マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

著者 :
  • 集英社
4.02
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本棚登録 : 1103
レビュー : 220
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087712902

作品紹介・あらすじ

国家の未来に関わる重要な文書が入った"箱"を父親から託され、GHQを始め大きな敵に身を追われるはめになった、子爵の娘・咲智子。混血の貿易商・ジョー、華麗な歌姫・マリア、和装の元軍人・十郎、そして、がらっぱちだけれど優しい青年・勘一にかくまわれ、敵に連れ去られた両親の行方と"箱"の謎を探る、興奮と感動の番外編。

感想・レビュー・書評

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  • もう、掛け値なしに、とてつもなく楽しい♪♪♪

    このまま映画やミュージカルにしてしまえるような
    。。。というか、私の頭の中ではすでに映像化されていて、
    もちろんエンドロールには、かずみちゃんとマリアのツインボーカルで
    ピアノはサチさん、サックスはジョー、ドラムスは十郎、ベースは勘一という
    東京バンドワゴンの面々が演奏する「My Blue Heaven」が
    高らかに流れるのです!

    本編ではもう亡くなって、おっとりと品のある幽霊として皆を見守っている
    サチさんのやんごとなき生まれに、ああ、なるほどと納得し

    東京バンドワゴンの二代目店主の草平さんの博識なダンディーぶりに心奪われ

    Boy meets girlを絵に描いたような、悪漢からサキさんを鮮やかに救う
    勘一さんの漢気に拍手喝采し
    (それにつけても、勘一さんのモヒカン頭を映像でぜひ観たいものです)

    ルパンを支える次元、五右衛門、峰不二子のような
    ジョー、十郎、マリアの活躍に胸躍らせる

    楽しい楽しい、小路さんのサービス精神が満ち満ちた作品です!

    • doroppo4さん
      とても素敵なレビューですね。

      この物語をよんだ時のワクワク感を思い出しました。
      とても素敵なレビューですね。

      この物語をよんだ時のワクワク感を思い出しました。
      2012/07/24
    • まろんさん
      あこさん☆

      こちらこそ、ありがとうございます!
      心の通じる、素敵な読書仲間さんができてうれしいです♪

      私は貧乏性なので、読んだ本でも、見...
      あこさん☆

      こちらこそ、ありがとうございます!
      心の通じる、素敵な読書仲間さんができてうれしいです♪

      私は貧乏性なので、読んだ本でも、見た映画でも、
      どこかに読んでよかった、見てよかったと思えるところを見つけないと気が済まなくて
      どうしても批評精神の足りない、のほほんとしたレビューになってしまうのですが
      そんな風に言っていただけて、救われます(*^_^*)

      この本は、あこさんの仰る通り、音楽が生き生きと聞こえてくる作品でした。
      東京バンドワゴンシリーズ、図書館になぜか飛び飛びにしか蔵書がなくて
      本編は2冊目までしか読めていないのですが、
      早く3巻目を手に入れて読みたいくて、うずうずしています(*^_^*)

      2012/07/25
    • まろんさん
      doroppo4さん☆

      コメントありがとうございます。
      光栄なお言葉に、猫を抱いてくるくるしてしまう私です♪

      この本のワクワク感、今もし...
      doroppo4さん☆

      コメントありがとうございます。
      光栄なお言葉に、猫を抱いてくるくるしてしまう私です♪

      この本のワクワク感、今もしっかり持続中で
      この2日間、お皿を洗いながら、掃除機をかけながら
      つい「私の青空」(←英語の歌詞が歌えないため、日本語になってるところが情けないですね)を
      口ずさんで、うるさがられています。
      2012/07/25
  • 図書館にて。
    バンドワゴンシリーズのスピンオフ作品。
    勘一とサチの出会いから結婚までの物語だが、もう出だしの偶然の出会いなど、どうにもその無敵ぶりが今回もSFじみている…(笑)
    どっからでもジョーカーが出てくる感じで、今回も楽しめた。
    はっきりした悪役がいるわけではないけれど、絶対ハッピーエンドになるだろうという安心感は水戸黄門並み。
    (褒め言葉です)
    既刊はあと何冊?早く次が読みたい。

  • 東京バンドワゴンの番外編
    シリーズの大家族を中心とした展開とは違うけど、読み心地の良さは一緒。登場人物の過去やバンドワゴンの歴史もでてきたりで、より作品の世界観が広がった感じ。

  • 「東京バンドワゴン」 第四弾

    今回は、なんと!幽霊おばあちゃんサチさんの娘時代のお話。
    国家の重要文書を託され追われる身となったサチさんが堀田家と出会い
    仲間たち
    ・混血の貿易商、高崎ジョー
    ・華麗な歌姫、マリア
    ・和装の元軍人、十郎
    ・がらっぱちだけど優しい青年、勘一
    に守られ、連れ去られた両親を助け出そうと・・・。

    勘一さんとの「LOVEだねぇ」も!?
    ちょっと、にやっとしてしまう~。

    今までの中で、一番好きかも!!

  • 2013.10.07読了

  • 東京バンドワゴン‐番外編。
    語り手が存命の時代。勘一との出会い。前作ででてきたかずみさんとかジョーさん。
    熱い。

    C0093

  • 下町の庶民の物語だと思って読んでいたら、まぁ、なんとも壮大な背景があったのですね。
    勘一の祖父達吉の出自に、負けず劣らずのサチの出自。
    今までの3巻とはちょっと違った一冊だったので、これからどう展開していくのか楽しみです。

  • 戦後の話だとあったので、あんまりハマれないかなーと思ったけど、ここまで東京バンドワゴンを読んできたらこれを読まずしてどうする!というような1冊。いつもとは違うところにスポットライトが当たってるのがまた楽しい。

  • 東京バンドワゴンシリーズ 番外編

    終戦後の激動の時代に、語り手であるサチが堀田家に嫁ぐまでの物語。

    prologue
    第一章 On The Sunny Side Of The Street
    第二章 Tokyo Bandwagon
    終章  My Blue Heaven
    epilogue

    サチは華族・五条辻家の令嬢で、終戦による混乱の中、父母はGHQに連れ去られてしまう。

    父母からサチに託された政を左右するという天皇陛下の文書を巡って現れる者たちと、命に懸けて守る堀田家の面々。

    堀田家がかつて財閥であったことや、我南人の口調の秘密など、東京バンドワゴンのルーツが詰まった物語。

    かなり話がでかくなってるのも、まあ良しとしましょう。

  • サチとの出会い 戦後編 バンドワゴンシリーズは読みやすい。目になじむ感じ。語り口だろうか

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著者プロフィール

小路幸也
1961年、北海道生まれ。2003年、『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』でメフィスト賞を受賞しデビュー。「東京バンドワゴン」シリーズをはじめ著作多数。近著に『マイ・ディア・ポリスマン』『猫ヲ捜ス夢 蘆野原偲郷』『花歌は、うたう』などがある。魅力的な登場人物と温かな筆致で、読者からの熱い支持を得ている。

「2019年 『あの日に帰りたい 駐在日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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