楊令伝 傾暉の章 (11)

  • 集英社 (2009年10月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784087713244

作品紹介・あらすじ

争いの火種がくすぶる中、新しい国づくりが進む
宋崩壊後、金、梁山泊、宋禁軍の残党である岳飛や張俊、青蓮寺が操る南宋の勢力が並立し、危うさを孕んだ状態が続く。新しい国としての梁山泊を支える交易の道を開くため、韓成は西夏で尽力する。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

新しい国づくりとその背後にある人間ドラマが描かれる本作は、戦のシーンが減少し、まったりとした時間が流れる中で、経済や兵站といったリアリティも重視されています。主役が楊令から岳飛へと移行し、若い者たちが...

感想・レビュー・書評

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  • 国造りが続く、それに伴い戦のシーンも減りまったりとした時間が流れていく

    だがやはり、北方謙三アニキは戦だけでなく、その裏にある兵站や軍費のところつまり経済もきちんと描きたいのだと思う
    そうすることでリアリティが生まれるのだ

    だがやはり華々しい戦の場面と比べれば、多少退屈と感じてしまうのは否めないところであろう



    って、(゚Д゚)ハァ?
    『楊令伝』第十一巻を国造りの巻だと思ってます?
    違う違う!今回は伝承の巻やで!そして伝承ってのは戦いやで!伝える者と伝えられる者の闘いやで!
    全編通して漢と漢たまに女の闘い、真剣勝負や!

    油断したらダメ!

    それにしても秦容が強すぎる!たぶん個の武力としては最強と思われる
    秦容が大水滸伝という歴史の中でどんな役割を担うか楽しみ!

    • kuma0504さん
      たいよう、って書いても一発変換してくれないiPhone。でも入れ続けると、泰容、ほら一発変換してくれる。はいみなさん、しんよう、じゃないです...
      たいよう、って書いても一発変換してくれないiPhone。でも入れ続けると、泰容、ほら一発変換してくれる。はいみなさん、しんよう、じゃないですからね。たいようくんです。

      まるで楊令2世の如く登場してきた泰容くんですが、彼は彼なりの楊令に対する複雑な想いがあったのかもしれないなあ、とはるか後世の人間は思います。
      2024/02/22
    • ひまわりめろんさん
      クマさん
      秦明(しんめい)の子、秦容(しんよう)ですよん
      クマさん
      秦明(しんめい)の子、秦容(しんよう)ですよん
      2024/02/22
    • kuma0504さん
      げ、私の覚え間違い!
      しんよう秦容、秦容、秦容、iPhoneに覚えしせました‥‥m(>_<)mゴメンナサイ
      げ、私の覚え間違い!
      しんよう秦容、秦容、秦容、iPhoneに覚えしせました‥‥m(>_<)mゴメンナサイ
      2024/02/22
  • 主役が楊令から岳飛に移行されている印象。
    秦容など若い者が台頭してきている。

    色々な国が入り混じって複雑になっている。

  • ちょっと話が!難しい!
    でかい国3つに、それぞれ張俊と岳飛の領地と、西国、耶律大石、、、
    でもおもしろい!

    亡くなった人の家族に手紙を書いていた宋江がいたと知れて泣きそうになっちゃった。宋江っぽい。すきだなぁ。

    女傑のシモの話聞かされる源太、立ち尽くしててかわいそうwwwww
    そして孫ニ娘、モッテモテやってんな、色んな種類の男から

    岳飛×崔如良い〜!お互いに器用すぎないのが良い!(崔如の手先は器用やけども)

    杜興が蘇端の代わりに拷問をするところで泣いちゃった。楊令伝を読んでいて、人の老いを感じるところが多くて。でもやっぱり若い人のためにできることをし続けるのがかっこよい!
    でも梁山泊、うまくいくのかな〜。崔如が言っていた、家族経営の国。心配だなぁ。

    人は誰しも、誰かにとっての光であり憎しみの対象になっているのがわかった11巻でした。
    (姜肆にとって童貫は光であり、みんな大好き楊令も軻輔にとっては憎しみ)

  • やはり北方ワールドに引き込まれた!前にのめり込むように本を貪り、そして号泣。男ならと言いたいのかもしれないが女性でも共感は得られそうな気がする。日本にも多くの中国人がいてこの本を手にとっていると思う。どんな思いで見ているんだろうか?

    誰もいじれない禁断の書とも言える「水滸伝」を北方流に解釈して書き上げて続編

    水滸伝のエンディングで梁山泊にこもる全ての人の命ともいえよう「替天行道」の旗を宋江から渡された青面獣楊志の子、楊令。

    序盤戦はいくつもの愛を受け育った楊令が幻王と名を変え、水滸伝とは異なる人格を見せる。生き残った史進、呼延灼、張清らが残存勢力を維持して楊令を首領として迎えると同時に再建を果たす!ここからが悲劇の連続だった。

    水滸伝の中で地方軍の将から梁山泊入りした呼延灼将軍。梁山泊では常に本隊を率い全面の敵と向かい合っていた楊令伝においても役割は同じなのだが、老いに加え息子の凌が梁山泊入りをしていた禁軍の童貫将軍との決戦の折に宿敵趙安将軍を打ち破るが、一安心もつかの間で息子の凌の背後へ5000の騎馬隊が襲いかかろうとしていた。

