- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087713411
作品紹介・あらすじ
厳しいお笑いの世界で落語はどう戦っていくのか、本当の「芸」とは何なのか…!?竜二は数々の壁に阻まれながら、それでも落語の奥深さに魅了され、成長していく-。
感想・レビュー・書評
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2018.11.28 読了
相変わらずな日々ですが、
竜二の年季が明けた!
とうとう独り立ち!
。。。の矢先 どうなるの?!なことが
いろいろ起こりますが、
やっぱり 安定の面白さでした!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012/11/12
移動中 -
もう「謎解噺」ではなくなってると思う。少なくとも。
梅寿師匠の破天荒っぷりがちょっと抑えめになってもいるような。
そして竜二が「落語というのは」「芸というのは」と思い悩んで壁にぶつかって・・・という、なんというか成長譚みたいになっているようにも感じる。
これはこれで面白いんですが。初期の「謎解」も結構好きだったのでちょっと寂しい。 -
だんだんと主人公が成長してきたような気がして、ほほえましい。
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8
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シリーズ4作目。ミステリ要素は若干薄れたような気がするが、痛快なストーリーと新たなキャラの登場で読ませる。そして、ほんと落語っていいなあ、と感じた。
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遅ればせながら、このシリーズのファンになり一気読み中。すっかりハマってしまいました。
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笑いと涙の青春落語ミステリー第4弾!
ツッパリ落語家・竜二にCDリリースのオファーが!? 師匠の梅寿はついに人間国宝に!? 芸人としての大きな迷いに直面し、それでも落語という芸の奥深さに魅了されていく竜二の、感動の成長譚。
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梅寿はじめ笑酔亭一門の面々は相変わらずである。竜二も少しは成長したかと思えば相変わらず芸に迷っているようである。そして、これもいつものことだが、とんでもない事態に陥り、大博打を打つように臨むのであるが、なぜかいつも最後には――ずいぶんひどい目にあるのではあるが――運命が味方してくれる、ようでもある。梅寿のちゃらんぽらんさから垣間見える弟子思いで芸に打ち込む姿は、楽さが大きく滅多に見せないだけに胸打たれるが、いつもそうあってくれたらどんなにか、と思わなくもない。そうなったらちっとも面白くはないが。竜二も行きつ戻りつしながらじりじりと成長しているようだし、次も愉しみなシリーズである。