岳飛伝 14 撃撞の章

  • 集英社 (2015年8月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784087716306

作品紹介・あらすじ

子午山に派兵した金の新帝は、史進に一蹴され、撤退を余儀なくされる。そして、南宋と不戦協定を結ぶ。一方、南宋軍を撃退した岳飛は、中華南方への進出を模索し、動き始めた。

みんなの感想まとめ

物語は、戦の激化と国造りの過程を描きながら、登場人物たちの運命が交錯する様子を描いています。特に、王清の存在は、梁山泊の象徴とも言える重要なキャラクターであり、彼の行く先に悲劇的な結末が待ち受けている...

感想・レビュー・書評

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  • 百八星の好漢たちも残りあと4人かな?
    そりゃそうよ、もう四十八巻も経っているんだから(時の流れを巻数で語るな!)

    そして、ここまで生き残った特権か、ゆったりと語られて死んでいくような気がする
    下衆な言い方をすると割かれる頁数が多い!
    そりゃそうか

    史進は最終巻まで生き残るのかなぁ…

    はい、いよいよ全編戦の話し
    国造りの話しも嫌いじゃないんですけどね
    クライマックスに向けて盛り上がってまいりましたが、一番気になるのは日本に渡った王清!なんかもう悲しい結末を迎えそうで、おいちゃん心配

    梁山泊というものを避け続け、結局逃れることができなかった王清
    彼こそが梁山泊とは果たして何だったのか?という答えを体現する存在なのかもしれない

    • 1Q84O1さん
      エピローグで実は生きていたのパターンかもしれませんよ( ̄ー ̄)ニヤリ
      エピローグで実は生きていたのパターンかもしれませんよ( ̄ー ̄)ニヤリ
      2024/08/01
    • ひまわりめろんさん
      いずれにしてもなんの活躍もしとらんやないか!( ゚д゚ )クワッ!!
      いずれにしてもなんの活躍もしとらんやないか!( ゚д゚ )クワッ!!
      2024/08/01
    • 1Q84O1さん
      名を残すこと、それだけで活躍なのです!
      名を残すこと、それだけで活躍なのです!
      2024/08/01
  • 楊令の形見、吹毛剣が史進から胡土児に渡される。
    その胡土児は北に異動が命じられる。
    このまま梁山泊とは関わる事はないのか?

    秦容、岳飛は順調に北に進む。
    梁山泊と秦容岳飛連合と金国、南宋との力の差が大きい中、どういう終わり方になるか、
    正直、現段階では全然予想ができないが恐らく梁山泊は滅びるんだろう。
    北方節の華麗な終わり方を期待したい。
    残るは後三冊。。

  • 楊令の息子だと聞かされても、育ててくれたウジュが父だと言い切るコトジ。そんなところも楊令と似てる。もう、ウジュとコトジが会うことはないんだろうな。辛いな。
    蒙古の若者とちょっとやり合って殺さずにいたのも、岳飛と会った楊令みたい。すごい。

    耶律越理、楊令のこと大好きやってんね。私もや。崔杼とうきょうがようへいに酒を飲ますのも、顧大嫂と孫二娘が項充を無理矢理飲ました時に似てる。りょこうが高礼の乳盗み見してるのもわろた。笑

    コトジを思う岳飛、童貫みたい。でも岳飛にはたくさんの子供たちがいるんだね。なんか不思議だなぁ。

    岳飛と秦容の北進は安心して見てられる。
    飛と雲の旗ってなんかかっこいいね。

    そして何より、李俊。
    海で生きた男が海で死んだ。それだけ。私も涙は出なかった。笛を吹いた男、共に戦った男、李俊。かっこよかったな。大好きだったな。良い死に方だった。

    残された史進はどうなってしまうの。。。

  • 楊令の形見ともいえる吹毛剣が、史進の手で胡土児に渡されます。楊志という懐かしい名前もで出てきて、感慨深いです。
    そして、李俊・・・。王清の笛を聴きながら逝く場面はもう・・(涙)。

  • 秦容と岳飛が北進を始めた。

    いくつかの街を開放し、秦容は兵を増やし、岳飛は南宋を撹乱していた。

    金国は南宋と停戦し、梁山泊に向かおうとしている。

    梁山泊を避けていた王清は行き場がなくなり、梁山泊をある程度受け入れて日本の十三湊に落ち着く。

    胡土児が楊令の子供であることが分かり、史進から吹毛剣を託される。

    李俊が十三湊で亡くなった。新しい戦が始まり、歴史が開く予感。

  • 読了。レビューは最終巻で。

  • 図書館で借りて読んだ。

  • 第14巻読了

    前回まさかで生き残った李俊が、幼き子を助けて静かに死んでいく。今までになかった展開で、年老いた李俊の最期に相応しかったと思う。
    そして吹毛剣のくだりは、楊業の名前も出てきて懐かしい限りだ。
    氏の本には、昔の登場人物が途中途中で出てくることが多く、読むものを引き込む魅力がある。

    決戦は如何に!!

  • 楊令と岳飛の最初の出会いのようなものが、胡土児と蒙古軍の少年の間で繰り返された
    胡土児はあまり好きではないけど、やっぱり嗚呼と思ってしまうな


    李俊の死に方はとても好きだったなあ。史進がどういう反応をしたのかとても気になる。

  • やはりいつか見た光景というか、もはや新鮮味に欠ける。
    最後の戦いに向けてもう一盛り上がり作れるか。
    もう最後まで読むしかないんだけれども…。

  • 吸毛剣が敵の手に渡り、李俊が死んだ一冊。世代交代もいよいよ終わるか?

