ファミリーデイズ

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 653
感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087711257

感想・レビュー・書評

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  • 普段エッセイはあまり読まないんですが
    4歳1歳の子どもたちと生活してる私には
    ドンピシャでした。

    どの話もそうそう!そうなの!
    と共感してしまいます。

    旦那さんも娘さんも
    とても魅力的な人で
    何度もクスッと笑わせてもらいました。


    何よりも瀬尾さん自身がとても前向きで
    読んでいると子育ての楽しさを思い出させてくれます。


    ちょっとしたことでイライラしたり
    落ち込んだりしてしまいますが
    この本を読むと
    楽しく子どもたちと過ごせそうです(^^)


    手元に置いて読み返したいと思ったので
    星5つ


    実はエッセイ好きなのかな…?
    他のも読んでみようと思います!

  • 瀬尾まいこさんは、エッセイでもらしさ全開。おっとりした旦那さまとめちゃくちゃやんちゃな娘さんがとても愛しく描かれてました。やっぱり、言葉の選択が秀逸。

  • 結婚、出産から、娘さんが3歳になるまでの家族のエピソード満載のエッセイ。

    ・我が家のメンバー
    ・虹が出たなら
    ・人生の岐路
    ・最強の占い師
    ・女子力発揮
    ・メモリアルデイ
    ・朝の定番
    ・主婦の心得
    ・読めそうで読めない明日に未来
    ・究極の共同生活
    ・対面は突然に
    ・Tomorrow will be more beautiful
    ・眠れ、よい子たち
    ・赤ちゃんはみんなのそっくりさん
    ・押し寄せるイベントたち
    ・今日も大いに拍手
    ・春、戻る
    ・すぐそこには、無数の手
    ・バイバイ、おっぱい
    ・不思議なお気に入り
    ・やんちゃ娘、世にはばかる
    ・おしゃれの道は遠い
    ・芸術の夏、到来
    ・怒涛の注射ラッシュ
    ・アイドル登場
    ・その手は何を指すのだろう
    ・新しい世界へようこそ
    ・バイバイはいつしか拍手に
    ・保護者一年生
    ・ちびっこ黒猫、登場
    ・赤ちゃんと子どものボーダーライン
    ・最後にやっぱりもう一度
    ・最初に覚えた名前
    ・必殺 おなかポーン!
    ・お手伝いは控えめに
    ・パラダイスからの逃亡
    ・名残はいまでもあちこちに
    ・ちびっこ先生、活躍の秋
    ・望まない祝福客
    ・明日はいつもすばらしい

    先生っていいなぁ。
    育児っていいなぁ。
    生きているっていいなぁ。
    と感じられる。

    自分の幼かった子供たちの思い出がよみがえり、一喜一憂した頃が懐かしく感じました。

    今、子育てしている人も、ひと段落した人も読んでほしい作品。

    • goya626さん
      瀬尾さんの文章は温かいですね。
      瀬尾さんの文章は温かいですね。
      2020/08/20
  • 初めて瀬尾まいこさんのエッセイを読んだけど、穏やかでほっこりさせてくれる素敵な本だった。私自身、中学高校と先生が大好きだったので、中学校の先生をやられていた瀬尾さんならではの生活の視点が、新鮮に感じられておもしろかった。私もこんな優しく幸せな家庭を築けたらいいなと思った。

  • 何気なく借りたエッセイだったけど、瀬尾さんがとても好きになれた本だった。お子さんが産まれてから3歳くらいまでのことが主だったが、やんちゃな娘さんにむきあってきた朗らかな人柄が伝わったし、自分の子育ても思い出せて共感ポイントが多かったのも面白かった。睡眠スペシャリストの旦那さんのエピソードがアクセントになっていて、ほっこり読み進めながらたまに爆笑できた一冊だった。

  • すごくほっこりする家族エッセイ!

    旦那さんののんびりぶりや娘さんの誕生、
    娘さんの成長の日々など、、、
    笑いあり涙ありの内容!!
    中学校の教員をしていたからこその視点や
    子どもが大好きな面が前面に出てて
    読んでて本当にこころがほっこりした♡

    自分の子どもの成長を見守れること
    とても幸せなことなんだなって思うと
    “家族”て良いものだなって思わせてくれた☺︎

  • 出産、子育てのエッセイ。
    元気モリモリに育っていく娘さんと、おだやかで眠ることが大好きな旦那さんとの生活を瀬尾さんの視点で追体験しているような感覚。

    じんわりと染み込む優しい雰囲気のエッセイだった。
    スーパーの店内で「一番たいへんな時やなあ。がんばってな」と言ってくれたおばちゃんが、店を出たあと追いかけてきて「がんばってるにきまってるわな。言い間違いや。無理せんときって言わなあかん」と言い直すエピソードがとてもよかった。それ以外にもいくつも素敵なエピソードがあった。瀬尾さんの文章はいいなあ。

  • 子育てのかけがえのない日々を、ほっこり楽しく綴ったエッセイ。子育て中の人も、子育てを終えた方も、子供を持たない人も、今日は素晴らしい、明日はもっと素晴らしいと信じたくなるような1冊(^^)

  • すうごく楽しかった!読んでて顔がにこにこしちゃう。続きもあったら読みたいなあ。

  • ちょっとした隙間時間にサクッと読めます。
    なんでこの人の文章は普段の生活でもキラキラしてみえるんだろうか。
    素敵な家族だなーと終始思いながら読ませていただきました。

著者プロフィール

1974年大阪府生まれ。大谷女子大学文学部国文学科卒業。2001年『卵の緒』で「坊っちゃん文学賞大賞」を受賞。翌年、単行本『卵の緒』で作家デビューする。05年『幸福な食卓』で「吉川英治文学新人賞」、08年『戸村飯店 青春100連発』で「坪田譲治文学賞」、19年『そして、バトンは渡された』で「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『あと少し、もう少し』『春、戻る』『傑作はまだ』『夜明けのすべて』『その扉をたたく音』『夏の体温』等がある。

瀬尾まいこの作品

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