- 集英社 (2019年2月26日発売)
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感想 : 64件
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784087711769
作品紹介・あらすじ
少女よ、長い夜を戦い抜け!
〈梟〉の一族は眠らない。たとえ最後のひとりになっても――。
サイエンス×忍者アクションエンターテインメント
「異なる存在をただ認めるだけで、生きる喜びが広がることもあるのだと、本書は史奈の姿を通して見せてくれるのだ」
北大路公子さん推薦!
<梟>の一族――。誰ともなくそう呼びならわされた人々には秘密があった。限界集落で身を隠すように生活している彼らは眠らないことに加えて、生まれつき常人離れした身体能力を持っているのだ。それゆえに歴史の影で大きな役割を果たし続けてきたのだった。
榊史奈は一族の末裔中、唯一の十代として期待を一身に背負いながらも、平和に暮らしていた。集落が何者かにより襲撃され、一名が死亡し、その他全員が彼女を残して消えてしまうまでは……。
敵の目的とは一体何なのか。単身で逃亡生活に追いやられた史奈は、一族の生存を信じて、また己のルーツに関する真実を知るため、戦い続ける。
なぜ一族は外の人間とは距離を置くのか?
奇病・シラカミが発病する者としないものの差は何か?
なぜ里を守らねばならないのか?
母と父は一体どこで何をしているのか?
そして、なぜ、こんなにも孤独なのか――?
<梟>は、死を恐れない。
〈目次=梟の一族 十一箇条の掟〉
一 備え怠るべからず
二 独りに利あり
三 怠惰憎むべし
四 驕るべからず
五 偏れば誤り多し
六 寡兵をもって多勢に勝つべし
七 機略縦横になせ
八 妬むべからず
九 怯懦恥ずべし
十 名誉を尊ぶべし
十一 賢将は勝って慎む
終章 梟の本懐
【著者略歴】
福田和代(ふくだ・かずよ)
一九六七年神戸市生まれ。神戸大学工学部卒業後、システムエンジニアとなる。二〇〇七年、航空謀略サスペンス『ヴィズ・ゼロ』でデビュー。大藪春彦賞候補となったクライシス小説『ハイ・アラート』、テレビドラマ化され話題となった『怪物』など、緻密な取材に裏付けされた、骨太でリーダビリティ溢れる作品を次々に上梓。「航空自衛隊航空中央音楽隊ノート」シリーズ、『緑衣のメトセラ』、『星星の火』、『黄金の代償』、『堕天使たちの夜会』など著書多数。
感想・レビュー・書評
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現代における忍者の末裔の話です。
想像力豊かな著者に感服したします。
素晴らしいお話ですね。またまた忍者に関心が向きました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
眠らなくてもよい体が
欲しいと思ってました。
そうすれば一日が長く
なった分好きなことを
していられるよねと。
子どもの頃の話ですが
懐しく思い出しました。
ところで本を読んでる
とき、登場人物たちの
顔かたちが頭に浮かぶ
でしょうか。
例えば東野圭吾さんの
湯川教授のように、
ドラマ化などされてる
と、その人が頭の中で
動くのですが、
そうでもないと作中の
表現もさほど反映され
ないまま、
のっぺらぼうのような
ぼんやりしたイメージ
が浮かんで動いてます。
体型はイメージできる
のですがファッション
や顔、髪型があやふや。
でもだからこそ時代を
経ても陳腐化しないの
でしょうね。
読み手の時代にあった
外見でぼんやり浮かぶ。
それこそが小説の登場
人物のイメージ。
お気に入りのあの人を
勝手にキャスティング
するのも愉しみの一つ
ですよね(笑 -
忍者の末裔とされる少女が一族存続の危機に立ち向かう。少女の活躍が描かれた小説。
スリリングで面白い。少し落ち着く箸休め的な部分もしっかりあって、解説に書かれた「忍者アクションエンターテインメント」という言葉がしっくりくる。
設定と前半の展開の読めなさが好き。
こぢんまり収まった感じはあるものの、王道の少年漫画のようで、楽しい一冊だった。-
初コメです。
古風な忍者というより現代的な忍者の生き方として面白さがありますよね。
「王道の少年漫画のよう」というキーワードから、松村涼哉さ...初コメです。
古風な忍者というより現代的な忍者の生き方として面白さがありますよね。
「王道の少年漫画のよう」というキーワードから、松村涼哉さんの『15歳のテロリスト』をオススメしてみます^_^2024/02/04 -
〉マメムさん
コメントありがとうございます!
