逆ソクラテス

著者 :
  • 集英社
4.20
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本棚登録 : 6225
レビュー : 461
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087717044

作品紹介・あらすじ

惑わされるな。天地をひっくり返そうぜ。
伊坂幸太郎、作家生活20年目の真っ向勝負!

【著者略歴】
伊坂幸太郎(いさか・こうたろう)
1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)、08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞・第21回山本周五郎賞を受賞。他の著書に『重力ピエロ』『終末のフール』『残り全部バケーション』『AX』『ホワイトラビット』『クジラアタマの王様』、阿部和重氏との合作『キャプテンサンダーボルト』などがある。

感想・レビュー・書評

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  • 自粛長期戦、今この作品に出会えてよかった。

    この作品が山積みされた本屋さん。そのすぐ近くにちんまりと置かれた伊坂先生からのメッセージ「読者の皆さまへ」。この作品に対する思い、「大変な現実」を前にした時に作家としてできること、について記載されていて、そのメッセージも手に取って、他の単行本も数冊手に取って、人との間隔を空けて、レジへ並んだ。そうそう、単行本は通勤には非常に骨が折れるのですが、とりあえず自粛期間中は通勤気にしなくていいし、まとめて単行本を買ったのです。

    デビュー20周年となる今回の伊坂作品のテーマは、「先入観」と「逆転」。
    短編にも関わらず、勧善懲悪的な爽快感と、きれいな伏線回収はやはりお見事。
    また、短編集ではありますが、それぞれが少しずつ重なり合っている連作短編集です。

    爽快感で満たされる。いつも一気読みだ。
    伊坂作品の一気読みは、内容の面白さだけではなく、時間の経過という点でも言える。
    一つの作品の中に、瞬間の積み重ねが、詰まってる。瞬間の中での仕草、会話一つ一つの描写がとても丁寧で、緻密。
    ドラゴンボールに例えると、「ナメック星の爆発まであと5分!」と言っておきながら、そこから何話も続いていって、その5分が異様に長く、その中で何か奇跡が起きてほしい、あーもう5分経っちゃう、いやでもまだ終わってほしくない、むしろここで終わられたら困る、どうなるのどうなるの、そんな気持ちで結局ラストまでぐいぐい読まされる。ものすごいドキドキして、身体中の血液がごうごうと動き回り、それに伴って心臓も早鐘をうつ。その瞬間が終わるとゴールテープを切ったかのような爽快感と疾走感。そこで今まで呼吸が浅くなっていたことに気付かされる。

    今回は全編、小学生が主人公です。
    でもわたしが全編を通して好きなキャラクターは磯憲(先生)です。なのであとがきは感動ものでした。
    小学生の時に素敵な先生と巡り合うというのは、本当に素晴らしい体験だと思う。羨ましい。
    一番好きなお話は、「スロウではない」。ラストで思わず泣いてしまって。ちなみに、ラストが一番すっきりしたのは「非オプティマス」。

    最近はメンタリストDaiGoさんの動画ばかり見ているのですが、その中で、今回伊坂先生が敵として取り上げている、先入観や圧力で人を侮辱してくる人たちが結構出てくるんですね。わたしもよく被害に遭うので、動画を観ながら対策を勉強しているのですが。まさか伊坂作品でこうして出会うとは思っておりませんでした。普段から人の顔色ばかり窺っている、という人には、とてつもない爽快感と、少しの勇気をもらえます。カバーに記載されている「伊坂幸太郎史上、最高の読後感」。期待を裏切らないよ。ちょっと欝々としてきたこの自粛の日々に、これほどまでに気持ちを高めてくれる作品に出会えて、本当に幸せ。

    ※こちらのレビューは、noteにも掲載しております。(https://note.com/tattychannel/n/n055275c27e10

  • 表題作の「逆ソクラテス」のところだけ、ネタバレしているので、これから読まれる方はお気をつけてください。

    「少年や少女、子供を主人公にする話を書くのは難しい」と作者の伊坂幸太郎さんはおっしゃっています。
    「こちらにその気がなくとも子供向けの本だと思われる可能性があります。懐古的な話や、教訓話、綺麗事に引き寄せられてしまうのは寂しいですし、かと言って、後味の悪い話にするのもあざとい気がします」ともおっしゃられています。

