炎天の雪 (下)

  • 集英社 (2010年8月5日発売)
3.54
  • (2)
  • (12)
  • (7)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 55
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (456ページ) / ISBN・EAN: 9784087713626

作品紹介・あらすじ

不安な世情を背景に描く男女の人生模様。
凶作。そして大火。世の中への恨み辛みを募らせ、転落していく与左衛門。健気に生きる多美と息子の当吉。仲間の救済に奔走する左七…。加賀騒動と大盗賊。二つの事件が絡み合った金沢城下絵巻。

みんなの感想まとめ

不安な世情の中で描かれる男女の人生模様が、深い感動を呼び起こします。与左衛門の転落は見事で、彼の苦悩が物語を一層引き立てています。捕まった後の彼が多美や当吉を思う姿に、読者は心を揺さぶられ、一気にペー...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 思いの強さ、というもの
    良くも悪くも。

    留瀬どのが亡くなったあとの藩主重教と文次郎の語らい、泣く

    2016.09 上下巻共

  • お家騒動には無関係だった夫婦に降りかかる最悪の結末が・・・。最悪、でもないか。
    小笠原さまと流瀬さまの場面が好き。

  • 悲しい最後と救い。
    結局父の悲願は叶った、ということか。
    うーーん。人間とは弱い者。

  • 与左衛門の転落ぶり、人のためにとことん尽くす佐七
    その二人の間に立たされている多美。
    だらだらと長かった上巻とは対照的に、下巻は
    最後の最後まで、目が離せなかった。

  • 秘密
    妙成寺
    八十五郎
    蜉蝣
    急坂
    盗賊
    明暗
    煉獄
    拈華微笑(ねんげみしょう・言葉を用いなくても、心と心が通じ合うこと)

  • 駆け落ちした二人。
    貧しくとも親子3人で、慎ましく暮らしていたはずなのに、いつしか夫は転落してしまった。
    罪人の身内ということで辛酸をなめていたのに、今度は己の罪が家族へ降りかかる。
    その中でも、女たちは懸命に生き、流されながらも新しい道を歩み始める。
    上下の大作ではありますが、一気に読ませてくれます。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

諸田玲子
静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒。一九九六年『眩惑』でデビュー。二〇〇三年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、〇七年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、一八年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞。著書に『お鳥見女房』『あくじゃれ瓢六』『きりきり舞い』シリーズのほか、『四十八人目の忠臣』『波止場浪漫』『帰蝶』『女だてら』『尼子姫十勇士』『しのぶ恋』など多数。

「2023年 『其の一日 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

諸田玲子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×