地面師たち

  • 集英社 (2019年12月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784087716849

作品紹介・あらすじ

ある事件で母と妻子を亡くした辻本拓海は、大物地面師・ハリソン山中と出会い、彼のもとで不動産詐欺を行っていた。ハリソン一味のメンバーは、元司法書士の後藤、土地の情報を集める図面師の竹下、土地所有者の「なりすまし役」を手配する麗子の五人。彼らはひと仕事を終え再集結し、ハリソンの提案で次に狙いをつけたのが泉岳寺駅至近にある広大な土地。市場価格100億円という前代未聞の案件だった。一方、定年を間近に控えた刑事の辰は、かつて逮捕したが不起訴に終わったハリソン山中を独自に追っていた。
次々と明らかになる地面師たちの素顔、今だかつてない綱渡りの詐欺取引、難航する辰の捜査。そして、地面師の世界に足を踏み入れた拓海が知った衝撃の事実……。それぞれの思惑が交錯した時、待ちうけていた結末とは――。
地面師たちの組織的犯罪を、圧倒的なリアリティーで描いた新時代のクライムノベル。


【著者略歴】
新庄耕(しんじょう・こう)
1983年、京都府生まれ。神奈川県在住。慶應義塾大学環境情報学部卒業。2012年、「狭小邸宅」で第36回すばる文学賞受賞。著書に『狭小邸宅』『ニューカルマ』『カトク 過重労働撲滅特別対策班』『サーラレーオ』がある。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

実際の事件を基にしたこの作品は、地面師たちの巧妙な詐欺劇を描き出しています。主人公の拓海は、大物地面師・ハリソン山中と共に不動産詐欺に関与し、次々と繰り広げられる緊迫した展開に読者を引き込みます。登場...

感想・レビュー・書評

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  • Netflixで話題になっていた地面師たち
    ずっと見たかったんですよねー


    でも契約してないし、、ってことで
    本で読むことにしてみました♪(遅)

    (いつか契約しようしようと思って
    でもいろいろ見る時間がないなーとここまできてしまっている、、、)



    先にキャストとか調べて脳内再生しながら読んだのでとても読みやすかったです!


    みんなピッタリ(´∀`*)
    綾野剛!トヨエツ!リリーフランキー!




    積水ハウスの事件をもとにしているんですね
    実際にあった事件をもとにしてると思うと、余計ドキドキしました!!

    テンポも良く面白かったです





    でも、ラストがなぁ、、、


    くぅ!!!!






    読了後に事件についても調べました。


    なんでこんなことが起こるのか
    素人にはよくわからずですが
    もう誰も信じられないです、、、
    こわいこわい



    続編も出てるようですね!!
    とりあえず今回はここでおしまいにしとこうかな(*´-`)

    • どんぐりさん
      いやーそうですよね!!
      いつか見たい!!
      、、、、いつか!!!
      いやーそうですよね!!
      いつか見たい!!
      、、、、いつか!!!
      2025/02/08
    • shintak5555さん
      私この作品評価高くなかったんですよ。
      でもあの映像は欲と腹黒さがマシマシになってるようです!
      俳優ってすごい!
      私この作品評価高くなかったんですよ。
      でもあの映像は欲と腹黒さがマシマシになってるようです!
      俳優ってすごい!
      2025/02/08
    • どんぐりさん
      ホント俳優ってすごい!!

      Netflix契約したら見たいの沢山あるんですよ、、、
      でも読みたい本も沢山あるし、、、
      ホント俳優ってすごい!!

      Netflix契約したら見たいの沢山あるんですよ、、、
      でも読みたい本も沢山あるし、、、
      2025/02/08
  • とても面白く、身震いしながら読了。
    2017年に本当にあった地面師による事件を元に描かれているということでとても興味深かったです。

    地面師のハリソン山中は、宅地建物取引業法、不動産登記法、借地借家法、国土利用計画法、区分所有法といった不動産取引にかかわる法令はもちろん、自治体の条例にも通じ、刑法や刑事訴訟法の条文ないし判例をやすやすと諳んじる。かと思えば、アリストテレスにはじまり、ヘーゲルやマルクスといった古典の一節を援用し、滔々と持論を述べたりする。このような知識と説得力で善良な市民も善良な所以これまた騙されてしまうんだと思う。

    詐欺事件で一つ気づいたことは、詐欺師は必ず「急かす!」ということです。急かして判断を鈍らせる。気をつけましょう。

    Netflixドラマでハリソン山中は
    豊川悦司さんですね。こちらも観てみたいです!