    この五編の子どもたちを主人公にした短編小説は、見事にその条件をクリアしていると思いました。

    例えば、私が一番、印象的だった「逆ソクラテス」。
    6年の4月に転校してきた安斎が僕たちに「久留米先生の先入観を崩してやろうよ」と言い出し、自分の判断がいつも正しいと思っている久留米先生を先人のソクラテスの逆だと言い、久留米から目の敵にされている、草壁という同級生をクラスの皆で持ち上げる作戦をいくつか用意します。
    作戦は大成功しますが、最後に胸がキュンとせつなくなる話でした。

    他の4話もおなじみの伊坂さんの会話劇が楽しかったり、面白いキャラクターの父兄が登場したりして、後味の悪い話はなかったです。

    何度か登場する、磯謙(イソケン)という小学校の先生は伊坂さんの小学校時代の先生の名前を借りているそうで、大事なことをいくつも教えてくれた方だそうです。

    私事で恐縮ですが、私にも恩師と呼ばせていただきたい先生がいますが、今年の年賀状に、ブクログの登録したことを書いたら「覗いてみようか」と返事をいただいたのでもしかしたら読んでくださっているかも(たぶんいないでしょう)しれません。
    私は子供の頃から転校が多くお世話になった先生の数も人一倍多いのですが、恩師と呼ばせていただけるのは、その先生だけなんです。他の先生もおそらく先生としていい先生はいらしたと思うのですが、個人的にまで特別お世話になったと思える先生はなかなかいないものです。

    この本で一番、印象に残った言葉は「相手によって態度を変えることほど、格好悪いことはない」です。
    そして、最後になりましたが、伊坂さんの人間を見る目はなんてあたたかいのだろうと、心打たれました。

  • この本の特大ポスターが学校図書館にもとどいたのだが、大好きなJUNAIDAさんの装画に興奮!(もちろん入口に貼りだしている)
    皆さんのレビューからも熱が伝わってきた。


    小学校5,6年生の男子が主人公の短編小説集。
    どの短編も、世に流されるオトナをハッとさせてくれる。


    学校の日常にあふれている、個性に対する思い込みやレッテル。それを最初に与えるのは親にしろ教師にしろ、身近な大人だ。
    女子に比べて無邪気な男子も5,6年生になると、段々と大人の表と裏が見えてくる。
    純粋なだけに信頼を裏切られたと感じ、傷つくことが少なくない。

    クラスの中心にはいない生徒の、レッテル貼りに対するささやかだが大きな一歩となる行動。
    「ぼくは、そうは思はない」
    教師に対峙して言うには、相当勇気のいるメッセージだ。

    自分の子どもも、6年生くらいで先生に対して複雑な思いを抱くようになっていたな…と思い出した。
    その時自分は、「磯憲」や「三津桜の母親」のような態度を示せただろうか?…いや、ダメだった。時間を戻したい。

    鴻上尚史さんの「空気を読んでも従わない」を読んだばかりだが、それと重なるところが沢山あった。
    自分の姿勢を問われる小説なのだが、ドン・コルレオーネや、オプティマスプライムのくだりなど、少年らしい笑いも忘れない、さすがである。
    2020.8.15

  • 読後感スカッと晴れやか!
    小学生達の奮闘に微笑ましくなったり、勇気をもらったり。

    それにしても小さな悪意って本当にうんざりする。先入観以前の問題だ。
    馬鹿にする 無視する 見下す 軽んじる 皮肉る 
    一話目から学校の先生が生徒に対してそれをやっているのだから閉口する。
    いつの時代にもいるのだ。
    「犯罪じゃないし」が口癖のやつは。

    なぜいじめをしてはいけないのか。
    そういう奴らに対しての伊坂先生の【答え】
    が各短編を通じて伝わってくる。

    軽んじられていた人が意外な能力を持っていて相手をビックリさせるような話が多いけど、そんな力を持っていない人もご安心あれ。
    最後は「正直者」が勝つ。
    「真面目が取り柄」な人が勝つ。
    馬鹿にしてた奴らを追い抜く。
    損する時があっても、結果的に幸せな人生を送ると。そういう世界を望んでいる。

    表題作「逆ソクラテス」が一番好き。
    実は「私は、そうは思わない」って言うタイミングを探している。
    あと小学生のゴッドファーザーごっこ可愛すぎた。

  • 5つの話からなる短編集。
    1話目の表題作を読み終わった時点で感動と興奮で震えた。
    思えば伊坂幸太郎さんの作品は、先入観を捨てて、自分の頭で考えろ。自分の目で物を見ろ。というメッセージが込められたものが多い。

