怪のはなし

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 161
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087712568

感想・レビュー・書評

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  • 2021.2.7

    オカルト本を読むのは好きだけど、こちらはよくある体験談とはちょっと違う体験談。怖いというより不思議な話もほんわかした話もある。
    怖がらせるための話じゃないのでオチはあまりない。

    印象的だったのがとある一般公開していない神社での話。
    こういう「ホンモノ」の神様のいるところで某漫画の斎さんのような方が修行しているんだろうなぁと思った。

  • 相変わらずもったいぶって長々書く割に
    あ、うん。
    といいたいような、気のせいじゃ…と言いたくなるような話ばかり。
    何もできない人は何もしないほうが…

  • 怪に関わった著者の、エッセイというか実話怪談というか。
    民俗学的知識が多くて面白い

  • 夜に読むとやっぱりちょっと怖かった…

    暦の話が印象的でした

  • 世の中にお化けなんているわけないのに いるように淡々と本で書いているだけ 短すぎてつまらなかつた 

  • 怖いの苦手な人でも読めそうな印象。
    霧の話はなんだか惹かれる。記憶の話と猫の話はほのぼの。
    侍の話と神楽の話は笑ってしまう。
    そんな一冊でした。

  • 実体験だから作り物めいたおどろおどろ感が無い分、リアル。
    怖い話や不思議な話が二十話収録されていますが犬に導かれて湧き水に行く話と猫の話が優しくてほっ、としました。

  • 実話なのかもしれないが、客観視出来ないから怖くない、ってか、病んでる?的な内容に感じる。
    怪談を、主観で書くのは宗教みたいな内容になる。

  •  怪異に好かれやすい「怪談体質」を自称する著者が、初めから全て自分で文章化した、「自筆で書いた」初めての怪談集である。
     二十の怪談が収録されているのだが、どれもこれも自己主張が激しい怪異ばかりで、面白怖かった。

     特に印象に残っているのが「暦」「道」「雑踏」の話だ。
     日常生活にとても身近でありながらも、普段は意識することのないもの。普段使用していて、常に違和感を感じる場所があるなら、なるべくそこには近づかない方がいい。そう思わせる話だ。

  • ■ 1204.
    <読破期間>
    2012/1/13~2012/1/13

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著者プロフィール

加門七海
<プロフィール>
東京都生まれ。美術館学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』でデビュー。伝奇小説・ホラー小説を執筆するかたわら、オカルト・風水・民俗学などへの造詣を生かしたノンフィクションも発表。自身の心霊体験をもとにした怪談実話でも人気を博す。小説に『203号室』『祝山』など、ノンフィクション・エッセイに『大江戸魔方陣』『お咒い日和』『墨東地霊散歩』『加門七海の鬼神伝説』など、怪談実話に『怪談徒然草』『怪のはなし』など多数。

「2023年 『神を創った男 大江匡房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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