怪談のテープ起こし

  • 集英社 (2016年7月26日発売)
3.48
  • (20)
  • (63)
  • (81)
  • (11)
  • (3)
本棚登録 : 491
感想 : 76
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784087716689

作品紹介・あらすじ

著者がこれまで見聞きした特異な心霊話。自殺する者は何を語るのか。老人の、夢とも現実ともつかぬ不気味な昔話の真相は。怪女「黄雨女」とは一体──。戦慄のテープ起こしがいま、始まる。全六編。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

特異な心霊話を集めた本作は、リアルとフィクションの境界を曖昧にし、読者に不気味な体験を提供します。短編それぞれが独自の恐怖を描きつつも、全体としては巧妙な構成が施されており、序章から終章にかけての流れ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ホラーミステリーも得意だが、やはり三津田信三はホラーの方がしっくりくる!

    連作短編小説で章の合間に幕間があるのとメタ要素がより作品に引き込まれる!?

    身体の芯から来る怖さですね〜。

  • 2023/6/18 再読前の追記
    さっぱり意味が解らないのだが、この本をずっと読みたいなと思っていて全く読んだ記憶がないのに、読了記録がついているのはどういうことだろう。
    しかも感想も書かれている。
    読んでいないのに、当たり障りない感想を書いたようにも見えるがまったく内容を覚えていない。
    星が3ということはあまり好みではなかったのか。
    それにしても冒頭を読み始めたばかりなのだがさっぱり覚えておらず、初見と同じ状態である。
    読み進めるうちに思い出すだろうか。
    記憶力は良い方なので驚いている。

    ---------------------------------------------------
    相変わらず構成が上手い、と思う。
    短編それぞれは、私にとって怖すぎる!と言うほどではないのだが、序章、幕間、終章、この構成と補足がある事で現実味が増すような錯覚を起こさせる。
    のぞきめのときも感じたが、なによりの呪術者は三津田信三氏ではないかなと思う。
    それにしても、著書の作品に出てくる登場人物の名前は毎回変わっているというか難読というか。
    読み仮名を忘れてしまったりする。
    地名はアナグラムということのようだが、名前はどうなのだろう。

    不気味だが先が気になるため一気に読める、という作品だと思う。

    今回は家鳴りもせず平和に読めました。

  • 三津田さんのこういうホラーは、本当に自分にも何か障りみたいなのが起こるんじゃないかという気になる。

    どの短編も面白かったけど「死人のテープ起こし」と「黄雨女」みたいなのが好みかな。

  • 「これを読んだら奇妙な出来事が起きる」的な話が好きな人にオススメの一冊。短編集で読みやすい。どの話もぞわぞわさせてくれる。個人的には「死人のテープ起こし」「集まった四人」が特に面白かった。

  • 怪談のテープ起こし
    著作者:三津田信三
    発行者:集英社
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

  • 今回もホラー映画蘊蓄を織り交ぜつつ、毎度お得意のリアルとの交差っぷりが絶妙で、読者へのくすぐり、とても楽しめました。

  • ホラー短編集。

    いつもの自己責任注意書きと実体験感ある物語が絶妙に怖くてよい。

    怪異?というか相手の正体がはっきりと分かるわけでも無いところはもやもやする。
    解決法も何となく助かった的な感じが多くて気になる。

    共通が水なのは括りが大きくて逆に気にしてなかった…笑
    読んでる間、雨が降らなくて嬉しいような残念なような。

    死人のテープ起こしと留守番の夜が好きだった。

    割と毎回思ってたけど地名とか名前が絶妙に読みづらい。

    カセットテープって今日日聞かないし見ないけど良いよね。ビデオテープとかも。



  • 筆者が人から聞いた怖い話、という設定の短編集。
    「集まった四人」はアンソロジーで読んだ記憶があります。
    連作短編なのかな~と読み進めましたが、各短編に繋がりは殆どなく(一応最後に解釈が提示されるけど、こじつけ感が強い)、合間に挟まれる編集者のエピソードは弱いというか蛇足な印象でした。自分が同じ目に遭ったらと想像すると怖いんだけどね…