  • 積水ハウス地面師詐欺事件(2017)を元にしたフィクション。サクサクと読める。
    ラストにかけての盛り上がりは良かったですが、ちょっと盛り込みすぎの感も。「事実は小説より奇」でノンフィクションの方が良いかも。

  • 不動産詐欺組織を描いたクライムノベル。

    面白かったー
    馴染みのない世界だけど分かりやすく書かれていたし、個性的な登場人物たちがNetflixドラマの配役でイメージできて読みやすかったです。
    実際にあった巨額詐欺事件がモチーフになっているだけに、リアリティと緊張感があってゾクゾクしました。

    コン・ムービーという大規模な仕掛けで大金を得る犯罪映画のジャンルがありますが、まさにそんな感じ。首謀者がいてそれぞれに役割があって細かな手口が描かれます。
    紅一点のチームの様子からちょっと「ルパン三世」っぽいような気がしていたら、全然そんな甘いものではなかった(汗)
    トヨエツさん(=ハリソン)が不気味で怖すぎました。
    自分の利益の為に人を騙すという神経が理解できないし、ニュースでよく目にする特殊詐欺事件なんかも腹立たしいのですが…
    フィクションの犯罪ものは何故か楽しめてしまいます。
    続編も気になるしドラマも観てみたいです。

  • 面白かったです!一気読みです。この作品は実際に起きた事件をモチーフにしてます。地面師とはなんぞや?から、どういう手口で詐欺が行われ、またなぜ騙されてしまうのか?非常にわかりやすく描かれていて、そんな事が実際に起きているのかと驚かされます。また内容的にも緊迫した状況下で行われていく地面師たちの行動が、ハラハラドキドキ感あり、展開が気になる作りであっという間に読み進める事が出来ます。そして読みやすい。実際の事件は五反田、本作では高輪ゲートウェイ、私の職場が五反田にあり通勤で高輪ゲートウェイを毎日通過してますが、こんなにも身近な場所で、こんなにも非日常的な出来事が起きているのかと思うと、一般庶民の私からすると、世の中って本当によくわからないなと。。。この後、Netflixを見ようと思います!

  • 『地面師たち』
    単なる詐欺の話ではない
    ------------
    この小説は、実際に起きた不動産詐欺事件をモデルにしていますが、あくまでフィクションです。

    現実の事件の裏側で、どんな人間模様が繰り広げられていたのか。そんな想像をかき立てられる、非常に読み応えのある作品でした。
    ------------
    1.転落した男が出会った、裏社会のプロたち
    物語の主人公は、拓海という青年です。彼は事業に失敗した父親が起こした事件で、家族を失います。

    人生に絶望し、風俗嬢の送迎ドライバーとして日銭を稼いでいた彼が、ひょんなことから地面師の世界に足を踏み入れていく。

    そんな拓海の前に現れるのが、地面師集団を率いるカリスマ・ハリソン山中です。冷酷で底知れない闇を抱えるハリソンの下で、拓海は詐欺師としての才能を開花させていきます。
    ------------
    2.プロフェッショナルな犯罪集団地面師とは?
    他人の土地の所有者になりすまし、偽造書類を使って不動産を騙し取る詐欺師のことです。

    この小説に登場する地面師たちは、単なるチンピラではありません。

    彼らは、詐欺のターゲットとなる土地を綿密にリサーチし、不動産や法律の知識を学び、偽造書類を作成するIT部隊まで抱えています。
    それぞれの得意分野を生かし、組織的に犯行を重ねていく様子は、まるでビジネスのようです。その巧妙さに、背筋が凍る思いがしました。
    ------------
    3.詐欺は、なぜ起きてしまったのか?
    小説を読み進めるうちに、何度も「なぜこんなことが起きてしまうのだろう」と考えました。

    作中で描かれる多くの事件では、契約書が交わされた時点で多額の代金が支払われていました。

    もし、国や役所の許認可など、より厳密な手続きが完了した後でなければ代金を支払わないというルールがあれば、被害を防げたかもしれません。

    しかし、地面師たちはその隙を突いてきます。彼らの手口は、私たちが当たり前だと思っている社会の仕組みの脆弱性を、まざまざと見せつけてくるようでした。
    ------------
    4.読み終えて
    『地面師たち』は、単なるスリラーではありません。

