堀田善衞上海日記 滬上天下一九四五

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087712506

作品紹介・あらすじ

現代を予見する「乱世」の記録発見。1945年上海、敗戦の混乱を克明に記す27歳の青年は何を見、何を考え、どう生きたか。「乱世」を見つめ続けた作家・堀田善衞の思索の原点。

感想・レビュー・書評

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  • 新潮2009年2月号書評より

  • 衝撃を受けた。
    上海に行って、彼が歩いた町を歩きたいと本気で思った一作。
    歴史的資料でありながら、最高の恋愛小説でもあると思う。

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著者プロフィール

1918年富山県生まれ。小説家。1944年国際文化振興会から派遣されて上海に渡るが、敗戦後は中国国民党宣伝部に徴用されて上海に留まる。中国での経験をもとに、小説を書き始め、47年に帰国。52年「広場の孤独」「漢奸」で芥川賞を受賞。海外との交流にも力を入れ、アジア・アフリカ作家会議などに出席。他の主な作品に、「歴史」「時間」「インドで考えたこと」「方丈記私記」「ゴヤ」など。1998年没。

「2018年 『中野重治・堀田善衞 往復書簡1953-1979』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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