    しかし、各短編は面白かったです。
    最初の「死人のテープ起こし」が、この本のタイトルから期待していた内容だったのでワクワクしました。これが1番怖いと思う。

  • 収集した物語という体のため増して怖い

  • ホラーはミステリと違って解決はないんだよね。すっきりしないのがホラー。やっぱり私はホラー寄りだな。
    それにしても自殺直前の人が吹き込んだテープなんて他人が手に入れることができるか?遺書でさえ難しいだろうに。

  • 現実に起こりそうなホラーが多めでした。じんわりとした感じの怖さがありますが、怖すぎて読めないというほどではなさそう。お風呂で思い出すと辛いかもしれない

  • 昔は貪るように読んだジャンルだったけど。

  • 面白いんだけど思ったより怖くはない。

  • とても怖かったです。
    オチまで怖かった。

    死人のテープ起こしはぞっとした。人の死の間際に話すこと、すごく近くに何か存在するかのような世界観だった。

    全編を通じで水がからむ。雨が降るシーンも多い。
    読み終わった後仕事にでたのだが、天気予報に反して雨だった…

    「何よりもショックだったのは、亡くなった方には大変失礼な言い方になるが、遺体が「もの」にしか映らなかったことだ」
    すごく実感として伝わってくる表現。

    ホスピスの起源は旅籠を兼ねた教会で、病気になって旅を続けられなくなった人を看護したことがはじまり。無私の精神で看護にあたる聖職者に対してホスピタリティという言葉がうまれ、ホスピタルの言葉ができたという。

  • 短編の組み合わせではあるが、まるで作者の体験談であるかのような構成で面白い。テープ起こしの内容が臨場感があってとても怖い。

  • 読み始めたら雨が降ってきた。そして意外と時間ドロボーだった。

  • 『留守番の夜』がお気に入り。映画化したら面白そう。

  • ブクログのランキングで怖い小説ランキングに入っていたり夜中は読まないでとか明るいうちに読んでとか書いてあったので普段は読まないホラー小説を読んで怖い!面白い!を体験したかったが。当てが外れた。全然怖くない。連続短編で読みやすいけど嫌というのを厭と書いてみたり作者のホラーの雰囲気を出すためなのかそういう変換がチラホラ入るのが読みにくさもあったり又ホラーレベルでいうと世にも奇妙な物語のジャブレベルの怖さというより気が悪いね位の連続短編。人の感性は色々だけどこんなのなら夜中にでも全然読める。怖くないのが一番怖いよ。ホラー小説なんだからw

  • 奇怪な物に遭遇してしまった体験者を取材したカセットテープ、そしてMD。その中から拾い上げられた6つの体験談。それを書き起こす編集者の回りでおかしな事が起こり始める。それぞれの事象には関連性はないように見えるが……?作中の怪談でお気に入りは?と聞かれると少し困る。全体的に好みで甲乙つけがたい。『どこの家にも~』、『わざと忌み家を~』に比べ間に挟まれた、編集者に迫る怪異が控えめなため、終章で行われた解説もそんなに気にならなかった。

  • 体験談を紹介する体で進むので、突拍子も無い設定でも本当にありそうな感じでゾクゾク。構成が凝ってました。黄雨女とすれちがうもの、はよく聞く感じではありましたが怖かったです。この手のホラーでは鬼談百景が特に怖い!と思ってましたが、こちらもなかなかのものでした。ブクログさんご紹介のホラーです。楽しかった!ありがとうございました!

全62件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

三津田信三
奈良県出身。編集者をへて、二〇〇一年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。『水魑の如き沈むもの』で第十回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、映画化された『のぞきめ』、戦後まもない北九州の炭鉱を舞台にした『黒面の狐』、これまでにない幽霊屋敷怪談を描く『どこの家にも怖いものはいる』『わざと忌み家を建てて棲む』がある。

「2023年 『そこに無い家に呼ばれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三津田信三の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×