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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784087713138
作品紹介・あらすじ
紛糾する議会、ロベスピエールの台頭
オータン司教・タレイランが推進する聖職者民事基本法は、非難が集中し頓挫する。ミラボー、ロベスピエールたちはどう動くのか。日本小説史上初・フランス革命の全貌を描く渾身の長編歴史小説。
感想・レビュー・書評
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2010.03.02 (8) エンターテイメントとしては?登場人物の個性がキャラが無い。
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武力による革命はひと段落したかのように見える。議会が開かれそこで日々話し合いが行われるが、そこではジャコバン派の中でもミラボーとそれに反対する勢力とでの争いが起こる。王権を守って、最終的にはクーデターをもくろむミラボーと、王権をしっかり押さえこんで、民衆が中心であろうという派閥が対立する。この巻を読んでようやく、宣誓拒否聖職者の意味も分かってきた。そしてこの間の後半で、ここまでのフラン府革命の中心にいたミラボーが死んだ。
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教会は分裂、議会は迷走し、革命は危機を迎える。
さらば最後の英雄ミラボー
我がフランスに理性と自由の不動の基礎を。
タレイラン・・・・・ミラボーのおかげでせっかく巧くいきかけていたところを、己の自尊心のためだけに台無しにして、挙句の果てに議会の空転を招いただばかりか、自分では収集がつけられないという有様。
ロベスピエールも自分自身の理想を掲げて唱えるだけで実行力が伴わない。
政治(革命)とは、ミラボーのように清濁併せ呑んで結果良しとすればそれに越したことはない。行き過ぎ、焦りすぎは禁物であるものなのでしょうね。
重態の身体をおしてみんなのために一人で奔走し、結果的に命を縮めてしまった感があり、とても残念です。とはいえ、ミラボーの奮闘がなかったら事態はさらに最悪の状況になっていたことも事実。
ミラボー、安らかに眠ってください。あなたは間違いなく革命の英雄です。 -
ミラボーが死に、ロベスピエールにスイッチが入った。圧巻の14章と終章。
第4巻は1790年夏からミラボーが死ぬ1791年4月まで。まだうだうだやってる聖職者民事基本法を代表例として、さまざまな法案が理想と現実と色々な人の思惑とでもみくちゃになって、「新しい国づくり」の行く末がわからない状態になっていく。議会は迷走しているけれど、皆が議論を尽くそうとする姿はやはり素敵だ。日本の国会は数にものを言わして人の話をまともに聞かない態度の人もいますからね。
タレイラン、ミラボー、ロベスピエールの3人のキャラ立ちが鮮烈。ミラボーは左右極端な議会を見限り、亡命禁止法案の人権宣言への矛盾を見抜き、革命の行きつく先が新たな独裁者を生むことを見抜き、新たに国王を立てたクーデタを起こそうとしていた。「ほどが良いのだよ、私の政治は。」ロベスピエールに言ったこの言葉はしかしロベスピエールには伝わらなかった。唯一の穏健保守が死んでしまい、代わりになる人がいなかった。
タレイランの核は、良すぎる家柄から来る持って生まれた極端な自尊心と、それゆえの強烈なコンプレックスに支えられた自分中心主義。彼が率先した聖職者民事基本法がどうもうまく行かなくて、自暴自棄になりながらも投げ出さないしぶとさがすごく人間臭くて、デムーランみたいに可愛く感じる。彼は独裁者にはならない。自分が好きすぎる人は独裁はしないだろう。
ロベスピエールの危険性がそこここに滲む。デムーランとリュシルの結婚式で、「革命の最中なのだから個人の幸福は後回しで構わない(特に革命を推進する立場の者は)。」というところは背筋が寒くなったし、ミラボーが臨終に際しロベスピエールに「人間とは清濁併せ持つ者だ」「君にはそうなってもらわないと困る」「じゃないと独裁者になるぞ」と畳みかけられるが、ロベスピエールは真にはミラボーの言葉がわからなかった。ミラボーは人が好きでたまらなかったのに、ロベスピエールは多分そうではなかったことが2人の差。圧巻の14章と終章。 -
さよならミラボー。次巻からはロベスピエールですかねー。 もう少し日本語読みやすいと良いんだけど。語感がちょっと自分に合わないところあるけど、ストーリー重視で進めたい。
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小説フランス革命、1巻からの最大の貢献者、「革命のライオン」ミラボーが死す。1791年、42歳だった。この第4巻にて、作者のミラボー愛は全開。死の直前、ミラボーがタレイラン、ロベスピエーロ、それぞれと対面するシーンは大河小説の最大の名シーンだろう。
タレイランとロベスピエールを足して2で割った人物がいれば、と嘆くミラボー。
それにしてもミラボー亡き後、フランス革命もこの小説もどこへ向かうのか、心配だ。残されたロベスピエールに主人公としての器があるのか。 -
ミラボーの活躍っぷりと、ミラボーの死。
ロベスピエールのヤバさも垣間見える。正義を貫こうとしすぎて、まっすぐ過ぎてうまくいかない。頭角は現してきている。
タレイランは結果的に見ると無能。 -
すごく時間がかかってしまったけれど、やっと読み終わった。
革命の立役者ミラボーの死とロベスピエールの覚醒が描かれて、革命の転換点を迎えんとするフランス。ただ青い若者風だったロベスピエールが、何故この後恐怖政治を敷くに至るのか、推測できるようになったし、自分と似ている共感ポイントもあって、なんだか切なくなった。正義感が強く、理想を純粋に追い求め、妥協を許さず…自分に厳しい彼は、他人にも同じ姿勢を求めてしまう。その不器用さを、愛おしく感じた。 -
バスティーユから間もなく2年。ミラボー逝く。ここまでの4巻、すなわち革命の前半の主人公はミラボーだったのであり、作家によってもっとも血肉を与えられていたのもまたミラボーだった。 次はいよいよロベスピエールの時代到来か。
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ミラボー死去。
ここまで、革命は政治テロには至っていない。
それだけに、「小説吉田学校」とかを読んでいるような感じがしないでもない。(とくに、漫画版) -
ミラボー死す。四巻まで読みながら一連の人物描写で、彼が誰かに似ていると思っていた。
わかった。小沢一郎氏だ。 -
ミラボーという男の全てを知れた気がする。
ロベスピエールはどう変わっていくのだろうか。 -
ミラボーなき後の混乱への序章という感じか。
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兵士の俸給を巡って兵士が暴動。これの鎮圧を議会の承認を得ずに行われた!。僧侶は僧侶で聖職者民事基本法を巡って宣誓派と非宣誓派に分裂。混乱する議会を収拾できるのは誰か?その唯一の人物の運命や如何に!
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2009年10月30日読了。今回は会議ばっかりで眠かったが、最後のミラボーとロペスピエールの会話は、先の恐怖政治を彷彿とさせる伏線だったなー。
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これからもこのシリーズはつづくということだが、この巻までで、一区切りといったところか。まさにひとつの時代の終わりという感じ。というわけで長い。
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