静かにしなさい、でないと

著者 :
  • 集英社
2.92
  • (3)
  • (24)
  • (52)
  • (21)
  • (9)
本棚登録 : 242
感想 : 65
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713206

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 短編集。

    最初の
    『内海さんの経験』が面白かった。

    こういうタイトルをつけるのは、朝倉さんならではかも。

    語り口もなんかクセになります。

    これからも、まだまだ朝倉ワールドについていきそうです。

  • 微に入り細に入り・・・
    ちょっとめんどくさい。

    当分朝倉かすみはいいかな~、と思った。

  • イタい。イタくて恐い。
    そんな女性たちが登場する短編集。

    "朝倉的ユーモア"で途中思わず笑って
    しまうんだが、最後に残る感想は「女性
    ってコワイ」になってしまうところに妙味
    がある。

    でも、この短編の中でワタシがいちばん
    好きなのは、そういうイタこわ女性が登場
    しない「やっこさんがいっぱい」という作品。
    短命で"ぽっくり"逝ってしまう家系の48歳
    の旦那と、そこに嫁いだ45歳の奥さん。
    いつ"ぽっくり"が来るかと恐れながらも、
    しっかり生きてゆこうとする人間の強さが
    感じられて面白い。

    ちなみに、7つの短編のうち、この「やっこ
    さんがいっぱい」だけは書き下ろし。

  • ちょっと合わないかも。

  • タイプの違う女性が主人公の短編集です。

    彼女らの胸のうち、頭のなか、思ってることや考えてることが綴られている。
    親しい相手に対しても時には毒づくし、自分への評価は案外高かったりもする。
    「わたしがこの子だったらもっと上手くやるのに」
    「自分の居場所はここじゃない、この程度じゃない」
    女達の自意識がぎっしりと詰まった一冊。どろどろした内面を覗くのは息苦しさすら感じました。

  • 独特な世界観を持った女性達の短編集。

    前回読んだ著者の作品が好きだったので、今回こちらを手にしましたが、合わなかったようでした。
    残念です。

  • 自作自演の子犬救出劇を同級生に目撃され、転落していく美少女。
    カード破産しながらもロハス生活を実践しつづけるカップル。
    短命の家系に生まれた夫の「ぽっくり」を恐れる中年初婚夫婦etc…
    「わたし」という容れ物の限界に翻弄される人たちの、哀しくも可笑しい自意識を描いた傑作。
    (アマゾンより引用)

    短編集。
    全体的にあんま面白くなかった(´・ω・`)

  • タイトルは好きですね、とても

    これを機に朝倉さんの作品を沢山読みたい…
    と思ったのだけれど、残念ながらそこまで面白くは無かった…という

    でもうん、
    タイトルは、好きですよすごく

  • 短編集。
    気持ち悪くて、久々耳に入る形容詞が多くて、
    後味は嫌いじゃないタイプの小説。
    美人な女子!が主人公の綺麗な小説ではない。
    あまりスポットライトを浴びなかった子達が
    ぞろぞろと出てきたね、という印象。
    万人受けしないからこそ、コアな読者から
    待ってましたこういうの!と言われそう。
    最後の作品は太宰治の女生徒ちっく。

  • 2014/7/20 読了

全65件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1960 年生まれ。北海道出身。04 年「肝、焼ける」で第72 回小説現代新人賞、09 年「田村はまだか」で第30 回吉川英治文学新人賞、19 年「平場の月」で第35 回山本周五郎賞受賞。

「2021年 『ぼくは朝日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

朝倉かすみの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
朝倉 かすみ
絲山 秋子
朝倉 かすみ
三浦 しをん
三浦 しをん
川上 未映子
川上 未映子
三浦 しをん
三浦 しをん
三崎 亜記
朝倉 かすみ
朝倉 かすみ
森見 登美彦
中島 京子
村上 春樹
有川 浩
角田光代
朝倉 かすみ
吉田 修一
有川 浩
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×