回廊封鎖

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 302
レビュー : 63
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087714678

作品紹介・あらすじ

六本木のコンプレックスビルで開催される国際映画祭。アジアン・スターが招待される裏で、香港で実業家として成功する男の来日が噂されていた。羨望を一身に背負った男を標的に、「ある計画」がひそやかに、熱く動き出す。魂が震える、犯罪小説の最高峰。

感想・レビュー・書評

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  • 金利の高い消費者金融に金を借り、人生が無茶苦茶になった人たちが起こす行動とは・・・。
    消費者金融から借りた人が自殺した事件は社会問題になりました。

    モデルとなったのは武富士か?元警視総監の天下りもホント。課税処分の取り消しにより、利子にあたる還付加算金を上乗せした計約2000億円の返還を国から受ける見通しもホント。

  • 武富士、アイフル、レイク、アコム、プロミス。
    色々思い出した。阿漕な商売。
    殺されるほど恨まれていたのかもしれない。
    被害者たちが目的を達しても虚しさしか残らなかった。

  • 刑事がわずかな手がかりで早々に犯人に目星をつけるんだけど、ほんとか!?ってぐらい鋭すぎ。だけど詰めが甘くて犯行は起こってしまううえに刑事2人は撃たれる。一番の悪が生き残ったとおもったら犯人一味の自爆によって死亡。最後の10ページぐらいで一気に7人が死ぬ(刑事2人は生死不明だが)。なんとも豪快な展開。展開が早くてよかった。

  • 評価が賛否両論だったので、あんまり期待しないで読んだけど、、さすが佐々木譲サンです!
    道警シリーズをずっと読んでたので、犯人達が主役の本作は新鮮だった。

    ホテルのシーンからラストまでが怒涛の展開。
    重原サポートの5人の執念が凄くて、散っていく姿に涙でた。
    ラストも悲しいけど、、良かった。

    ただ、二人の刑事。。
    がんばった割には最後あっけなかった。

  • 佐々木譲さんの作品にしては、いまいちといったところ。今回は犯罪者側の視点に立ってストーリーが展開しているが、やはり氏は警察側から書いている方が面白い。

    こういまひとつパンチが効いていないというか。

  • おもしろくないかも。。

    だいたい、高利貸しで、人を自殺に追い込むようなことしていた人が、された人に何されても、死んだ人はかえらなしい。。

    読んでて気分悪し。

    犯人わかっていて、読むのは、推理小説ではない。
    これは、警察物だった。

    遊軍中の望月と久保田。

    上司は八角

  • この一言を書いてしまうと、ある程度のネタバレになってしまうけれど…つらい小説でした。

    私腹を肥やしてきた金融業の元幹部、搾り取られ人生を狂わされた債務者。真っ直ぐな復讐の執念。真実に近づきつつある刑事。何も起こらないで、と願いつつ読み進むが……。感想は一言、つらい小説でした。

  • 悪なのに応援してしまう

  • 淡々とし過ぎて盛り上がらない

     読み手の問題だと思うが、一気読みできると思ったのに最初からペースが落ちていく。つまり、筋に乗り切れないまま1/4程度が済んでいく感じ。

     このままだとなかなか終わらないと思って、一気に斜め読みしてエンディングまですっ飛ばす。登場人物が多いからか、それぞれが駒にしか読めない。テーマは不条理な闇金融なのかなぁ。普通のサスペンスを期待したけどなぁ。

     要するに、イマイチかな。きっと読み手の自分に時間の余裕がなくて、集中できなかったからだろうな。残念。

  • 大手サラ金紅鶴は過払返還請求が社会問題になったとたん、会社を倒産させ経営者一族は資金を海外の自己資産に移転。税務署との裁判にも勝利する。と、どこかで聞いたような話だが、かつて紅鶴から金を借り、自己破産した重原は小さな清掃会社を隠れ蓑に、同じような境遇の社員を集めて元紅鶴の幹部社員に私的制裁を下している。そこに香港で暮らしている創業者の弟が東京の映画祭の為来日する情報を得て、この千歳一隅の機会を逃さず、殺害を計画する。なかなかテンポ良く話が進んで行き面白いが、著者お得意の人間模様があまり描けていないと感じた。

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