- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087716146
感想・レビュー・書評
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さわやかな青春スポーツ小説。
今回も一気読み。
ライバルの視点が加わり、王者が背負うものの重みも知る。
清陰を応援してるのに、福蜂にも勝ってほしくなる。
「終わるのが惜しい」気持ちでいっぱい。
愛すべきバレーバカたち。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
みんなが戦う姿がかっこよかった。
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負けていいチームなんてない。外から眺めているとドラマを求め期待してしまうけれど、それがどんなに無責任で罪なことか。
丁寧に描かれた福峰の物語は、そんな“観客側”のエゴを改めて思い知らせてくれます。
どうして勝つことができるのは1チームなのか。1番を決めるのが勝負であり、証明。だからこそ1番を手にしたくて努力するし、そうなれない者は夢を見る。 -
統がかっこいい。
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青春の二文字。
何かあったからって変わらない性格と変わっていく仲間との関係性。
自分のため、仲間のためにだからできること。
それが力になる。 -
おもしろくてシリーズ一気に読んだので感想ごちゃまぜです。
スピンオフで先に読んだ福蜂工業高校が出てきた~。
本編ではマネージャー男子の越智くんと三村くんがコンビ的に描かれてる。
男子ばかりの青春ものってどうしてもBL的人気に向かいがちなイメージですが、青木くんの好きな人が同性であることがはっきり描かれているのは、イマドキな感じがしました。ようやく時代もそこまできたのね、という。
一作目ではキャラがいまいち定まっていなかった(ように見えた)黒羽くんが存在感出てきました。
あと文化祭の描写とか、試合以外のところがみんな高校生してて、いろいろ甘酸っぱいものがよみがえります。こういう部分をもっと読みたい! -
バレーのルールは細かくて小説で読むのには想像量がいるが、某漫画を主体に読んでいくとなかなか面白かったです。
前回で灰島の悲惨な過去が解決し、それでも周りの状況などを照らしていくとなかなか濃厚な一冊でした。
棺野と末森の関係は相変わらずニヤニヤするし、それに負けじと…というよりも、それよりも敵方の三森と越智の関係性にニヤニヤしてしまうのは、BLで培われた萌想像力によるものなのか作者の思惑なのか気になりましたが、なかなか面白い関係性でよかったです。 -
灰島の情緒に成長あり。
周りに恵まれてほんとよかった。薄幸だから。
尊い。
止まれなくて一気読みした。
終わってから王道だったことに気付かされる。
続きを書いてくれると嬉しい。 -
実際には、一人のセッターが、どんなに上手くても、そこまで急激に強くはならない。バックアタック一つとっても、どれだけコンビ合わせが必要か。