オフマイク

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  • 集英社 (2020年7月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784087717181

作品紹介・あらすじ

「ニュースイレブン」最大の危機!
番組打ち切り、人気キャスター引き抜きの噂。その背後に潜む闇の正体は!?
大人気「スクープ」シリーズ待望の第五弾!

継続捜査を担当する捜査一課特命捜査係の黒田は、二課の同期・多岐川から二十年前の大学生自殺について聞かされる。その死が、現役大物政治家の贈収賄と関わっている恐れがあるというのだ。聞き込みを行ううちに、黒田はこの事件を「ニュースイレブン」の報道記者・布施も追っていることを知る。いつもふらふらと飲み歩き、飄々としたスタンスで人間関係を築く布施に対して一目置く黒田。その布施の情報から、黒田は事件のカギとなる人物はITで財を成し、政界のフィクサーとして名を流す藤巻だと目算する。ときを同じくしてニュースイレブンの人気キャスター香山が突然失踪する。全く接点の見えない自殺と失踪。その背後にはテレビ業界や警察組織さえも迂闊に手を出せない、大きな闇が潜んでいた――。記者×刑事の異色コンビが活躍する大人気「スクープ」シリーズ、待望の最新作!

【著者略歴】
今野敏(こんの・びん)
1955年北海道生まれ。1978年、上智大学在学中に「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て執筆活動に専念。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞を、2008年『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞、第61回日本推理作家協会賞をダブル受賞。2017年「隠蔽捜査」シリーズで第2回吉川英治文庫賞受賞。空手有段者で、空手道場「今野塾」を主宰。

みんなの感想まとめ

テーマは、テレビ記者と刑事が協力して解決に挑む事件の真相であり、過去の自殺事件と現在の誘拐事件が絡み合う緊迫感が魅力です。物語は、20年前の大学生の自殺が大物政治家の贈収賄と結びついている可能性を探る...

感想・レビュー・書評

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  • テレビ記者の布施が、黒田刑事を巻き込んで事件解決へ
    オフマイク
    2020.07発行。字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。
    スクープシリーズ第5弾とは、知らずに借りて来ました。

    テレビTBNの夜のニュースショー「ニュースイレブン」記者の布施京が、うまく警視庁捜査一課特命捜査対策室巡査部長・黒田祐介とペアの谷口勲のコンビを誘導して事件を解決して行きます。

    物語は、20年前に起きた、大学生春日井伸之の自殺を同期の捜査二課の多岐川幸助から黒田に、再捜査の依頼が秘密裏に来ます。黒田が、IT長者の藤巻清治が絡む大きい事件になるかと思い捜査していきますと。

    以外にも藤巻は、20年前も今回も実行犯の芦沢満を恐れ、知っていても止めることも、何もせずにただ見ていただけでした。このために20年前は、女子大生・篠田玲子がボロボロにされて自殺に追い込まれ。
    それを知った恋人の春日井を芹沢が自殺に見せかけて殺しますが。近くで全てを見て知っていた藤巻は、芦沢を恐れて、見て見ぬふりをします。そして芦沢を自分の事業のために便利に使って大金持ちになります。

    【読後】
    藤巻は、卑怯者で、金があれば何でも自分のものになるという嫌な人間です。頭脳鋭敏で人の懐にすーと、入って行く布施は、20年前の篠田玲子の自殺を聞いて、なんとか事件を表面化させるために動き出します。そして黒田刑事を巻き込んで、事件の実行犯の芹沢を追い詰めていきます。

    最後は、芹沢が、藤巻が一番欲しいニュースイレブンのキャスター香山恵理子を誘拐したことで解決に向かいます。字が小さいですが、読みだしたら引き込まれて行きます。今野敏さんの警察小説は、読むのが楽しみです。
    354ページ
    2021.07.27~28読了

  • 特命捜査・黒田は二課の多岐川より20年前の大学生の自殺、それが現役大物政治家の贈収賄と関わりがあるのではないかと告げられる。報道記者・布施も同じことを追っていた。事件のカギはITで財を成し、政界のフィクサーとされる藤巻。政治家が絡む事件、二人は追えるのか。
    布施の相変わらずクールな感じがいい。このシリーズだけでなく、ドロドロとか残虐すぎるとこないし、人柄、会話、やりとりが楽しみでならない。このシリーズについては、マスコミの実情とかわかり興味ひかれる。今回の誘拐はあんまり現実味がわかなかったけど。

