- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087712278
作品紹介・あらすじ
童貫岳飛、全軍躍動を命じ、智多星、乾坤の策を練る。烈火愴風、江南に満ち、万骨溢れて、功成りし者なし。
感想・レビュー・書評
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南方の宗教叛乱が終結です
うーん禁軍童貫がつおい、つおすぎる
そして次代の英雄岳飛も童貫の元で飛躍的な成長を続ける
もう先が楽しみでしょうがない
それにしても…だ!
オリジナル『水滸伝』が大好きなワタクシとしては、史進や燕青、武松たちが歳をとっていくという状況がなんかまだ不思議な感じがして読んでいてふわふわする
史進なんてオリジナルでは20歳くらいでもうほとんど登場しなくなるからね
あーでもきっとこんな感じのおっさんになるだろうなっていう納得感がすごい
それぞれのキャラにすごい太い芯があるのでぶれないんよね
ちょっとやんちゃなところを残しつつ、次世代にも目を配る大人な史進
よい
そして我らが主人公楊令は今巻登場すらあまりなかったんですが、闘いだけでなく戦略面でも旧梁山泊のお歴々を凌駕してしまうスーパーぶりを見せつける
よーし、次はいよいよ禁軍とぶつかるのかな〜?なんて思ってたら…謙三兄貴、最後の最後にとんでもない爆弾をもってきやがった!
もう! -
やはり北方ワールドに引き込まれた!前にのめり込むように本を貪り、そして号泣。男ならと言いたいのかもしれないが女性でも共感は得られそうな気がする。日本にも多くの中国人がいてこの本を手にとっていると思う。どんな思いで見ているんだろうか?
誰もいじれない禁断の書とも言える「水滸伝」を北方流に解釈して書き上げて続編
水滸伝のエンディングで梁山泊にこもる全ての人の命ともいえよう「替天行道」の旗を宋江から渡された青面獣楊志の子、楊令。
序盤戦はいくつもの愛を受け育った楊令が幻王と名を変え、水滸伝とは異なる人格を見せる。生き残った史進、呼延灼、張清らが残存勢力を維持して楊令を首領として迎えると同時に再建を果たす!ここからが悲劇の連続だった。
水滸伝の中で地方軍の将から梁山泊入りした呼延灼将軍。梁山泊では常に本隊を率い全面の敵と向かい合っていた楊令伝においても役割は同じなのだが、老いに加え息子の凌が梁山泊入りをしていた禁軍の童貫将軍との決戦の折に宿敵趙安将軍を打ち破るが、一安心もつかの間で息子の凌の背後へ5000の騎馬隊が襲いかかろうとしていた。
初めて父が息子の背中を守った。息子は父が背中を守ってくれてるとは知らずに…「行くな!」読みながら呟いていた。呼延灼はただ1騎!5000の騎馬隊を止め散っていった。凌に双鞭をあずけて……涙止まんないから!これを書こうと頭の中で考えているだけでもこのシーンは泣けてくる。
激しい戦の中で父親としての優しい顔を見せた張清。
前作で片足を失うも片足での騎乗で禁軍を悩ませた馬麟。
元盗人上がりの鮑旭は部下の損害が最も少ないとされる名将であったが、呼延灼と同じように部下を守り仁王立ちの末に散っていく。
呉用に公孫勝や戴宗などは憎まれ役をかいながらも若者を育てるそんな役回りの末にやはり身を挺していく。
張橫の息子で楊令を影から支える青騎兵の張平や、弓の名人であった花栄の息子の花飛麟
この幾多の勇士のひとりひとりの生き様を描ききった作品に言葉はいらない。ただ読むたびに思い出すたびに涙がこぼれてくる。エンディングで楊令が死に、ひとり残された史進…彼の苦悩は岳飛伝に続く……
生涯でこれだけ泣けた小説はきっとあとにも先にもないことだろう! -
童貫軍と方臘軍の長い戦だったのに、最後の呂英に持ってかれた感がすごい。
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図書館で借りた。
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方臘、呉用、度人vs童貫、岳飛
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第5巻読了
呉用の活躍で禁軍の力を削いだものの、南での戦は終わる。
生き残った呉用は梁山泊に帰還。巻末には、扈三娘の子供がさらわれ、新たな展開が予想される。 -
前に全否定していた癖に戦は生き物と言い出し、ここでも疎ましがられ、心酔した頭領に死なれて生き残ってしまう、呉用の魅力全開な巻。
青蓮寺は、李富と聞かん章が若い頃は友情と青春の雰囲気さえあったのに、今はひどい有り様だ。
李富は何がしたいのかな~ -
北と南の戦いが集結。北は面白かったが南は殺戮に次ぐ殺戮。最後の最後に反乱軍と禁軍のまっとうな野戦があった。その間に梁山泊は力を大きく蓄える。この巻の呉用は好きだ。
一Qさんは閑山泊に加わる資格があるので!
し〜んぱ〜いないさ〜♪
一Qさんは閑山泊に加わる資格があるので!
し〜んぱ〜いないさ〜♪
良いのか?良くないのか?(・・?
良いのか?良くないのか?(・・?