星のひと

  • 集英社 (2008年4月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784087712285

作品紹介・あらすじ

第19回小説すばる新人賞受賞第一作
夜明け前の住宅街に隕石が落下。その日から人びとの日常は変化し始める。星が引き寄せた、隕石が落ちてくるよりも、もっと大きな奇跡の物語。生の輝きを、みずみずしくうたいあげる連作集。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

人々の日常が隕石の落下によって変わり始める物語は、登場人物たちの不器用さと優しさを描き出します。草太をはじめとするキャラクターたちは、さまざまな視点から語られることで、同じ出来事でも異なる色合いを見せ...

感想・レビュー・書評

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  • ☆3.0
    前に読んだこの作者さんの本が好きだったのでこっちも読んでみた。
    登場人物達が不器用だけど優しさを持ってるところが好き。特に草太が好き。

  • 前から気になっていた作家、水森サトリさん。
    久しぶりに、新しく開拓した作家さんがめちゃくちゃ自分好み!
    短編集かと思っていたら語り手が次々変わる、ひとつの物語。
    印象的な場面を違う人から映すとまるで変わる色合い。
    ぶっきらぼうに見えて、本当はすごくあなたに惹かれてるんだよ。とか。
    世渡り上手の人気者に見えて、本当は泣くのを我慢してるんだね。とか。
    頼りないと思われていても、たくさんの人があなたを好きなんだね。とか。
    そして人と同じくらい登場するのは月、星。宇宙。空を見上げる人。星に願う人。
    表紙はしんと静かな感じだけど、読後感がすごくいい、パワフルな物語。
    久しぶりに人にすすめたいと思った。

  • 隕石が落ちて来た家の周囲で次々と連なる連作。特別な存在でありたいと願い嫉妬からUFOが呼べると言ってしまう中三女子、妻子を大事に思いながらもどこかずれて不器用な父親、兄弟のような幼馴染みが初恋の相手のオカマちゃん、喧嘩して川に流される男子達。独特の透明感とすぐ傍らにありそうなリアリティに引き込まれた。

  • 宇宙をテーマに物語が進められていて、4つの章に分かれている。登場人物がなんだか明確な理由はないけど、好きになったなー。

  • サラッと読めた。隕石や宇宙がストーリーのそこここに盛り込まれているけれどSFっぽさは全然なく、日常生活とそれに関わってくる少しの星の話。キャラクターに癖がなく、みんな根っからの悪人!という訳ではないのでまったり本を読みたい人にオススメできる。それぞれがままならない世界の中で、もがきながらも生きているところが良かった。'16,4,3 図書館

  • 連作短編集。
    嫌な感じの登場人物もそこまでではなく、読みやすかった。

  • 星に見守られて生きる人たち。

    中3のはるきは何かとお年ごろで気むずかしく、草太の存在で築き上げてきた友情に入れてしまった亀裂を、UFOを呼び寄せると苦し紛れの嘘で償おうとしてしまう。

    草太の父、草一郎の過酷な労働状況と気づけなかった進行する家庭不和。
    草一郎の昔のご近所さんだった耕平はビビアンとなり、昔の恋心を成仏させるために動き出す。

    草太は適応能力が高くて人懐っこく、ちょっと悪ぶれるところもあり、不良の高宮と喧嘩に巻き込まれ、江戸川を漂流してしまう夜。

    漫画かっ!
    江戸川を船で漂流する草太と高宮を探す一行が、
    やたらと草太ばかりの名を叫んでいるなかで
    一人だけ高宮の名前を読んだ七海がよかった。)^o^(

  • 面白かった。草太いい奴。ただし思春期の頃にこんな子が近くにいたらまぶしくて近寄れなかったかも。他の登場人物の心情もよくわかって、どの話もよかった。さっちゃんよく我慢したな・・・。

  • 2013/01/03
    自宅

  • 2011/11/27 読了

  • 前作より地に足が着いてるというか、逆に言うとまとまっちゃった感があるので、ちょっと勿体ないんですが。
    「この本面白いよ!」って人にすすめるというより、なんというかやっぱり個人的にミョーに好き。
    透明感がいいです。

  • 綺麗な青い表紙に惹かれて読みました。
    題名と隕石というキーワードからSFチックな話を勝手に想像していたのですが、宇宙規模な話ではなく隕石をきっかけに起こった身近な世界での奇跡の話でした。

    女子中学生特有のジメっとした友人関係、鬱屈した感情、特別な存在でありたいと思う気持ち…自分が中学生だった時の事を思い出して共感する事もあれば、登場人物の突飛な思考回路についていけない事もあったり。

    大人達のキャラクター造形が浅く、「大人の情けなさやみっともなさ」が書かれているというより、ただただ幼稚で薄っぺらい人達という印象が強くちょっと気持ち悪さを感じました。

    良いなと思うところもあったのですが全体的に今ひとつな感じでした。

  • 凄い、凄く綺麗な光景が目に浮かぶ最後だった…これは良い小説『でかい月だな』を読んでたときも思いましたが人物像がハッキリしてて読みやすいしそれぞれの人物に魅力を感じます。草太と草一郎さん良かったです本当に好めた人物ばかりでした『…父さん』グッときたぞ涙 水森サトリ先生はお気に入り作家さんです

  • ■第19回小説すばる新人賞受賞第一作
    特別な存在でありたいと願う中3のはるき。ある日、同級生の草太の家に隕石が落ちて来たことに嫉妬して、UFOが呼べると言ってしまい…。星はめぐり、人々はつどう。生の輝きを描く瑞々しい連作集。

    ■■優しいお話でした。優しいけど、ほんのちょっとした弱さや醜さが、すれ違いを生んでしまう。

  • 「でかい月だな」を読んでからすごい好きになりました。あんまり読まないジャンルの曲なのですが、珍しくキュンキュンした ←
    ルナが好きです。

  • 図書館で借りた本
    小説できゅんとする作品にあまり出会ったことがないけど
    この作品は、登場人物が魅力的で、文章も読みやすい。

    でかい月だなもお気に入りで好きな作家さん。

  • 1人1人の感情がとてもリアル。
    なのにちょっとファンタジーで。
    そんな感じで好きです。

  • ルナを読み終えて、ちょっとぞっとした。
    最終的にぼろぼろ泣いてしまった。
    この方の文章、もっと読みたいけど、今も書かれてるんでしょうか。

  • 図書館で借りました。
    どの登場人物も魅力的で、
    (私は好き嫌いがハッキリしているんですが)
    コイツ嫌いだ…って思う人が一人も出てこなかった。

    皆が幸せになることは難しい。けれど、生きてる。
    なんだか切なくて、号泣しました。

    自分の心がしんどくなったとき、また、読みたいな。

  • 好きな表現、好きなフレーズをたくさん見つけた。
    2011.02.14

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