正に現代的な忍者ですね。
同じ集英社という繋がりからか、週刊少年ジャンプを連想する一冊でした。...〉マメムさん
コメントありがとうございます!
正に現代的な忍者ですね。
同じ集英社という繋がりからか、週刊少年ジャンプを連想する一冊でした。「15歳のテロリスト」面白そうです。少し時間がかかるかもしれませんが、読んでみたいです!
2024/02/05 -
kikiさん、お返事ありがとうございます。
読みたいと思えた時に本を読むのが一番ですので、ゆっくりお待ちしてますね^_^kikiさん、お返事ありがとうございます。
読みたいと思えた時に本を読むのが一番ですので、ゆっくりお待ちしてますね^_^2024/02/05
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おもしろかった。初めて読む作家さん。図書館でなんとなく目に入ったので借りてみた。多分”梟”の文字に目が反応しただけなんだろうと思うが(笑)。絵がないだけで、ラノベ的ファンタジー。梟という眠らない一族の謎を解いていくという話。所謂悪者、意味なく悪い人が出てこないところが味がよい。設定の眠らないというのが病気の一種だという設定が面白い。軽いのでさくっと読めて、読了感も良い。主人公が異能美人女子高生で絵がないラノベ的なヒーローものという感じか。
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図書館の新刊の棚で見た文庫本がシリーズ2作目だったようなので、そういえばブクログのどなたかの本棚でも見かけたなと思って読もうと思いました。面白かったです。どう続くのか気になる。
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marumaruchanさん
コメント読んでみて、気になりコメントを送りました。
梟の一族は、僕も気になっていて文庫を買ったのですが、まだ読...marumaruchanさん
コメント読んでみて、気になりコメントを送りました。
梟の一族は、僕も気になっていて文庫を買ったのですが、まだ読んでいないけど、marumaruさんのコメントを読んで、ますます読みたくなりました。
4作もあるので、人気の作品だと思いました。2024/02/04 -
よっぴーさん。
コメントありがとうございます。
4作も出てたんですね。楽しみが増えました。よっぴーさんの感想も読んでみたいです。よっぴーさん。
コメントありがとうございます。
4作も出てたんですね。楽しみが増えました。よっぴーさんの感想も読んでみたいです。2024/02/04
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滋賀県の山間部に住まう“梟”という一族を描いた作品。
突然夜更けに一族の集落を襲撃され、一人逃げ延びた、16歳の主人公 史奈の長い夜が始まった。
逃げ延びる史奈に差し伸べられる手、誰が味方で誰が敵か、ハラハラドキドキしながら“梟”一族の秘密に迫るストーリーはひきこまれる世界。
想像力に乏しい自分には過剰なアクションじゃないのも良かった。
時折挟まれる、マイノリティの心情の苦しさには胸が痛む。
史奈が次第に険しく強い表情、眼差しになっていくさま、自分の使命を胸に成長する姿は見守る気分になれて良かった。
一本の映画を見終えた気分。 -
書店でタイトルと表紙デザインに惹かれ、文庫本の裏の「眠らないことに加え、常人離れした身体能力を持つ梟の一族」で、読んでみることに。もっとアクション多め、孤独でストイックな闘い、を予想していたが、どちらかというとサイエンス系のサスペンスが強め。それはそれで楽しかったが。続編があるらしい。このラストから、どんな展開になるのか読めない。
眠らないことに加え、常人離れした身体能力を持つ梟の一族が住む集落が襲撃され、主人公の高校生・史奈はひとり生き残った。里を去った幼なじみと名乗る二人が現れ、史奈は東京へ。行方不明となった祖母たちの生存を信じて動き始める。 -