    初めて父が息子の背中を守った。息子は父が背中を守ってくれてるとは知らずに…「行くな!」読みながら呟いていた。呼延灼はただ1騎!5000の騎馬隊を止め散っていった。凌に双鞭をあずけて……涙止まんないから!これを書こうと頭の中で考えているだけでもこのシーンは泣けてくる。

    激しい戦の中で父親としての優しい顔を見せた張清。

    前作で片足を失うも片足での騎乗で禁軍を悩ませた馬麟。

    元盗人上がりの鮑旭は部下の損害が最も少ないとされる名将であったが、呼延灼と同じように部下を守り仁王立ちの末に散っていく。

    呉用に公孫勝や戴宗などは憎まれ役をかいながらも若者を育てるそんな役回りの末にやはり身を挺していく。

    張橫の息子で楊令を影から支える青騎兵の張平や、弓の名人であった花栄の息子の花飛麟

    この幾多の勇士のひとりひとりの生き様を描ききった作品に言葉はいらない。ただ読むたびに思い出すたびに涙がこぼれてくる。エンディングで楊令が死に、ひとり残された史進…彼の苦悩は岳飛伝に続く……

    生涯でこれだけ泣けた小説はきっとあとにも先にもないことだろう!

  • いよいよ国づくりが本格化してきた。

  • 図書館で借りた。

  • 図書館で借りたが、色々と忙しくて返却期限を1週間過ぎて返却した。面白いのだが、展開が少しマンネリ気味か。

  • 新しい人物、場所についていけてない。

  • 楊令と秦容。
    楊令は、たくさんのものを背負いすぎて、ある意味弱くなっていくのだろうか。

  • 第11巻読了

    童貫戦が終了してから読むペースも同様に遅くなってしまった。それだけ死にざまを描かせたら実に巧いと思わせる作家だ。
    久々に岳家軍と対戦した楊令。終わりまでドキドキが続くと思うと複雑でもある。残り3巻だ・・・

  • 岳家軍に全く魅力を感じないと思っていたら梁山泊にぼろ負けした。
    徐史は死んじゃったし面子が入れかわって面白くなるかな?

    狄成が李逵二世みたいになったのには興醒めした。
    狄成のままでも十分いいキャラしてたのにな。

    蘇端が可愛くて好き。

  • この巻もほとんど戦はなし

    シルクロードの交易路を拓く梁山泊
    実際には梁山泊が拓いた訳ではないが、そうやって確立されていったんですね

    歴史に基づいてるから変え様のない部分があり、なかなか盛り上がりません

  • 梁山泊の西域との交易の道が動き出す。宋が滅び、塩の道が必要なくなったため、糧道として交易を選ぶ楊令。ただ戦いだけでなく、国のあり方、法律、根幹となる経済まで絡めて物語が進む。でも盛り上がるのはやはり戦闘シーン、岳飛との戦いは緊張感があり、童貫戦を彷彿とさせる。梁山泊がどう歩むのか、気になる。

  • 交易をもとに新しい国が形として見え始める。平穏は長くは続かず、戦も始まる。やっぱりなんだかんだ戦が面白い。

  • 書き忘れていたようです…。

  • 徐史。。(´・ω・` )秦容ハンパないかっこよさたまらん。金はいい感じ?になってきた!

  • 秦容が無敵すぎる。 若かりし頃の楊令のようだけど、そのうち秦容伝とか出来るのかしら? そう言えば、岳飛伝があるらしいね。 その点、扈三娘の息子の王貴は、強いんだろうけどちょっと小物で青臭い。 きっとどっかでいっかいぎゃふんといわされるな。 混沌とした旧宋はいったいどうなっていくのやら。

  • 楊令が描いていた、日本から西域にわたる交易が動き始めた。
    梁山泊の新しい形をそれぞれが幻と思いつつも実現にむけて動いていることに驚いている。

  • 間奏曲w
    戦いが一段落し、梁山泊、金、そして各地の軍閥がいったん腰を落ち着けます。
    梁山泊は韓成の働きにより、懸案であった西夏の交通を確保して西域との交易を開始。
    巨大な中継貿易がもたらす利益による立国を目指す。
    他方、岳飛が隆徳府を、張俊が北京大名府を拠点に軍閥化し、これに金が絡む。
    岳飛は支配領域の安定のため、非情の決断を下す。
    南方では即位した趙構が逃げ回るが、彼を支える青蓮寺・李富が着々と立国へ向けて布石を打つ。
    そして一時の平穏は長くは続かず、遂に梁山泊と岳家軍が激突!

    成長した秦容と、少女剣士・郤妁が大活躍(^O^)
    岳飛にも、癒しの女神が現れます(^-^)

    ニン、トン♪

  • 祭りの後のまったりとした日々にも新しい芽が出てきた。何より天才岳飛が負けに負ける。負けた分だけ岳飛は強くなる。そして、その天才岳飛や幻王楊令すら肌に粟立たす「秦容」がその片鱗を現し始めた。うん。何か始まりそう。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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