楊令伝 坡陀の章 (10)

  • 集英社 (2009年7月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784087713091

作品紹介・あらすじ

新しい時代の始まり
梁山泊との戦いによって童貫、李明を失った禁軍は崩壊。河水沿いの地域を支配下においた梁山泊は、新しい国づくりを始める。一方で、金の宋に対する攻勢が増し、ついに都・開封府を陥とす。

みんなの感想まとめ

新しい時代の始まりを描いた本作では、梁山泊が新たな国づくりに挑む姿が鮮やかに描かれています。物語は、禁軍の崩壊や宋の滅亡を経て、梁山泊が一つの国家として成長していく様子に焦点を当てています。特に、史進...

感想・レビュー・書評

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  • 秦容来たー!そしてツエー!鬼ツエー!

    はいなんかもう史進が主人公でいいんじゃね?ってくらい愛されてます
    私も愛してます

    『水滸伝』『楊令伝』で一番登場回数多いの間違いなく史進やもん
    ていうか会社にもいるよねー!めちゃめちゃ仕事できるんだけど、かまってあげないとすぐむくれる上司
    若いときやんちゃしてましたーっておじさんに多いわ
    つか北方謙三アニキそのものなんじゃなかろうか?って気もして来ました

    入社したては仕事はできるんだけどさぼってばかりの問題児、取引先の偉いさんに楯突くけどなぜか気に入られる
    自分が好きな仕事はめちゃくちゃ気合入れて成果をあげるけど、そうじゃないとミスばかり
    それでも将来を見込まれて社長に遠方の支社に修業に出される
    そこで恩師ともいえる人に出会い成長し、仲間を増やして出世し本社に凱旋
    だけど根っこの性格は変わらずに無茶をやり続ける、みたいな

    ( ゚д゚)ハッ!

    本宮ひろ志かよ!

    • 1Q84O1さん
      本宮ひろし、知ってるけど読んでません…
      本宮ひろし、知ってるけど読んでません…
      2024/02/14
    • ひまわりめろんさん
      クマさん

      史進が日本刀で鉛筆削るシーンはまだないです(そんなシーン永遠にないわ!)
      いろんな事情ってそんなんビジネス的事情に決まってますが...
      クマさん

      史進が日本刀で鉛筆削るシーンはまだないです(そんなシーン永遠にないわ!)
      いろんな事情ってそんなんビジネス的事情に決まってますがな
      2シリーズ続けてオリジナルキャラは売れんだろうという統括本部長判断たぶん
      2024/02/14
    • ひまわりめろんさん
      一Qさん

      まずはパチスロサラリーマン金太郎から!
      一Qさん

      まずはパチスロサラリーマン金太郎から!
      2024/02/14
  • 前章からちょっと間が空いてしまいました。
    童貫元帥戦死でこれからどうなるかと思いきや、
    あっという間に金が侵略→宋滅亡!

    これまでは打倒宋という目標で進んでいた梁山泊が一つの国家として新たな展開となり、違う面白さに
    なっていますね。

    南で新たな帝をたて、南宋が建立するなど、これから梁山泊とどう対立していくかが見ものです。

  • 素敵な日本語「休みの日のめしは、ほんとうにいい。」

    候真×徐絢
    ありがとうでは足りなかった。
    足りなかったものがわかった。
    ありがとう、あたしみたいな女、好きになってくれて。
    最後にあたし呼びになったこと、候真の気持ちが徐絢の心の形を整えたこと、悲恋ではあったけど、すごく良い関係性だったなぁ

    楊令と豪傑達の会話が好き。
    あと水軍が、活躍したね。項充の水陸両刀軍の活躍をやっと見れて嬉しかった!!!!!

    史進が葉敬に稽古をつけているの、史進が王進に稽古してもらってた時みたいでなんだか懐かしい気持ちになっちゃった。そして班光と史進がお互いにツンデレなのが推せる。

    やっぱり子午山ボーイズはみんな強いな。秦容、こざっぱりしてて好きだ。そして新たな女の豪傑が!
    どうなっていくかな。

    今回はちょっとゆっくりしてた巻やったから、次からはどうなるかな。楽しみだけどこわい。水滸伝シリーズの、読書の醍醐味だなぁ、続きが楽しみなのに終わりが怖いこと。

  • 宋国は倒れた後、着々と内政を整え、国造りを進める梁山泊。楊令は思い描く国家を実現するために奔走するが。人々の心をまとめて組織を動かすことの難しさはいつの時代も同じだと感じる。

  • やはり北方ワールドに引き込まれた!前にのめり込むように本を貪り、そして号泣。男ならと言いたいのかもしれないが女性でも共感は得られそうな気がする。日本にも多くの中国人がいてこの本を手にとっていると思う。どんな思いで見ているんだろうか?

    誰もいじれない禁断の書とも言える「水滸伝」を北方流に解釈して書き上げて続編

    水滸伝のエンディングで梁山泊にこもる全ての人の命ともいえよう「替天行道」の旗を宋江から渡された青面獣楊志の子、楊令。

    序盤戦はいくつもの愛を受け育った楊令が幻王と名を変え、水滸伝とは異なる人格を見せる。生き残った史進、呼延灼、張清らが残存勢力を維持して楊令を首領として迎えると同時に再建を果たす!ここからが悲劇の連続だった。

    水滸伝の中で地方軍の将から梁山泊入りした呼延灼将軍。梁山泊では常に本隊を率い全面の敵と向かい合っていた楊令伝においても役割は同じなのだが、老いに加え息子の凌が梁山泊入りをしていた禁軍の童貫将軍との決戦の折に宿敵趙安将軍を打ち破るが、一安心もつかの間で息子の凌の背後へ5000の騎馬隊が襲いかかろうとしていた。

