている時代。少子化によって通う子が減ってる時代。
    また貧困化によって通えない子が多く存在する時代。
    時代によって、塾の在り方や真の教育とはと深く考えさせられました。
    私自身小学一年生から塾に通い、色んな習い事にも通わせてもらい。
    遊びの延長の様に過ごしていましたが、今思えば何と有難かった事なんだろう。
    もっと、もっと真剣に学んでおけば良かったって大人になって凄く感じてる。
    そして、大人になって資格取得の為に学ぶと凄く楽しい♪

    最終章の〝新月〟が良かった~何度も涙が零れました。
    吾郎と千明の孫の一郎。
    生まれながらにして不器用な性分。
    何事にも時間がかかるのんびり屋で、いつも人よりワンテンポ遅れる。
    ものを考える速度も遅く、急に言葉をふられてもすぐには応えられない。
    うわ~私みたいだって激しく共感した~( ˶´⚰︎`˵ )
    そんな彼が遠回りしながらも、葛藤しながらも自分の進む道を見付けて進んでゆく姿良かった。
    彼の優しさ、子供を想う心…本当に何度も何度も涙が零れた。

    「常に何かが欠けている三日月。
    教育も自分と同様、そのようなものであるのかもしれない。
    欠けている時間があればこそ、人は満ちよう、満ちようと研鑽を積むものかもしれない」
    とっても素晴らしくって素敵な言葉です。心に染み入りました。
    人間生きている間ずっと学んでいるのだと思う。

    • 杜のうさこさん
      しのさん、こんにちは~♪

      読まれたんですね~。
      年末から心配事が重なって体調を崩してからなかなかスッキリしなくて。
      やっとお邪魔し...
      しのさん、こんにちは~♪

      読まれたんですね~。
      年末から心配事が重なって体調を崩してからなかなかスッキリしなくて。
      やっとお邪魔してレビューを読むことができました。

      「常に何かが欠けている三日月。
      教育も自分と同様、そのようなものであるのかもしれない。
      欠けている時間があればこそ、人は満ちよう、満ちようと研鑽を積むものかもしれない」
      私もこの言葉が特に胸にしみました。
      この本のすべてが、この一文にあるように思えました。

      そうですよね、生きている間はずっと学んでいきたいですよね。
      昨日より今日、今日より明日、
      少しずつでも何かを得られたらいいなぁ。

      もっと早くそれに気づいて実行していたら良かったのに、今さらな私?(笑)
      2017/04/01
    • しのさん
      こんにちは~お久し振りです( *´艸`)
      沢山のイイネとコメントありがとうございます(#^^#)
      うんうん、読みました~本屋大賞のノミネ...
      こんにちは~お久し振りです( *´艸`)
      沢山のイイネとコメントありがとうございます(#^^#)
      うんうん、読みました~本屋大賞のノミネート作を沢山読みましたが、この本とっても素晴らしかったです(*'▽')

      一緒です~どうして学べる時にもっともっと真剣に学ばなかったんだろうって今更ながらに後悔しました(笑)
      大人になって、資格試験取得の為の勉強って楽しかったり燃えたりします。
      本当に、生きてる間ずっと学びなのでしょうね。

      体調を崩されてたとの事ですが、まだまだ寒暖差が激しいです。どうぞ、ご自愛くださいね( *´艸`)
      2017/04/02
  • 昭和36年、千葉県習志野市にある小学校。
    そこの用務員である大島吾郎が児童の勉強を見てやっているところから物語は始まります。
    昭和から平成へ、塾を舞台にした三世代にわたる教育者たちの物語。

    終戦後、いち早く六・三・三制を取り入れた日本。
    めまぐるしく変わる国の政策と、それに振り回される教育現場。
    それでも理想を追い求める姿に、真の教育とは?と強く考えさせられました。

    最終章の#新月が良かった。
    不器用な人が、遠回りでも少しずつ前進して、いつか自分の生きる場所にたどり着く、そういう話が好き。

    学ぶことか…、
    塾に通って勉強していたころより、人生の折り返し地点を過ぎた今の方が、学ぶことへの欲が強いです。
    そういえば、勉強したくなくて遊んでばかりいると、よく父に言われました。
    「好きなだけ勉強ができるということが、どれほどありがたいことなのか、いつかわかる日が来る。
    その時になって後悔しても遅いんだから」と。
    しっかり後悔しました。はい。


    <常に何かが欠けている三日月
    欠けている自覚があればこそ、人は満ちよう、満ちようと研鑽を積むのかもしれない。>
    この言葉がとても心に残っています。

    表紙に茶々丸がいる。可愛い。

    • 杜のうさこさん
      しのさん、こんばんは~♪

      おぉ、そうなんですか!
      しのさんとは本のチョイスがとても似ているって、いつも嬉しく思ってます。

      でも...
      しのさん、こんばんは~♪

      おぉ、そうなんですか!
      しのさんとは本のチョイスがとても似ているって、いつも嬉しく思ってます。

      でもその反面、ネタバレのレビューを読めないことが残念で…
      読みたい!でも積読だし…と、いつも葛藤してます(>_<)
      最近では、辻村深月さんの『クローバーナイト』と、村山早紀さんの『桜風堂ものがたり』とかね。

