結婚小説

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 207
レビュー : 45
  • Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713251

感想・レビュー・書評

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  • アラフォー独身の作家貴世は、結婚をテーマに小説を書くことになり、取材を兼ねて、蕎麦打ち合コンに参加した。
    蕎麦アレルギーで倒れてしまったが、そこで運命の人、福原さんと出会うこととなる。

    面白かったです。
    貴世はかなり面倒くさい人なのかもしれないけれど、素直に自分の思いを貫いたことはカッコイイなと思いました。
    福原さんだから、そんな貴世を理解し、2人なりの結婚?生活に踏み出せたのでしょうね。

    結婚生活20年以上、2人の子供を持つ私、こんな暮らし方もありなのかなと思わされましたが、現状満足はですから、私は普通の結婚生活でいいです、やっぱり(笑)

  •  語り手の女性小説家がそば打ち合コンで映像監督と知り合って……。

      
     まあ両人とも自立した個人であり表現者であり自制が効く性格なので、導き出した結論も理性的なのだった。
     これが太宰治のような自制のきかない感情のままに突っ走る性格だったらこうはいかないでしょう。
       http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180516/p1

  • とあるアラフォー女性作家の運命の出会いから結婚に至るまでの話。
    終始明るく、ちょいちょいはさまれるエピソードはつい笑ってしまうようなものばかり。そば打ち合コンで出会いを放棄し真剣にそばを打つ男女のシュールさや、白いヒールを脱いで普段ばきの赤いサンダルに足を突っ込み式に臨む主人公の豪胆なところは大変面白いのですが、いかんせんオチが・・・。うーん、結婚してほしかった・・・。

  • えっ!?
    終わり、それ??

    当人同士はいいかもしれないけど
    新しい形って言えばそうなのかもしれないけど
    周りの人に対しての配慮とか、、どうなんかなあ
    (そういうこと気にしちゃあいけないのかもしれませんが)

  • あたりまえに結婚し、あたりまえに子を産み育てる。
    そんな時代はもうやって来ないのかもしれない。

  • 最初は少女漫画を読んでいるみたいに、ハラハラワクワクした。
    でも最後には結婚って…出産って…何だろって考えてしまった。
    頷けるとこもあったけど、うーん。
    色んな考えがあるな。
    男の愛情は『責任感』で女の愛情は『独占欲』。
    やはり少女漫画のようには終わらなかった(笑)

  • 単なる恋愛物語として読み終えたかったけど、物語の最後の方がなんか読者に社会的な問いを投げ掛けてる感じがして、まあそういうのも悪くはないんだけど、そのつもりで読んでなかったのでスッキリしないで終った感。引き込むだけ引き込んどいて最後の最後に『はい!私の言いたい事はこういう事です!』ってな感じで、登場人物の二人を作者が利用した感じ、なんだか少し騙された気分かな。んー、物語としても最後の方は共感しかねる、なんとも言えない後味。

  • 結婚をキーワードに小説を書いてほしいと編集者から依頼を受けている貴世は、結婚とは縁のない独身故になかなかいいアイデアが浮かばないでいた。

    結婚とは何か。女性としての幸せを手に入れるためにはどういう生活を過ごしていけばいいのか。

    友人の英子はキャリアウーマンだったけれど、結婚を機にすっかり落ち着いた専業主婦になり、
    彼女の紹介でたまたま行ったそば打ち合コンで、映像演出家の福原と出会った。

    幸せ=結婚という世間の浮かれたイメージと
    自分が考えている未来と、形はどうであれ愛すべき人と過ごしていく決断。

    面白い文章だよね~。

    結婚を自らぶち壊してしまうのは??だけど
    そば打ちから福原と親密になっていくらへんがテンポよくてよかった。

    初産が何歳になろうとも、女性にしか経験できないことだし、産めるものならば産んだほうが絶対いいような気がするわ~)^o^(

  • 再読
    蕎麦打ち合コンに潜入取材した貴世。急性蕎麦アレルギーでの途中退場がきっかけで、出会った男も取材で参加の映像作家。結婚がみえた!? 貴代の選択は…。わたしたちらしい結婚を模索する二人。

  • 結婚という社会的契約について考えた物語。ストーリーは軽いノリで進行しているため、とても読みやすく楽しめました。完全なネタバレですが本書のカップルは「結婚しないことが、私たちらしい結婚」となっています。

    本書でも触れているのですが、結婚を題材にした話で、思い浮かぶのは、映画『卒業(ダスティン・ホフマン主演)』。ホフマン演じるベンジャミンが教会から花嫁(エイレン/キャサリンロス)をさらうのは素晴らしい。だけど、その後どうなったかは、それと同じくらい重要なことです。だから、その先をどうしたって、考える必要があります。

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