オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

著者 :
  • 集英社
4.06
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本棚登録 : 1296
感想 : 189
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713503

感想・レビュー・書評

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  • 朝ごはんと「はる」さんのお料理がめっちゃ美味しそう!!今回も下町の古本屋&カフェに美しかったり賢かったりする人達が大集合。そして万事解決。

  • 堀田家の人々が未来を強く肯定し、信じるところが本当に素敵だ。今回は紺の過去の大学をやめるいきさつ等が分かったり、我南人が手術したりとまたまた盛りだくさん。紺の先生の百々准教授が新たに登場してきたが、バイクにまたがる独身らしいが、藤島氏も含めてその進退が気になるところである。

  • 相変わらずご都合主義だなぁとも思うんだけど、サザエさんと思って読むと、とても納得。
    いつも楽しく安心して読めるストーリー展開。

    我南人は最初のころからなんとなく清志郎を思い浮かべながら読んでて、他の登場人物は実写化すると誰かな?なんて想像するものたのしい。

  • またまた登場人物が増えましたね。
    ちょっとだけ誰だっけ?と思うときが一瞬あります。
    でもまたまたとっても良いですよ。最後の方は涙無くては読めない感じでした。(私涙もろいですが・・・)

  • 《東京バンドワゴン》第5作目。今回は我南人があの超世界的有名バンドとワールドツアーなんて話もあってスゴイ展開になっている。「病気でいつもの声なんか出なくても、誰かに届けって思って、LOVEを思いっきり込めて歌えばそれだけでいいんじゃないの?それでいいんじゃないの?」という孫の研人の言葉に、自分も歌を歌っている関係から、ぐっと来て胸が熱くなった。もっとも、気持ちを込めるためには技術も必要であることは言うまでもないが、研人君も将来いいミュージシャンになるだろうなと思った。余談だが、ビートルズは好きではないので一度も歌ったことがないのだが、この本を読んで“ALL MY LOVING”を歌ってみるかなと。

  • 登場人物がどんどん出てきて、みんな幸せになっていくけど、藤島さんに一番幸せになってほしいなぁ。

  • 今回は今までよりも新しく出てくる登場人物が少なくて
    今まで謎だったところが明らかになったり
    過去に出てきた人たちと改めて絡む話が多かった気がします。
    このふたりがくっつくか!? という驚きのカップリングがあったり
    いつも飄々と元気な我南人さんにある災厄が降りかかったり
    ドタバタというよりはやんわりとトラブルが降ってくる感じ。
    1冊で1年の時間が流れるこのシリーズの中でも
    この1冊は緩やかにいろんなことが変化していってるように思いました。

    個人的には藤島さんにも幸せになってほしいなぁ(笑)。

  •  「東京バンドワゴン」のシリーズは、安心して読み進めていけるシリーズ。
     
     第一作目から読んでいる。
     
     今回の作品は、家族が増え、、家族にまつわる人々やエピソードが、少し鼻についたが、まあ、本来の下町江戸っ子家族なんてこんなもんだよな…
    なんて、江戸っ子の私は思ってしまう。
    「東京の人間は冷たい」って、よく言われるが、私にしてみれば、冷たいのは東京に出てきて、住みついている地方の人間の方だと思っている。
    江戸っ子は、お節介で、隣の人間の事が気になって仕方がないものだから、ついつい、手を出し、口を出し…
    そんな、日常がこの堀田家にあって、懐かしいような、気恥ずかしいような、そんな気分で読んでいる。

  • 我南人が清志郎にダブるんですけど。

  • 相変わらずにぎやかな堀田家
    今回もやっぱり面白かった。
    毎回思うけど、なんか今の時代にない、優しさやなんやかんやがいっぱい入ってるな~

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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