    人生に絶望した人間が裏社会に染まっていく過程や、そこに生きる人々の葛藤がリアルに描かれています。

    この小説は、人間というものの多面性や、社会の闇について深く考えさせてくれる、そんな作品でした。

  • ラストはちょい微妙でしたが面白かった。
    地面師の「仕事」ぶり恐れ入りました。
    そりゃ逮捕起訴収監されても何度でもやるわ…。

  • 流行りモノに乗っかってみたw

    面白くて、サクサク読めます。
    まぁ、面白くはあるし、犯罪の中で生まれる絆だったりにホロっともするんだけども…
    一人勝ちかーって悶々とします。
    それぐらいの人物でないと、ここまで率いることもできないでしょうけども。
    なーんか悔しいから⭐︎みっつw

  • <薄>
    リアル友人の勧めで読んだ。それは僕にとっては非常に目づらしい事。だって僕にはリアルの友人はほとんど数えるくらいしかいないのだもの。なんでもテレビドラマで遣っていたのを見て面白かったので,原作の小説もきっと面白いだろうから読めば,という誠に軽いおすすめだった。が,これがその通りで面白い。ドラマ化されるような本はやはり面白いのだ。僕はドラマをいやテレビそのものをほぼ見ないのでそこからの情報はまづ入って来ない。なので友人のこの様なおススメは大変嬉しいものだ。

    作者の新庄耕については全く初めてで僕は何も知らない。だが奥付けの著者紹介をみるとなんと1983年生まれで2024年現在たぶん今41歳。めちゃ若い。一部の特別な奴を除くと僕の普段読む作家達の中で一番若いのではなかろうか。まあゆえに未熟なところはいっぱいある。面倒なのでいちいちは書かないが。ちなみに面白かった物語の全体を締めくくるラストは,僕には何のことだがサッパリ分からなった。でも最近続編が出たらしい。読むか。さてどうしよう。少し考える事にする。

    • ryoukentさん
      ちなみに僕は今,25年ほど前にウン千万円もかけて建てた『積水ハウス』に独りで住んいでます。この小説は笑えたけど,積水ハウスは機能的で耐久性も...
      ちなみに僕は今,25年ほど前にウン千万円もかけて建てた『積水ハウス』に独りで住んいでます。この小説は笑えたけど,積水ハウスは機能的で耐久性も抜群でとても良い住宅です。まじめっちゃ高いけど...(笑)
      2024/08/14
  • ドラマが話題になったので読んで見ました。
    詐欺が地面師というだけで良くあるストーリーじゃないかなと思いました。
    ドラマを見れば違う感想になるのかな。

  • 初読みの作家さん。
    素人には色々とわからないことがある割に、読みやすかった。
    読みやすかったが、やっぱりわからないことだらけ。

    土地の本当の持ち主が、本人の知らないところで自分の土地を奪われてしまうのかと思っていたが、そうではないんだよね?
    買い取った(はずの)企業が、何かの事後処理手続きで法務局に出向いた時に、初めて詐欺にあったとわかるってことなんだよね?
    法務局がしっかりお仕事してくれてるってことなんだよね?
    偽の書類をちゃんと見抜けるのは法務局だけなら、契約する前に、買う側が法務局に真偽を確かめてもらうっていうシステムは無いの?

    もう、本当に何も知らなくて理解もできなくてごめんなさいなんだけど。

    【ネタバレあり】







    お堂で石洋ハウスの青柳常務がお寺の歴史的逸話を話し出したシーンでは、これは青柳常務がひっかけているのだと思ってドキドキしたのだが、全然違ったようだ。
    普通に青柳常務は騙されていた。

  • ある事件で母と妻子を亡くした辻本拓海は、大物地面師・ハリソン山中と出会い、彼のもとで不動産詐欺を行っていた。ハリソン一味のメンバーは、元司法書士の後藤、土地の情報を集める図面師の竹下、土地所有者の「なりすまし役」を手配する麗子の五人。彼らはひと仕事を終え再集結し、ハリソンの提案で次に狙いをつけたのが泉岳寺駅至近にある広大な土地。市場価格100億円という前代未聞の案件だった。一方、定年を間近に控えた刑事の辰は、かつて逮捕したが不起訴に終わったハリソン山中を独自に追っていた。
    次々と明らかになる地面師たちの素顔、今だかつてない綱渡りの詐欺取引、難航する辰の捜査。そして、地面師の世界に足を踏み入れた拓海が知った衝撃の事実……。それぞれの思惑が交錯した時、待ちうけていた結末とは――。
    地面師たちの組織的犯罪を、圧倒的なリアリティーで描いた新時代のクライムノベル。