    初めて父が息子の背中を守った。息子は父が背中を守ってくれてるとは知らずに…「行くな!」読みながら呟いていた。呼延灼はただ1騎!5000の騎馬隊を止め散っていった。凌に双鞭をあずけて……涙止まんないから!これを書こうと頭の中で考えているだけでもこのシーンは泣けてくる。

    激しい戦の中で父親としての優しい顔を見せた張清。

    前作で片足を失うも片足での騎乗で禁軍を悩ませた馬麟。

    元盗人上がりの鮑旭は部下の損害が最も少ないとされる名将であったが、呼延灼と同じように部下を守り仁王立ちの末に散っていく。

    呉用に公孫勝や戴宗などは憎まれ役をかいながらも若者を育てるそんな役回りの末にやはり身を挺していく。

    張橫の息子で楊令を影から支える青騎兵の張平や、弓の名人であった花栄の息子の花飛麟

    この幾多の勇士のひとりひとりの生き様を描ききった作品に言葉はいらない。ただ読むたびに思い出すたびに涙がこぼれてくる。エンディングで楊令が死に、ひとり残された史進…彼の苦悩は岳飛伝に続く……

    生涯でこれだけ泣けた小説はきっとあとにも先にもないことだろう!

  • 図書館で借りた。

  • 杜興と岳飛の火を囲んでの語らい、
    尽忠報国の思い、生き様が続く。続く。

  • 20160714。梁山泊は国作りに励む。

  • 第10巻読了

    童貫を破り新しい国を作った梁山泊。この巻は、国づくりと新しい世代の人がでてきており、戦いは地味な印象を受ける。次巻以降楽しみなのが、王進の元を離れた秦容が山を下りたことか・・

  • 2013/12/20【古】 105円

  • 北宋が滅亡し、江北は都市国家が乱立状態って状態。
    梁山泊もほとんど戦いはなく、国造り中。

    って巻で、正直イマイチ。

    この頃の日本は平清盛がまだ10歳くらい。彼はその後日宋貿易で財をなすんだけど、日本との交易が価値のあるものだったことが、楊令伝を読んでると分かります。

  • 久しぶりにシリーズを読んだ。最大の敵を倒したあとの国づくりに苦心しながら取り組む梁山泊。経済の基礎や軍備を整える様子は具体的でリアリティーがある。古い世代と新しい世代の確執も表面化し、面白い展開に。

  • 大きな戦が終わり、金、楚、西夏、梁山泊、青蓮寺がそれぞれの”国”を作ろうと動く。しっかりと国の形を思い描くことと現実的な道筋をつけることが大事。子午山からは、今度は秦容が下山。

  • 童貫戦が終わってしまったせいか、読み手側が気抜けしてしまった。次の展開が難しいなあ。

  • 税は少なく、足りない分は貿易によって賄う。 そんな国の運営が可能なのだろうか? 楊令の目指す「帝がいる今までの国の姿ではない、新しい国」 「国民の為の国」を作るのはかなり難しそうだ。 大きな話とは別に、水滸伝からの人物はみんな歳をとっていく。 戴宋は嫌な爺になってしまった感じ。 公孫勝は寂しい老人。 史進は扱いにくい親父。 なんとなく、自分も一緒に歳をとったように感じてしまうだけに寂しい。 特に名前が出てこない兵1人1人の年齢も全体的に上がってきている。 楊令はこれをどう若返らせるつもりなのか。 最後に秦容が王進の元から下りてくる。 今後どういう活躍をしてくれるのだろう。

  • 岳家軍が楽しくなって来た!なんかほほえましい。。
    秦容がとてもかっこいいよ!

  • 鄔梨の助言により、日本から西域までの交易を目指す楊令は、杜興や武松らを西域へ派遣。
    日本人・五郎と共に西域へ向った杜興が耶律大石と接触し、成果を挙げる。
    残る懸案は西夏の動向。
    旧方臘軍の残兵らが人間らしい暮らしに戻ると、率いていた望天吼・韓成は呉用の命により、西夏へ向う。
    子午山でも霹靂火・秦明の遺児・秦容が逞しく成長し、公孫勝に伴われて西夏を目指す。
    一方、開封府が陥落し、上皇・徽宗や皇帝・欽宗を初め皇族の殆どが北へ連行されて宋が滅亡すると、青蓮寺・李富と李師師の謀略により南京応天府で皇族の趙構が即位。
    致死軍を率いる侯真は南宋の宮廷を探りつつ、愛する徐絢を救い出そうとするが・・・

    王進先生も、すっかり白髪の翁になりましたねw

    ニン、トン♪

  • 戦いというお祭りの後も、生き残ったひとびとの生活は続くのだの巻。なんか、かつての英雄が平時になって退屈そう。楊令も史進も岳飛も。なんか、外から強敵とかきたら一致団結して戦えるのに。日本とかモンゴルとかが攻めてこないかな。

  • 第十弾
    金、南宋、西夏、梁山泊、賊徒、元禁軍と入り乱れて混沌としているが、若い新しい人物も登場してきており、今後どのような形になっていくのか。

  • ついに金が北方に進出。宋は南に逃げ、いわゆる南宋が成立します。
    その中で梁山泊は西方との交易を始め、宋から離れた形となった岳飛も動き始めます。

    安定した面白さはあるのですが、やはり梁山泊が明確な「敵」を失った分、物語にダイナミズムが欠けて来ています。
    今後は岳飛との衝突がひとつの核となると思われますが、岳飛は敵としてはいまひとつ小粒の感が否めません。

    歴史大河小説(を目指しているのかは知りませんが)としては、ちょっと尻すぼみになりつつあるような・・・そんな危惧が少し。
    それでも読み続けますけど。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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