    小学生から大人まで、その場で力を持つ者の意見に無責任に乗っかる人々の、その圧倒的な壁のような威圧力と顔のない暴力性に嫌悪感と閉塞感を感じた人は少なくないはすで、でもそこにどうやってヒビを入れたらいいのかわからず、あるいは抵抗することに疲れて、沈黙してしまった経験は、きっと多くの人に共通するものだろう。
    今作はそんな思いに唇を噛んだことのある人たちにとって間違いなくとても痛快で、帯文にもあるように最高の読後感を残してくれる傑作である。

    大人にはもちろんだが、小学校の高学年くらいの子にもぜひ読んでほしい。これから長い人生を生きる上で、きっと自分の心を守り支える強い防具となるはずの、素晴らしいメッセージがここにはあるから。
    そして、この本を読んで大人になる子どもたちが多ければ多いほど、この先の世の中、いじめや、大人からの理不尽な暴力で泣く人たちが少なくなっていくはずだから。

    ああ、感動と興奮のあまり普段と違う硬い文体になってしまいました。
    小学生が主人公だし、短編集なので子どもにも読みやすく、でも大人だからこそ沁みる部分もあって、本当にいい作品です。
    ラストの電器屋さんの涙に、私も泣きました。
    伊坂幸太郎さんの作品には、もう信頼感が半端ないです。

    表紙のjunaidaさんの絵も素晴らしく、装丁の美しさも際立っています。栞紐の色が学童帽と同じ黄色〜!とか、この紙質‼︎とか、私は装丁マニアではありませんが、やっぱり紙の本っていいなぁ、好きだなぁ、とうっとりしながら読みました。

    この本の感動を、多くの人と分かち合いたい!と強く思った一冊です。おすすめします!

    • かおりさん
      まことさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます❤︎
      伊坂幸太郎さん、いいですよね〜!私も大好きです。

      逆ソクラテス、読まれたらまこ...
      まことさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます❤︎
      伊坂幸太郎さん、いいですよね〜!私も大好きです。

      逆ソクラテス、読まれたらまことさんの感想もぜひお聞きしたいです。
      感動を分かち合いましょう!レビュー楽しみにお待ちしています。
      早く届きますように。
      2020/04/25
    • まことさん
      かおりさん♪再度、こんにちは!

      読了しました!
      よかったです(*^^*)
      伊坂さんの小説にはいろいろなタイプがありますが、こういう...
      かおりさん♪再度、こんにちは!

      読了しました!
      よかったです(*^^*)
      伊坂さんの小説にはいろいろなタイプがありますが、こういう少しほのぼのとした伊坂さんもいいですね。
      主人公は子供たちだけど、出てくる大人たちが、子供たちをさとす、決めのセリフには勇気をもらいました。
      あの、子供たちを、変質者から守ろうとするお母さん、最高!でした。
      2020/04/30
    • かおりさん
      まことさん、こんにちは^_^
      再びありがとうございます!
      逆ワシントンのお母さん、お姉ちゃんの教室での突然の演説もよかったですね。

      子ども...
      まことさん、こんにちは^_^
      再びありがとうございます!
      逆ワシントンのお母さん、お姉ちゃんの教室での突然の演説もよかったですね。

      子どものうちに、良い影響を与えてくれる大人に出会える人は幸福だな、と思います。
      すべての人にそんなチャンスがあるわけじゃないから、せめて良い本に出会えたらいいですよね。
      2020/04/30
  • 「親だって、人間だ。」

    「単に、あいつは悪人だから崖から突き落として、消してしまえ、魔法や処刑で消し去るのはできないってことだよ。」

    「特別じゃなくても幸せにいきることはできるから。むしろ、特別じゃない方が幸せになれるんじゃないの?」


    ‪「人生って超大変なんだから。大人だって正解は分からないし、普通に暮らしていくのだって難易度高いんだよ。ゲームでいうところのイージーモードなんてないからね。」‬


    ソクラテスと言えば無知の知で有名ですが
    こんな言葉を残しています
    「知らないことを知っていると思い込んでいる人々よりは、知らないことを知らないと自覚している自分の方が賢く、知恵の上で少しばかり優っている」

    つまりは
    「最大の賢者とは自分の知恵が実際には無価値であることを自覚する者である」

    世の中の知識を全て網羅する人は存在しない
    自分の経験や知恵何てちっぽけなものです

    それに気づかず自分の築いた小さな城に
    立て篭もる「逆ソクラテス」ほど寂しいものはないと思います

    現代版ソクラテスの弁明

    「僕は、そうは思わない」
    敵は先入観、自分をひっくり返せ!!!