    ☆3つけてるけど3.5にしたい!
    以前ラジオで中居くんが ドラマ面白いと言っていたので観たかったんですが Netflixは契約していないので とりあえずは原作を読んでみようと思いました。
    実際に積水ハウス地面師詐欺事件という事件があったんですね。
    なりすまし役が個人情報を記憶し 練習するという用意周到な準備がすごくて怖いです。
    こんなんドラマや小説の中だけの話のように思ってしまうけど 実際にあったなんてちょっと信じられない。
    シリーズ化されてるみたいなのでそちらの方も読んでみたいです。

  • 感想
    Netflixで見てからの原作読み。

    積水ハウスの地面師詐欺を題材にした作品。

    ドラマとちょくちょく違うところも楽しみながら読める。

    やっぱりドラマは原作から結構盛ってたんだな。


    あらすじ
    拓海は、元暴力団で地上げをやっていたハリソン山中らと地面師詐欺をやっていた。

    一山終えて、再び集まったある日、ハリソンはスリルを求めて、100億超えのディールをやってのけようと一同を焚き付ける。

    山手線内、高輪ゲートウェイ駅の近くの泉岳寺という土地。石洋ハウスの青柳は社長レースに勝つため、大きな開発案件を必要としていた。

    警察の辰から拓海の父親を騙したのは、ハリソンだと知らされる。石洋ハウスの案件はなんとか成功させるも、拓海は自分の父親の件をハリソンに問い詰める。

  • 実際の事件をもとにし事件の手口に目を奪われながら、登場人物の背景の肉付けも興味深く一気に読み切った。
    積水の事件からもう数年経ったのか。。

  • コンパクトに話がまとまっていて、中だるみすることなく楽しめました。
    続編があるようなので読もうと思います。

  •  実在の詐欺事件を元に書かれたフィクションで、基本的に犯罪者の視点で描かれている。悪の成就が目的のストーリーであるが、巨額詐欺が成功してアングラー社会が潤っている実情を鑑みると、基本的に物事の価値観を勧善懲悪においている自分としては複雑な思いを感じてしまう。しかしアングラー社会がテーマであるからこそ、生死をかけた駆け引きや虚飾に満ちた夜の社交の描写が非常にリアルに感じられた。実在の事件を知っているだけに結末はある程度予想がついたが、読み進めるほどに次の展開が気になる読み応えのある本であった。

  • 積水ハウス「地面師」事件を元にした小説なんですね。
    最近読んだ奥田英朗さんの『罪の轍』と同様
    実際にあった事件をモチーフにして
    群像劇になっていてドキドキして読みました。
    とても面白かったです。

    個人的に「不動産」がマイブームなので
    いろいろ勉強になりました。
    新庄耕さんが他にも不動産を扱った小説を書いていると知りました。
    それも読んでみたい。

  • 「もうええでしょ」のセリフを楽しみにしながら読んだけど無かったかも笑
    いや〜〜こんな世界もあるんですね。ドラマをもとに原作履修しましたが、引き込まれました!

  • Netflixで人気ドラマの原作ということで読んでみた。
    衝撃的な展開はなかったが、リアルな詐欺集団とはこういうものかもしれない。

    ドラマの脚本・監督がとても良いのだろうなと思った。

  • 他人の土地の所有者になりすまし、その土地を第3者に勝手に売却する詐欺師を地面師と呼ぶ。数年前に積水ハウスが約60億円を騙し取られたことで有名になった言葉だ。その手口も驚かされた。チームを組み、リーダーの指示の下、土地調査、文書偽造、資金管理、なりすまし役とその手配など担当が明確化されていた。

    そんな地面師集団をリアルに描いた裏社会小説。父の無理心中で家族を失った主人公が地面師となったいきさつが描かれ、彼が属する地面師チームと狙われた資産家、不動産会社、さらにチームを追う警察官がそれぞれに活躍し、テンポよく他人の土地がカネに化けていく。

    読後、詳細に取材をしているという印象。これだけ綿密な準備をされれば、大手企業でもだまされるのも仕方がないか。積水ハウスにちょっと同情。地面師業界をめざす人のマニュアル本としても最適だ。

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著者プロフィール

1983年、京都市生まれ。神奈川県在住。慶應義塾大学環境情報学部卒業。2012年「狭小邸宅」で第36回すばる文学賞を受賞しデビュー。著書に『狭小邸宅』『ニューカルマ』、近刊に『カトク 過重労働撲滅特別対策班』がある。

「2018年 『サーラレーオ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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