箱庭図書館

著者 :
  • 集英社
3.69
  • (243)
  • (579)
  • (466)
  • (84)
  • (13)
本棚登録 : 3927
レビュー : 583
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713862

作品紹介・あらすじ

少年が小説家になった理由。コンビニ強盗との奇妙な共同作業。ふたりぼっちの文芸部員の青くてイタいやりとり。謎の鍵にあう鍵穴をさがす冒険。ふと迷いこんだ子どもたちだけの夜の王国。雪の上の靴跡からはじまる不思議な出会い。集英社WEB文芸「RENZ ABURO」の人気企画「オツイチ小説再生工場」から生まれた6つの物語。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • 私にも書けそうな稚拙な文章だなと思ってしまった思い出。
    読者の寄稿をリメイクしたものだということですが、あまり真新しさのある話もないですし、どこかチグハグな気がしてしまいます。乙一さんの小説が好きだった当時もこの本はあまり好きではありませんでした。コンセプトと箱庭図書館という可愛らしくて茶目っ気のきいたタイトル、装丁は好きです。

  • 連作を読んで「こう繋がっているのか!」と発見し、あとがきを読んでこれらのお話が元々応募作品をリメイクして繋げたものだと知ってさらに二度驚き。こういうのも作者さんの技量なんだろうなと思います。
    ちょっとコミカルだったり不思議な話が多かったですが、最後のホワイトステップが切なくて好きです。

  • 企画の事を知らずに読み始めて、乙一さんっぽくない話が多いなぁっと思っていたら!!リメイク企画!!
    凄いなぁ。どれも、今まで読んだ乙一さんの話っぽくないのにどれもこれも引き込まれてサクサク読めた!

    雨季子先輩、可愛すぎ。潮音ちゃん、素敵過ぎ。コンビニ日和!の設定面白すぎ。
    ホワイト・ステップ心から感激。
    読んでよかった。


  • 高校生くらいの頃乙一さんの失はれる物語
    を読み、とても面白い、と思った記憶があります。ただ、内容を全く覚えていない

  • 読者投稿作の中から話を選び、
    乙一さんが話を「リメイク」する企画から
    生まれた本、らしいです。

    それだけ聞くと「どんな本なの??」って
    感じですが、
    要は原案者が別にいる
    6編の短編集です。

    原案では
    全くつながりのない話だったはず…ですが、
    「山里潮音」という人物を
    6編全部に少しからませることで
    つながりが生まれ、
    シリーズ物のように感じられてしまうのが
    不思議です。


    読み終えたあと、
    自分と世の中の人とは
    知らないうちにつながっていて、

    自分の知らないうちに
    他人の人生に影響をおよぼしていることが
    あるんだなという感覚が
    強くなりました。


    最初の話だけ初めに読んでおけば、
    あとの5編はどのお話から読んでもOKです。

  • 読者のボツ原稿のリメイク。短編の中にも繋がりが・・・結構楽しめました。

  • 初乙一。読者からの原稿を集めてリメイクするという手法で作られた本。
    最後の「ホワイト・ステップ」がなかなか良い。

  • あとがきで、問題点を解決に導いてくれてることが羨ましいですとても

  • 乙一さんが読者投稿作をリメイクした作品6作を収録。
    はじめの2作(小説家のつくり方、コンビニ日和!)を読んで、いつもどおりのワンパターンな感じがしたが、それ以降は雰囲気が変わったので、あれ、違う感じでも書けるのかと思ったら、ベースが読者の作品だということで納得。良かったのは青春絶縁体とホワイト・ステップかな。設定のファンタジーさがありつつ、やり取りの方法などは現実的なラインを守ることで、無理なく入り込め、すとんと落ちる話になっていたと思う。ホワイト・ステップがなければ☆3。

  • 乙一さん、何かのインタビュー記事を読んで興味を持ってました。いよいよ読んでみたら…原案は別の方とは予想外。童話のような児童文学のような雰囲気を感じました。「小説家のつくり方」がいいなと思ったのだけど…最後の姉の言葉はいらないんじゃないかな。あれすごく気になった。ていうかポカンとした。いや、ずっこけた…;うーん、正直、主人公の想いにしみじみ感じ入ってたのに、それが台無しになるくらいの衝撃とがっかり感でした。もやっとする。

全583件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

乙一(おついち)
1978年福岡県生まれ。山白朝子(やましろ あさこ)、中田永一(なかた えいいち)の別名義で執筆する小説や、安達寛高(あだち ひろたか)という本名名義で脚本を記すこともある。
1996年に『夏と花火と私の死体』で、第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。
2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。2012年、『くちびるに歌を』(中田永一名義)で第61回小学館児童出版文化賞。
代表作として、映画化もされた本屋大賞ノミネート作『くちびるに歌を』のほか、『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『失はれる物語』などがある。作品の多くが漫画化、映画化された。

箱庭図書館のその他の作品

乙一の作品

箱庭図書館に関連する談話室の質問

箱庭図書館を本棚に登録しているひと

ツイートする