  • 安定のシリーズ。20年前の事件を再捜査することになったが香山が監禁されるということがなければ解決は難しかったような気がする。という意味では犯人がやりすぎて自滅した印象が拭えない。黒田は渋くてかっこいいぜ。布施が珍しく動揺していたとこは新鮮で良かった。


  • 刑事と記者が、微妙な力関係と
    絶妙な協力関係で20年前に起きた
    二つの自殺事件の真相に迫る。

    一見して対立してるように見えるのに、
    仕事に注ぐ熱量と秘めた芯の部分がどこか
    似通っている点が面白い。

  • シリアス過ぎない刑事推理モノなんだけどテレビ記者がゆる〜く活躍する。キチンとどんでん返しを用意してるのは流石。半分くらいで犯人が誰なのか予想しながら読んでほしい。

  • 10月-5。3.0点。
    スクープシリーズ。スクープ打ち切りの噂が。出所は布施の知り合い、IT業社長t。総理とも繋がりがありそうな大物。番組の存亡は。
    相変わらず報道小説ではなく、ほぼ警察小説。読みやすい。
    そこそこのどんでん返しで、意外性有り。

  • <混> しばらくの間 桑原/二宮コンビの大阪弁物語数冊を読んでいたのでこの標準語だけの布施シリーズにちょっと物足りなさを感じた。やっぱ大阪弁がストーリーに与える効果は絶大なものがある。 で,あれ?今回 場面によっては谷口刑事が語り手役をやっているぞ。確かシリーズのっけの頃の語り手は全部「神の声だ」ったような記憶がある。まあどっちでも良いが今野作品も黒川作品も語り手が誰なのかというのは僕的にはずいぶん気になる事なのです。まあいづれ逆戻って調べてみるとしよう。

    ナイス★22
    コメント(2)
    2021/02/10

    ところでエンディングの具合からして藤巻が本シリーズの常連になりそうだと思ったのは僕だけだろうか。たぶん僕の予想は外れるしそもそも誰も僕の感想など読んでもいないだろうから。すまぬ。

    ナイス★3
    02/10 20:47

    りょうけん
    ところでどうして多くの諸先輩方の感想は「シリーズ第何作」で始まるのだろうか。きっとたぶん俺は私はこのシリーズを全部読んでるんだぞ!という「ドヤ顔」をまず表したいからだろう。分かるよ僕も昔は同じだったから。でもたまには他の連中の感想も読んでみなはれ。みんな同じことを書いていてうんざりするからw

  • 今回も布施さんが大活躍。
    20年も前の事件の真相が、どうやって明かされるのか、ワクワクしながらあっという間に読み終わった。

  • テレビ報道。記者布施。
    イベントサークル、半グレ、ねずみ講、売春、自殺、殺人、忖度、IT長者、ネトウヨ。
    近年のキーワードを盛り込んで、ガラガラポンしたかんじ。
    読みやすかった。関係改善できたのは良かった。

  • このシリーズも好きです。
    警察物でも緊張する事だけでなくて、それでもスイスイ読めます。
    「ニュースイレブン」の記者、交友関係が広い布施が今回も活躍しています。

  • 「スクープ」「ヘッドライン」「クローズアップ」「アンカー」に続くスクープシリーズの第5弾。

    東京乃木坂のテレビ局TBN(TBSっぽい)の看板報道番組「ニュースイレブン」(ニュース23っぽい)の破天荒な記者・布施京一と警視庁捜査一課特命捜査対策室(いわゆる継続捜査)の巡査部長・黒田裕介、記者と刑事という異色のバディが繰り広げるこのシリーズは、報道と警察、両方の現場を一度に楽しめるいわば一粒で二度美味しいシリーズ。

    飄々とした風貌ながら驚くほどの人脈を持ち、持ち前の嗅覚を生かしていつの間にか大スクープを手にする布施の魅力が今回も冴えわたり、彼と程よい距離を保ちながらも互いに信頼し合いいざという時は協力し合う黒田刑事。
    今回の事件は20年前に起きた男の自殺と彼の所属したイベントサークル”SS”に絡む疑惑。SSの主宰者でIT長者の藤巻清治(〇リ〇モンっぽい)の関与が疑われるが、首相にも近い関係にある藤巻への忖度から捜査は極秘裏に行われる。事件の真相は?本当の黒幕は誰か?