      『みかづき』長かったです。
      体調を崩していたせいもあるんですが、かなり体力使いました。

      レビュー楽しみにしてますね!
      これは葛藤しないですみます(笑)。
      2017/02/22
    • けいたんさん
      こんにちは〜♪

      みかづき、長いよね。
      評価がとても高いし森絵都さんだし読んでみたいけど、やっぱり長い(笑)
      うさちゃんはすごいなぁ...
      こんにちは〜♪

      みかづき、長いよね。
      評価がとても高いし森絵都さんだし読んでみたいけど、やっぱり長い(笑)
      うさちゃんはすごいなぁ。
      2017/03/08
    • 杜のうさこさん
      というわけで(笑)
      けいちゃん、あらためてこんばんは~♪

      うん。長い、長い。長かった~。
      なんか感想がそればっかりになってしまって...
      というわけで(笑)
      けいちゃん、あらためてこんばんは~♪

      うん。長い、長い。長かった~。
      なんか感想がそればっかりになってしまってもうしわけないんだけど…
      体調が落ち始めた時に読んだからよけいそう感じるのかも…
      ちょうど図書館の配本があって、正直あの分厚さに「うっ」ってなった(笑)
      でも、どうしても読みたくてがんばったの!

      他の方のレビューあまり読めていないんだけど、やっぱり評価高いんだ~。
      またいつか読み返せたらいいなと思ってます。

      では、またね~^^
      2017/03/15
  • 戦後の日本における塾の歴史と、教育界に身を投じ続けた一家の物語。
    最初から最後まで引き込まれる。ボリュームはあるが、一気読み。
    選んだ道は違っても、それぞれがもつ教育への思いは熱く、読んでいてぐっとくる。後半は、じーんときた。
    塾業界の変遷、文部省に振り回される教育界についても、読み応えがある。

  • 厚みのある本はやっぱり面白い。

    そんな感じで吾郎と千明が夫婦になる!?って、突拍子もない始まり。

    憎まれ役の鉄の女千明は、あんな形でしか吾郎を自由にさせてあげれなかったのかと・・・でも酷。

    でも「嬉しくないわけないじゃない」の言葉にはウルッときました。やっぱり吾郎を必要としてたと。
    影の立役者は国分寺さんだと思いました。

    登場人物すべてがとても愛しい人たちでした。
    塾の歴史も綴られてるし。いい本でした。

  • 子供・生徒・学生に教えて理解できた時の嬉しさは教育の原点ですよね~。学校教育に不信を持つ千明、教育への志を持ちカリスマ的存在の吾郎。2人が塾を経営し、塾を大きくしていくお話し。最初は学校の授業についていけない生徒に対する補習目的だったが、その後受験・進学目的に代わってしまい、2人が決裂。しかし、塾でもついていけない塾生に対する補習授業で吾郎が復活。千明の一本鎗な性格に対し、優しい(優柔不断?)吾郎。結局は2人は満足のいく「教育」を実践できたと思う。孫の一郎にも熱い教育魂の血が流れ、今後にも期待!

  • おしきせ教育制度に抵抗して公平公正な教育をすべく自ら塾を興し平等な教育をする夫婦の大河小説。皆さんの評判が良いので期待して読んだけど一気に読んでしまった。塾の浮沈の流れも分かり教育制度の欠陥も突いていて面白かった。

  • とてもいいお話。
    昭和の頃、用務員室で授業についていけない子の勉強を見てあげる21才の吾郎。この不思議な魅力のある青年が「教育」に嵌まっていく人生。
    吾郎の教える才能を見抜いて強引に伴侶にした千明。
    ふたりが塾を立ち上げた頃、まだ日本では私塾に対する風は厳しかった。

    「教育は、子どもをコントロールするためにあるんじゃない。」
    「すべての子どもに等しく勉強を教えられない現実に、絶えずある種の鬱屈を抱いている」

    貧しくて塾に通えない、勉強についていけない子どもが吾郎の孫の一郎が立ち上げたボランティア勉強会で受験に臨むエピソードには涙腺が緩みました。
    感動です。
    そして終わり方がまた良かった。

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著者プロフィール

森 絵都(もり えと)
1968年、東京都生まれの小説家、翻訳家。早稲田大学第二文学部文学言語系専修卒業。
1990年、『リズム』で第31回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞を受賞し、同作は2008年に映画化もされた。2006年、短編集『風に舞いあがるビニールシート』で、第135回直木賞を受賞。
その後も活躍を続けており、2017年『みかづき』で第12回中央公論文芸賞を受賞、2017年本屋大賞2位。同作は2019年にNHKでドラマ化された。それ以外にも、多数の文学賞を受賞している。

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