  • 子どもたちが主人公の短編集。

    簡単に丸め込まれるでもなく、かといって対等に戦えるまではいかず、悩み、知恵を絞る。
    小学校高学年くらいの、大人というものとの距離感が、うまい。

    子どもでも、やはり信念を持った、独特のキャラクターが登場するのが、らしかった。

    三津桜の母の、暴言コーチに対する物言いとか。
    バスケ部の仲間が、いくつかの経験を積み重ねて、ひとつ乗り越えていくところとか。
    特に「アンスポーツマンライク」に、伊坂幸太郎らしさを感じる。

    悩んだり、困ったりしながらも、ラストは前向きだったり、痛快だったり。
    どれも読後感がよかった。

  • 今年の春から読みたいと思っていた本作品、やっと読めました。期待どおりの面白さでした。

    見た感じ弱いと思った奴に、横柄な態度で接する。
    いじめることで優越感を得る。
    暴力で従わせる。
    私は、こういう人間は嫌いです。
    こういう人間に媚びへつらう人間も嫌いです。

    大人と子ども。
    先生と児童。
    体力・知識・経済力で強弱の差がつきやすい関係です。

    大人同士、子ども同士でもこれらの差は敏感に感じ、生意気な奴を何とかギャフンと言わせてやろうと思っているに違いありません。

    「侮られていた人が評価を逆転させる瞬間は痛快で心地よい。」という文章が出てきました。

    よくある逆転の手段は、相手の弱点を見つけてそこをたたくことですが、相手も自覚しているのでさほど効果はありません。
    相手が自信の拠り所としている優位点をたたきつぶしてこそ効果があります。
    「スロウではない」のスッキリ感はまさにこれです。

    「真面目で約束を守ることは評価される。損をすることも多いかもしれない。だけど幸せになれる。」
    これは、私もずっと自分に言い聞かせてきたことです。今でもそのとおりだと思っています。

    「悪いことをしたら、ちゃんと謝る。これが意外とできない。」
    権力者ほど、平気で嘘をついて、言い分けばかりに知恵を使ったり、他人のせいにする人が目立ちます。

    この本を読んだ子供たち、「正直者が馬鹿を見る」社会はおかしいという感性を持ち続けてね!

  • 小学校という閉鎖した空間が子どもにとっては
    世界のほぼすべて。

    そこで出会う教師という存在を自分と同じ人間だと気付くには
    少々時間がかかる。

    ちょっと早くそれに気づいた小学生たちのお話。

    良くも悪くも子どもだからとか、
    大人よりも、ってことはないのだなぁ。

    あぁ、伊坂さんだ、と感じる話だった。

    ちょっと魔法かけられたような気持ちになる。

    「逆ソクラテス」の「僕はそうは思わない」がお気に入り。
    そうだなぁ、と私は思ったよ。

    大好きだ、伊坂さん。

    敵は、先入観。世界をひっくり返せ!
    って帯に書いてある。
    これもいいコピーだわぁ。

  • 「僕は、そうは、思わない」世界をひっくり返せ! 少年たちは問題に対しどう解決してゆくのか。
    短編5編

    ひっくりがえるところ、やっぱりいいね。子供に読んで欲しい、先入観に負けず、正義・信念を貫いて欲しいと思う。お子さんの成長とともに、伊坂さんも父親が前に出てきたかなと思いました。いじめのこととか叱ることとか。教訓っぽい。
    伊坂さんの作品によくあるよう、同じ人が出てきたり、でつながっているようでその点でも楽しめました。個人的に気に入ったところはゴットファーザーのやりとりのとこでした。面白かったね。

    • ひとしさん
      こんばんは!
      やっぱり伊坂幸太郎さん、外しませんね!
      短編ってのがちょっと残念ですが、読むのが楽しみです♫
      こんばんは!
      やっぱり伊坂幸太郎さん、外しませんね!
      短編ってのがちょっと残念ですが、読むのが楽しみです♫
      2020/06/08
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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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