    正直、事件そのものはまあまあ。だけど、布施と黒田のやりとりとテレビ局の裏事情の面白さが魅力のこのシリーズは、止められないな~←今野さんのシリーズこんなのばっかり(笑)

  • スクープシリーズ 第5弾

    「ニュースイレブン」打ち切りの噂が持ち上がる。

    と同時に、IT業界の寵児・藤巻清治が、時代のフィクサーになることを宣言し、それを警察の黒田と谷口、布施が、20年前の自殺事件に端を発するサークルの闇を暴こうと動き出す。

    ネットでの発言は政府やマスコミまでも忖度の渦に巻き込まれてしまうのか?


    筋は読みやすく、やや奇をてらった終わり方でした。
    結構好きなシリーズです。

  • スクープ第5段。今回はIT長者や半グレやら官僚やら、何やら忖度とか今風?
    いつものように記者の布施と刑事の黒田が同じ筋の事件に迫っていきます。
    面白かった

  • スクープシリーズ、5作目。

    「ニュースイレブン」の打ち切りの噂と20年前の大学生自殺事件。20年もの前の事件を掘り起こした割には、犯人の行動が自滅行為でしかなく残念な感じ。記者の布施さんが相変わらず格好いいのはいいんだけど、あまりに彼の手の裡が見えないのもどうかなと思ってしまう。人脈が広いのはわかるんだけれども。前作を読んだ時も思ったけど、布施さん側からの視点もそろそろあっていいんじゃないかな。

  • 楽しみにしているシリーズの新作^ ^
    どの登場人物もキャラが立ちすぎず、ちょうどいい感じが好き。結末もいいところに着地するんですよね。本当に長く続いて欲しい。

  • 安定のおもしろさです。
    布施さんの交友関係は、毎回驚かされますね
    20年前の事件がどうつながるのか ワクワクしながらの一気読みでした。

  • 20年前の大学生自殺と大物政治家の贈収賄との関係は? 報道番組の名物記者・布施と継続捜査担当の敏腕刑事・黒田が大きな闇に立ち向かう。
    自殺したのはイベントサークルSS。リーダーは現在IT長者になっていた。
    捜査2課から自殺事件の再調査を依頼された捜査1課は政治資金からみを疑う。
    布施は番組女性キャスターを秘書広報で採用する為に番組終了を狙っている
    女子大生の自殺はSSのノルマの為に売春させられ自殺。女子大生の彼氏の自殺は他殺の証拠なし。
    キャスターが失踪。IT社長を尾行。昔の仲間が会いくる。布施はこの男が拉致していると判断。芸能事務所社長で先輩を連れ出し拉致しているホテルの部屋をあけさせる
    IT社長は脅されていた。お気に入りのキャスターを与えて言いなりにしようとした
    自殺ではなく他殺なのも知っていた。
    布施は人脈をいかし失踪事件を解決。スクープとして番組で報道。

  • #オフマイク #スクープシリーズ #今野敏 #読書記録

    大好きなスクープシリーズ。
    誰が主人公かわからないくらい語り手がたくさんいて、その誰もを好きになれる。
    いや、本題はミステリなのだが、誰もが優しくて、仕事をちゃんとしてて、同僚や関係者を慮っている感があって、気持ちの良い小説なのです。

    ラストのお店でのやりとりもまた、良い。
    3時間で読了。

  • スクープシリーズ第5段。
    シリーズ物だが、ここからスタートしても問題なく読める。

    報道番組の記者布施と継続捜査班の黒田は20年前の自殺事件を別々のルートから追うことになるが、最後は合流し、事件を解決へと導く。

  • いつも通り読み易い今野作品。今作のプロットは微妙で結構無理筋。まあ面白かったけど。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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