- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087715163
作品紹介・あらすじ
大人気「おれのおばさん」シリーズ。札幌を離れて仙台の高校の寮に入った陽介。しかし学園祭の日、大地震が起きる。仙台に留まり復興を担う決意をした陽介は出所した父と再会し…。感動の青春小説。
感想・レビュー・書評
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シリーズ三冊目
二冊目から読んでしまったため、主人公が思ってた子と違った詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『おれのおばさん』シリーズ。
銀行員の父が横領事件を起こし逮捕されたことで
札幌の児童養護施設・魴鮄舎に預けられた陽介が、
伯母であり経営者でもある恵子おばさんの元で
施設の仲間たちとともに成長していく物語。
その第3弾です。
札幌を離れ、仙台の難関私立男子高校に入学する陽介。
そこで、中本、菅野、留学生の周をはじめとする仲間たちと出会う。
ひと昔前の青春ドラマの熱血教師みたいな村瀬も良かった。
生徒会選挙や囲碁の勝負、
寮の畳敷きのフロアで語り合う時間、
そして…突然の大地震が彼らの絆を強くしていく。
学園祭で女装させられた陽介が、
出所後の父と対面するシーンは、もう胸が熱くなっちゃってね。
あ~、やっぱり友達っていいなぁ…。
物語の舞台が個人的にも思い入れのある土地だったので、
より感慨深く読みました。
『おれのおばさん』シリーズで一番好きです。-
杜のうさこさん、こんにちは♪
佐川光晴さんの本は読んだことがありません。
杜のうさこさんのレビューをよませていただいて、『おれのおば...杜のうさこさん、こんにちは♪
佐川光晴さんの本は読んだことがありません。
杜のうさこさんのレビューをよませていただいて、『おれのおばさん』シリーズ、読んでみたくなています。
これは探さなければ~(^^♪2016/01/16 -
azu-azumyさん、こんばんは~♪
わ~、ぜひ読んでみて下さい!
胸に熱い何かがこみあげてくるようなお話です。
こういった純粋...azu-azumyさん、こんばんは~♪
わ~、ぜひ読んでみて下さい!
胸に熱い何かがこみあげてくるようなお話です。
こういった純粋な少年の成長物語に目がないんですよね。
大好きなシリーズです。
みつかるといいですね!(*^-^*)2016/01/16
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みんなが成長している。
陽介が生徒会長選挙であんな行動をとるとは。
東日本大地震を思わせる環境で、でも放射能の危険はなくて。
村木が現れた場面なんかはもっとページを割いてほしかったくらい。
感動の第3巻。 -
親の不祥事で家族バラバラになった陽介が、高校で健やかに育っている姿がこれでもかと書かれとってもまぶしいです。全体的にきれい過ぎてなんだか気恥ずかしいですが、個人的には希望と光に満ちていて好きです。
刑期を終えた父親への反目が今回のメインテーマですが、重くなくからっと書かれているので特別胸に迫るものとかも無く健やかに青春ドラマを満喫しました。楽しかった。
次回で一部完のようです。 -
これは、順番に読むとよかったのかな。主人公の気持ちとまわりの温かい友情、こんな学校あってもいいなって、かんじた。
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一冊目を読んで好きだった感が、シリーズを追うごとに目減りしてくる。
あの震災の絡め方があんまり……… -
紀伊國屋web
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一気読みだった。同年代の恵子のパワフルさに元気が出た。歳をとると若い人から元気をもらおうとするけど、オイラも若い人に元気さで負けたくない。もとろん、カラダはついてこないんだけど、それを理由に負けるのは嫌だな。陽介が魴鮄舎で感じた「恵子おばさんや卓也のように、自分自身が納得するかどうかを第一の基準として、どこまでも生きていくこと」っていうことが響いた。
乱暴だけど、カラダの衰えを理由に若さに勝てないと諦めるくらいならカラダを鍛えてやろうと思う。カラダが衰えると考え方に根性がなくなったり見た目のだらしなさに気が回らなくなったりする気がする。気持ちを輝かせているには健康であるべきだし、そのためにはカラダを動かしているべきだと本気で信じている。放っておけばできないことが増えるばかりだから。最後まで完全燃焼するであろう恵子だから、応援も多いのだろう。 -
彼は高校生に。