戦争へ、文学へ 「その後」の戦争小説論

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087714098

作品紹介・あらすじ

作家は沈黙しない。9.11以後の「新しい戦争」の時代に、小説は、何を書いたのか?気鋭の批評家が読む、"戦争と文学"の現在。

感想・レビュー・書評

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  •  青來有一の「爆心」文庫版の解説で出会ってこちらも読みました。まあ、その結果、この本で話題になっている岡田利規の作品も読みました。
     評論の肝は「戦争」というカギ言葉ですが、ポスト「原爆文学」、「戦後文学」という考え方は面白いと思いました。「文学」に対する、まあ、映画とかもですが、批評の難しい時代になって言いますが、ガンバって書き続けてほしいと思いました。

  • 歴史
    戦争

  • 作者自身あとがきで言っていることだが、ここで提示された「読み」は2011年3月11日以降、決定的に古いものになってしまった。誠実な筆致は評価に値するだけにもったいない。

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著者プロフィール

1961年長崎県長崎市生まれ。文芸批評家、作家、フランス語圏文学研究者。立教大学大学院特任教授。主な著書に『じゃがたら』『渋さ知らズ』『フランス暴動 移民法とラップ・フランセ』『泥海』『ザ・ブルーハーツ ドブネズミの伝説』(いずれも河出書房新社)、『フットボール都市論 スタジアムの文化闘争』(青土社)、『サッカーと人種差別』(文春新書)などがある。

「2022年 『魂の声をあげる 現代史としてのラップ・フランセ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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