花しぐれ 御薬園同心 水上草介

著者 :
  • 集英社
3.45
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本棚登録 : 88
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087711110

作品紹介・あらすじ

蘭学に否定的な目付け役人と蘭方医・河島の間で騒動が起こり、水上草介は事態の収拾に奔走。千歳との進展ももどかしいまま、薬学を学びに紀州へ旅立つ日を迎えるが…。シリーズ最終刊、感動の結末!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ最終巻ということで、ゆ~っくりと読んだ(*^^*)しかし「花しぐれ」の章にはドキドキさせられたぞ!Σ(×_×;)!最後は水草さまと千歳さまらしい終り方でホッとしたけどね~(*´∀`)

  • シリーズ完結。

    最後までヤキモキしましたが、何はともあれお幸せに・・。

  • 最後はハラハラさせられた。

  • 転機と成長の一冊。
    紀州に旅立つための心構えを作っている中で、目標が定まってきたからか草介が成長したなと思います。
    もちろんのんびりしている所は変わらないので、全体的にはほんわり暖かな印象。

  • すこぶる気に入っていた御薬園同心水上草介シリーズが幕を閉じた。結びはこうきたか。千歳ではないが、生き死にでまんまと欺かれてしまった。いつの世も、そこかしこで殺伐としている中、水草のように生きられるならばと憧れる。のんびりぼんやりは、自我に陥らず、他者を思い遣り受け入れんとする鷹揚のあらわれ。あの憎々しい鳥居の物言いさえ、水草の真意をつかんでいる。━まだ力が足りん。いま、急いてはいかん。考えを勝手に広げれば、目先の利だけを求める者も出てこよう━

  • シリーズの続編。前作の内容を忘れていても困らない。頼りなさげだけど、植物のことになると光る。

  • 小石川御薬園の薬園同心、水上草介のシリーズ3作。査察の目付けとの争いや千歳への恋心など、心穏やかでいられない日々を送っている。
    養生所をめぐり、高野長英や鳥居耀蔵なども出てきて、時代が変わりつつある姿も描かれている。

  • 完結編かな。
    草介と千歳、ニヤニヤしてしまった。
    周りがヤキモキしていただろうな。

  • もう!草介さんと千歳さまったらー!
    千歳さまは若い頃の緒川たまきさんで再生されてます。
    良いラストでした。

  • 2017年10月西宮図書館

  • 御薬園同心シリーズ第三作。完結編。

    水上草介、略して水草様。その名のごとくひょろひょろしていてのんびり屋。だが薬草、植物についての造詣は深い。
    今回も様々な事件、病、怪我に際し、その知識と奥に秘めた熱い感情でぶつかっていく。

    蘭学に対する迫害を軸に、養生所の医師河島や高野長英との交流、そして何よりも思い人千歳との関係が描かれていく。

    終わってみれば大団円。皆収まるべきところに収まり、新たな一歩を踏み出していく。
    ただし今後の高野長英の結末を知っているだけにちょっと切ない気もする。
    草介と千歳との縁の裏にあった意外なものは面白かった。千歳の父の言葉が粋で良い。

  • 小説すばる2015年10、12月号、2016年2、4、6、8、10、12月号掲載の8つの連作短編を2017年5月集英社から刊行。シリーズ3作目。鳥居耀蔵の話をうまく使って、面白くまとめてあり、楽しめました。次回の千歳との紀州行きが楽しみです。

  • 前作をよく覚えていないけど、草介の父上ってこんなにおもしろい人だったっけ。
    母上も負けてないけど。

    それと、河島仙寿の日替わり手拭い!何本あるのか。
    鮮やかな桃色に白い桜の花びらって、かわいすぎ。
    で、いざというとき?のために紺一色も持ち歩いているのか。用意よすぎ。

  • 2017.9.6読了 26

  • 好きなシリーズだったので終わってしまって残念。恋は実ったけど、なんだか唐突な最終回だったな。ふわふわぼんやりお人好しな水草さんが好きだったから、紀州編も書いてほしい。

  • 3作目は全体的に登場人物たちがちょっと落ち着いた感があり、私は前の2作品の方がおもしろかったかなと思いました。自分の思いというか、道筋がはっきりしてきたからか、草介が少ししっかりしてきたように思います。そうは言っても相変わらずの信念のあるほんわかさんですけどね。水上家、御両親も何だかんだと大らかな方々で草介が素直で優しい大らかな人間になったのも頷けました。更年期やお産、当時はもっと大変だったろうなとしみじみ思いました。鳥居耀蔵、曲者でいいイメージはないのですが、言ってることはもっともで納得がいきました。千歳様ともようやく結ばれて、これにてこのシリーズも終了かな。寂しいです。

  • 御薬園同心水上草介シリーズ3作目

    …え?もう最終巻?!
    まだまだ先のお話もみたかったなぁ…

  • 幕末,蛮社の獄前のきな臭い世情と相変わらずのほほんとした水草こと水上草介.最終巻とあってあちらもこちらもとりあえずの終盤,きっちりとカタをつけたり,余韻を残したりと,味わい深いラストとなった.草木に関する薀蓄が楽しかった.

  • L 御薬園同心水上草介

    可もなく不可もなく、惰性で読む感じ。ほのぼの。
    残念ながら話に引き込まれるようなことも、ドキッとするようなスパイスもない。
    が、ほのぼのついでに読了してしまう。そんな感じ。
    前作では紀州への旅立ちを決めたところで終わっていたが、今回は旅立ちまでの話。…まだだったかよ的な。
    草介のキャラ的に仕方ないが、まぁなんていうか途中飽きちゃうくらいの一定感。途中から草介の嫁取り話や高野長英話があったけどなんだかねー。
    最後の最後まで。だったよ。

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著者プロフィール

東京都生まれ。05年「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞を受賞。08年「一朝の夢」で松本清張賞を受賞し、同作で単行本デビューを果たす。’15年、幕末に浮世絵を守り抜こうとした絵師たちの姿を描いた『ヨイ豊』で第154回直木賞候補になり、歴史小説家として大いに注目さる。その他の著書に『花しぐれ 御薬園同心 水上草介』『連鶴』『墨の香』『父子ゆえ 摺師安次郎人情暦』『赤い風』『はしからはしまで みとや・お瑛仕入帖』『番付屋新次郎世直し綴り』『お茶壺道中』『とむらい屋颯太』などがある。

「2019年 『北斎まんだら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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