我が家の問題

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 2374
レビュー : 494
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087714128

作品紹介・あらすじ

どうやら夫は仕事ができないらしい。-あなたの家にもきっとある、ささやかだければ悩ましい問題。

感想・レビュー・書評

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  • なんか読んだことあるような…と思ったら、「家日和」の続編でした。お弁当で仕事のできない夫を支える奥さんがステキ。

  • どのお話もとても良かったです。ハッピーエンドから、その後が気になるものまで様々。でも、多少不安は残る話も、なんとなく明るい雰囲気で近い未来は辛そうだけど、乗り越えた後はきっと幸せだろう、と思えました。家族が家族を思う気持ちは形にはしにくく、言葉にもしにくい。何気ない事が愛しかったり、不安だったり。正に我が家の問題。うちも色々問題はあれどお互い大好きなので今のところ幸せです。6つのお話の中では「夫とUFO」が好き♪妻としても母としても。この人が理想だな…。

  • タイトルの通り、それぞれの家庭の問題あれこれ。

    奥田さんは久しぶりに読んだけど、やっぱり読みやすいし好きだな~と思えた。言葉の遣い方がなんかいいのかな、会話とか登場人物の心の声とかが、わざとらしくなく微笑ましい。

    他人からみたら小さな悩みでも、当人にしてみれば簡単には済ます事はできない。共感できる部分が多かったし、なにより家族の愛が感じられてウルウル涙が…。

    ひとつの話を読み終えたら、「次はどんな家族?」とわくわくしてページをめっくてました。読んでいく毎に感動が大きくなってすごく良かったです。

    甘い生活?/ハズバンド/絵里のエイプリル/夫とUFO/里帰り/妻とマラソン

  • ドキドキよりも、ほのぼの…こういうのサザエさんに似てると思う。

  • 御無沙汰してます、奥田英朗さん。

    この人の描く家族であったり、人間というものは
    絶妙な感じでほんわかしていて毎回癒される。

    休日の昼間にごろごろしながら読みたい一冊。

  • どの短編も暖かい内容。特にUFOの話がじんわりきた。

  • 両親が離婚を考えているんじゃないかと悩む高校生、夫が実は会社では仕事出来ない使えないやつとバカにされているのではないかと心配する妻、等々、大いに悩んで右往左往する家族の有り様を描いた短編連作。『ガール』を読んだときと同じ感じで面白い面白いと夢中でどんどん読みました。ドラマ化されていたみたいです。UFOと交信する夫を労る妻の話が特に秀逸でした。シリーズとして続いているみたいなので他の作品も詠みたいと思います。

  • 面白かった・ゆったりした気分で読める小説です。なんだか最近の小説って、こんなにいろんなこと起こらなきゃ本、売れないのかな?と心配になるくらいいろんなことが起きるけど、この本のお話(短編6話)は、なんてことないお話で、特に何が解決する訳でもなく、お話は終わるのだが、何も解決しないからこそ、小説は終わっても登場人物たちはその世界の中で暮らし、日常が続いていく感じで、登場人物がみんな温かくて、お互いのこと思いやっていて、読んでいて幸せな気分でした。


    このレビュー、1つの文章がダラダラ続いていくけど、こんな気分の小説です。

  • クスッと笑えてほろりと泣ける、奥田さんらしい短編集。先に「我が家のヒミツ」を読んだのですが、こっちの方が先に出ていたんですね。この中で好きだったのは、新婚の夫婦の話。2つあって、1つは「甘い生活?」。ずっと独り暮らしだったのに、他人がいる生活に気を使い言いたいことも言えずの2人が、やっと本音を話すラストは、分かる!分かる!だったし、もう1つの札幌と名古屋のお互いの実家に初帰省する話も、実際会ってみれば心配するほどのことではなかった・・・と分かるところなんて、ジーン。夫婦って、家族って、積み重ねだなと思うお話満載。両親が離婚するかも?と心配し、いろんな人にリサーチする絵里のがんばりも、大人が思うより子どもはしっかりしている典型。それぞれに良かったです。また、読みたいな~。

  • 家族にまつわる6つの短編集。

    長かった一人暮らしから、なんとなく新婚生活になじめない夫。

    使えないといわれてるかもしれない夫を心配して、愛妻弁当に精を出す妻。

    ひょんなことから、両親が離婚するかもしれないと知り、心配する高校生の娘。

    UFOと交信していると言い出した夫とその妻の苦悩。

    地方出身同士で結婚した夫婦の、初の里帰り。

    突然ジョギングにはまった妻と、小説家の夫と双子の息子の東京マラソン。


    どこにでもありそうな、そんなほほえましい家族の話、
    読みやすく、サラッと読了。
    『ハズバンド』の愛妻弁当に、私もお弁当作り頑張ろうと思ったり、『妻とマラソン』の夫の気持ちに、一緒に涙したり。
    いい本でした。

    著者の本、ほかにも読んでみたくなりました。

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著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『家日和』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』『ヴァラエティ』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。

「2019年 『ヴァラエティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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