無頼無頼ッ!

著者 :
  • 集英社
3.12
  • (7)
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  • (3)
本棚登録 : 127
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713640

作品紹介・あらすじ

不可思議に目がない商人・蜘蛛助と、その用心棒の武士・兵庫。とある噂に導かれて足を踏み入れた世界は、奇妙な「掟」に支配され…!信じるものを目指し、ひたすら前進する二人組の、スリリングで熱いっ!冒険時代小説。

感想・レビュー・書評

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  • 故あって諸国を流浪する牢人・兵庫は、商人・蜘蛛助の用心棒として3年前から行動をともにしている。
    正反対の性格の二人組が挑む、世にも不思議で危険な冒険譚。

  • 歴史時代小説なんだろうけど、実際読んでみたらRPGの小説を読んでるような。軽~いノリであっという間に読み終えてしまった。読みやすかったです。
    謎解きあり、冒険あり。父の敵を探す硬派な兵庫とチャラチャラした商人の蜘蛛助意外と名コンビ。まだ兵庫の敵討ちができてないから旅は続くんだろうなあ・・・続いたらまた読むんだろうなあ。

  • 110723

  • さほど期待してなかったけど意外に面白いみたいな(笑)
    ファンタジー時代小説ですかね。僕僕先生よりは好きです並。

  • あらすじは良かったのに、なんだか物足りない。ところどころ「?」となるシーンもあって、のめり込めなかった。

  • この二人がカッコいいんだ!
    硬派な兵庫。チャラ男な蜘蛛助(だけどまっすぐなんだぁ)。
    二人の冒険旅はまだまだ続く感じ。

  • 阿蘇、佐賀などを舞台とした作品です。

  • うすっぺら~い。
    もっと面白くなる素材だと思うのに、もったいない。
    蜘蛛助と兵庫にしても、人物同士の関係性についての書き込みが浅くてひとつの行動に対する説得力に欠ける。
    期待して読んだだけに残念。だけど、つまらなくはなかった。

  • タイトルと表紙になんとなくひかれて手に取ったものの…主人公二人の性格や世の中の不可思議を観てまわるという設定は嫌いじゃないけど思ったより軽かった。他のひとの感想にある通りラノベっぽい。続編が出そうな終わり方だが続きを読みたいなと思わせるほどでもないかな。

  • ほんとは3.5かな。時代劇なのに可愛い感じの本ですね。謎解きあり、冒険あり。探偵役もいる。でも、たぶんこれ、続くんだろうな。続かなかったらやだな(^-^;

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著者プロフィール

1976年福岡県生まれ。2008年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。その後、『無頼無頼(ぶらぶら)ッ!』『兇』『勝負(ガチ)!』など、ニューウェーブ時代小説と呼ばれる作品を手がける。また、『戦国BASARA3 伊達政宗の章』『NARUTO-ナルト- シカマル新伝』といった、ゲームやコミックのノベライズ作品も執筆して注目される。’21年から始まった「戦百景」シリーズ(本書を含む)は、第4回細谷正充賞を受賞するなど高い評価を得ている。また’22年に『琉球建国記』で第11回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞。他の著書に『清正を破った男』『生きる故』『我が名は秀秋』『戦始末』『鬼神』『山よ奔(はし)れ』『大ぼら吹きの城』『朝嵐(あさあらし)』『至誠の残滓(ざんし)』『源匣記(げんこうき) 獲生伝(かくしょうでん)』『とんちき 耕書堂青春譜 』『さみだれ』『戦神(いくさがみ)の裔(すえ)』および『THE LEGEND&BUTTERTLY』(ノベライズ)などがある。

「2023年 『戦百景 大坂冬の陣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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