  • 岳飛伝としては14巻目、大水滸としては38巻目。

    岳飛が南宋へ、秦容が金へ仕掛け始めましたが、まだまだ決戦には至らないようです。
    それよりも子供を助けて死んでいくオリジナルメンバーのパターンはいかがなものでしょうか。
    今回もオリジナルメンバーの静かな死が訪れてしまいました。
    櫛の歯が欠けていくような、歯ブラシの毛が抜けていくような・・・、史進はフラグがたっても前線で生き延びているのがすごいのですが。
    次巻もたぶん決戦にはならないような予感です。
    ちなみに歴史上の現時点は秦檜の死亡前くらいかな。
    また、ジンギスカンのような少年が胡土児と対面するが、まさか「成吉思伝」とか「テムジン伝」とかまでいかないでしょうね。

  • 20160211 そろそろ終盤か。この先に付いては作者の思いで変わっていくのだろう。最後まで付き合えれば良いが。

  • 南方の秦蓉と岳飛がいよいよ南宋との戦いの為、北進し程雲率いる南宋軍との戦いが始まる、金のウジュンと梁山泊との戦いを前にして致死軍の候真が胡土児が楊令の子供である事を突き止め史進に形見の吹毛剣を胡土児に届け、ウジュンは吹毛剣での梁山泊との戦う事を避け北方の蒙古戦線に胡土児を派遣する。その北方では、楊令軍にも所属していて蒙古戦線の将軍耶律越里が死す。放浪の王清は南宋に追われ致死軍の羅辰に保護され日本に渡る。その日本では、李俊が静かに死す。

  • 秦容・岳飛が北進し、南宋と開戦する。一方、程雲は埋伏し対抗する。胡土児に吹毛剣が渡され、李俊が静かに日本で亡くなるところまで。

  • いよいよ物語も終盤に入ってきたような気がする展開になってきましたね。岳飛と秦容の軍が北進して、本格的に南宋軍とぶつかり合いが始まったのと再度、梁山泊軍と金軍の全面衝突が始まりそうな気配になってきましたね。この最終決戦とも言うべき戦いの行く着く先は何なのか興味津々です!
    また、楊令の吹毛剣があの人に受け継がれましたね。
    そして李俊がついに・・・

  • ★2015年10月30日読了『岳飛伝14 撃撞の章』北方謙三著 評価B+

    これまでの冗長だった話が一気にトーンを変え、全面的な三者間での戦争へ再び突入する。風雲急を告げる第14巻である。やはり、北方謙三氏は、乱世に生きる男たちを描かせるとその筆の輝きが増す。

    いよいよインドシナ半島方面の南国で力を養ってきた岳飛と狼牙秦容が北上し、南宋の支配地へと進軍。秦檜の国富策が実って、絹織物で国力を充実し始めた南宋と長期の撹乱戦に突入。

    一方、戦う事を国の第一義に考える金国の海陵王とそれに暗黙の承認を与える軍の総帥ウジュは再び邪魔な梁山泊へ大軍を率いて戦いを仕掛け始める。それを受けて立つ梁山泊は、南から進入する岳飛、秦容を致死軍の諜報と兵站線によってサポートする。また、北方では金軍の進撃への備えも怠りなく進めていた。

    西では、金軍の地方軍が西遼の物流拠点である沙谷津を狙って浸入するも、寡兵をもって徹底的に排撃する。

  • 秦容と岳飛の北進・東進が進む一方で,海陵王は南宋と講話して梁山泊への侵攻を準備~岳飛が景嚨を進発して,大理から南宋領を侵すが,高山兵のお陰で城を落とし,成都府まで十の砦を築いた。南宋の組織的な反攻がないのは,秦容が小梁山の兵を率いて北進しているからだ。王清が潜んでいる陳家荘が南宋に潰されそうになって,南へ脱出するが,港で会った張朔は王清と妻・鄭涼を十三湊へ送り込んだ。李俊が金居のような暮らしをしている。岳飛が東へ進むと背後に殺気を感じて,横に注意が払われなかったところを程雲に奇襲を掛けられた。梁山泊は胡吐児に父・楊令の吸毛剣を史進に託して届け,金の総帥・兀朮は北辺の地へと送り出す。楊令の剣で梁山泊と戦ってはならないという気持ちが双方に通じていた。南宋の秦檜は桑の栽培と絹織物を物産の軸に据え,戦費を楽々と稼ぐと踏んでいる。秦檜の腹心であった許礼は大理との国境線に追いやられれ,半年後の反転攻勢へ備える~この前の巻で,西遼の執政を母大虫と書いたが,顧大嫂でした!! 日本で隠居暮らしをしている李俊は,溺れそうになった日本人少年を助けて,王清に船に引き上げられたけど,結局・息を引き取ったのだろうなぁ

  • 史進が胡土児に亡き父楊令の吹毛剣を届けるくだりは梁山泊シリーズの中でも、忘れられそうにないくらいぐっときた。

    それにしても混江竜李俊が死んでしまって、梁山泊の生き残り史進だけになってしまった。史進の死にざまどうなるんだろう。

  • 北方謙三著水滸伝シリーズ。水滸伝からの古参がまたひとり逝った。戦死ではなく海に溺れた子供を助けての死はなんとも呆気ないそれでもなんとなく納得。。久々の吸毛剣登場に感動。昔の登場人物達がチラホラ出てくる度に水滸伝から再読したくなるけど、その量に尻込みしてしまう。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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