忍者の末裔にグググッと最接近したお話。かっこいい。徳川時代に活躍した藤堂高虎の話などが出てくる。並外れた体力の隠密剣士がいた我が国は世界的にも珍しいなとしみじみ。水戸黄門の弥七などを思い出した。「梟」という名前が素敵だ。
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梟の一族ー。いつからかそう呼ばれるようになった人々には秘密があった。限界集落で身を隠すように生活している彼らには、眠らない下さいことに加えて、生まれつき常人離れした身体能力があった。
史奈は一族の末裔中、唯一の十代として期待を一身に背負いながらも平和に暮らしていた。集落が何者かに襲撃され、彼女を残して全員が消えてしまうまでは…。
梟シリーズの1作目。最近は、食事するとすぐ眠くなるので、眠くならないというのは羨ましい気もするかな。2作目も積読してあるので楽しみです。 -
久しぶりの福田和代。
デビュー当時は、クライシス作品が多く、何を読んでも面白い印象だったが、最近の作品は現実離れしていて、架空の設定が多く、序盤から挫折気味…
「梟」と呼ばれる人々が住む集落が、何者かに襲撃され、集落が全焼、1人の遺体が発見される。その襲撃から1人逃げ出した史奈。様々な人と出会い、「梟」の集落に何が起きたのかを探っていく。
次から次へと新たな登場人物が出て来て、敵か味方か分からないところはスリリングで、展開自体は面白い。
でも、やはり「梟」の謎の部分等は浮世離れ感が強すぎて、読み終えた時に残るものはあまりない。
エンターテイメント作品としては面白いと思うけど、私が作者に求めているものと違うから、個人の感想としては微妙。 -
『梟の一族』福田和代
眠らない一族<梟>。長い夜と共に過ごしてきた彼女たちは山奥の集落で静かに暮らしていた。ある夜、突然その集落が何者かに襲撃される。一人逃げ隠れた史奈は、翌朝燃え尽きた村を目の当たりにする。
<梟>の一族の隠された歴史<シラカミ>や井戸の水を飲みまわす<儀式>。集落の掟。襲撃事件から明かされていく<梟>の一族の秘密がとてもワクワクする。一族の最大の特徴である「眠らない」「常人離れした身体能力」がサイエンスによって解明されていく。それと同時に忍者との繋がり、多賀神社のネットワーク。現代に埋もれ身を隠すように生きる彼女たち、どの要素一つも欠けてはならない。展開も早く作中で移動する距離も半端なものではない。史奈と一緒に翻弄されたが、いかんせん彼女が冷静にものを見るおかげでストーリーは理解しやすくとても面白かった。 -
2022.4.14読了
著者の作品は初読み。
日本の伝承が好きなので、気になって手に取った。
期待を裏切らず、とても面白かった。
またこの著者の作品を読んでみたい。 -
あらすじ
榊史奈。16歳。滋賀の山の中にある集落に住む高校生。ある夜、集落が何者かに襲撃される。実はこの集落は昔から
梟の一族が住んでいる。一族の特徴は眠らないこと。そして身体能力が優れていること。そのための鍛錬も子どものころから行っている。集落全員は誘拐され、史奈は集落から出ていった人たちと協力しながら、真相を探っていく。
面白かったー。最初のページから「何?何が起こるの?」と展開がわからなかった。現代の忍者もので、あんまり読んだことないジャンルだったけど、滋賀の地形にしても、忍者の能力の生かし方にしてもディテールが細かくて、納得しながら、かつぐいぐい読める。しかも、戦国時代から続く歴史も組み合わさった、すごく楽しんだ。続編あるのかな。 -
特殊体質、それを他人に隠しながら生活するのはつらそう。
その能力をよく知りたいと思う人間がいるのもわかる。
他人のことは気にせず、自分は自分という生き方ができれば問題など起きないのかもしれないなぁ。 -
表紙を見て絶対面白いと思った。
眠らない一族、故郷の全焼、行方不明の住人、同郷の兄妹になりすます謎の男女…と、期待が高まる要素満載。
しかし終盤は善・悪が明快な構図で、やや子供向けの展開に感じたのが玉に瑕。
それにしても表紙が主人公のイメージにぴったり。
小中学生に是非オススメしたい。 -
おもしろかった。そのうち映像化しそう。
著者プロフィール
福田和代の作品
