偉大なる、しゅららぼん

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 5002
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  • Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087713992

感想・レビュー・書評

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  • 奇想天外で、アホらしいなーと思うけれど、面白い。万城目さんの発想力に感心する。
    奈良、京都、大阪と舞台を移してきたが、今回の舞台は滋賀 琵琶湖畔の町、岩走。代々その地に生きる異能の一族に突如降りかかる、一族の命運をかけた大問題。高校生達の友情や仄かな恋愛。雄大な琵琶湖の景色や空気を想像しながら、清々した気持ちで読めた。
    今回も、その土地に根ざして生きる ということー自然と共存し、歴史をつくるーや、生かされて生きる ということを感じながら読んだ。
    次回作の舞台は和歌山か兵庫だろうか。今度はどんな物語になるのか楽しみだが、同じようなパターンのお話が続いているので、少し毛色の違うお話が読みたい気もする。

  • 琵琶湖を舞台に、不思議な力を受け継いできたある一族の戦い?の物語。
    万城目学の本は何冊か読んだが、今回の「偉大なるしゅららぼん」が一番退屈だった。
    話が淡々と進むのだけどまったく続きが気にならず、登場人物にもあまり魅力を感じず。最後まで読んで結局何だったんだろうと思ってしまった。
    たぶん私は万城目学の小説が基本的にあまり好きではないのだろうなあ。
    ホルモーはわりと好きだったのだけど。

  • 世界感に浸れませんでした

  • 最後のどんでん返しがすごかった。
    面白いエンタメ小説。

  • 2016.12.08
    エピソードトークが少なくて全ての登場人物にも能力にも愛着が持てなかった。
    情景を思い浮かべて笑えた箇所もあったが、
    続きが気になるー!
    とはならなかった。
    ♪坂本慎太郎 ナマで踊ろう

  • 多分読み続けられないので読み終わったことにする

  • 傑作「鴨川ホルモー」の後だったので、いまいち話に引き込まれなかった。ラストは捻りが効いていて良かったが、全体にもうちょっと短くまとめられたのでは?

  • うーん。という感じで不完全燃焼。
    読みやすかったし面白かったけど、何を言いたいのかよく分からなかった。

  • 今までの作品とは、少し感じが違うように思うのは気のせいでしょ
    うか?

  • 万城目学らしくておもしろいけど設定が甘いのと少し文章構成的にわかりづらい点が気に。

著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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