チンギス紀 十五 子午

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  • 集英社 (2022年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784087718249

作品紹介・あらすじ

ホラズム国の三つの精鋭部隊が、それぞれにチンギスの首を狙う!

モンゴル軍がオトラルを攻囲して半年以上が過ぎた。モンゴル軍の兵站に乱れはみられず、オトラルを守るイナルチュクの予想を超えた事態が生じる。スブタイとジェベはブハラを押さえ、サマルカンドを牽制していた。アラーウッディーンは、皇子ジャラールッディーンの副官テムル・メリクにある任務を与え、トルケン太后は三百騎を率いる女隊長・華蓮にチンギスの首を奪るよう命ずる。マルガーシが所属する皇子軍、テルゲノが率いる遊軍、華蓮の軍のそれぞれが、チンギスの命を狙っていた──。

ついにチンギス本隊とホラズム軍があいまみえる、好評第15巻。

【著者略歴】
北方謙三(きたかた けんぞう)
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を受賞。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

物語は、モンゴル軍がホラズム国のオトラルを攻囲する中で、チンギスの命を狙う精鋭部隊たちが繰り広げる緊迫した戦いを描いています。淡々とした進行の中にも、次第に高まる緊張感と予想外の展開が待ち受けており、...

感想・レビュー・書評

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  • もう十五巻なんですけど?
    あと2巻よ?
    なんでこんなに平坦なのよ?
    クライマックスはいつくるのよ?

    ほんともう淡々と進む

    戦いも内政もたいした盛り上がりなくね

    どうなってんのよ!
    アニキどうなってんのよ!
    これどんな終わらせ方するつもりなのよ!
    こんな平らなジェットコースターある?
    ほんともう失礼しちゃう!

    ってあれ?いつの間にかすっげー高いとこ来てない?いやマジか!ぜんぜん気づかなかった!すっげー高いとこいるじゃん!しかも目の前のレールほぼほぼ90℃じゃん!直滑降じゃん!

    ちょっ待ってー!

    そんな十五巻(伝わらんわ!)

    • 1Q84O1さん
      ( ゚д゚)ハッ!
      ミュージカル俳優の資格ですか!
      ( ゚д゚)ハッ!
      ミュージカル俳優の資格ですか!
      2025/07/17
    • ひまわりめろんさん
      ミュージカル俳優に資格いらんわ!浅利慶太に認められればOKだわ!ってそれウルトラ難しいわ!( ゚д゚ )クワッ!!
      ミュージカル俳優に資格いらんわ!浅利慶太に認められればOKだわ!ってそれウルトラ難しいわ!( ゚д゚ )クワッ!!
      2025/07/17
    • 1Q84O1さん
      大西ライオンに認めてもらったらどーでしょうか?
      大西ライオンに認めてもらったらどーでしょうか?
      2025/07/17
  • 第十五巻。

    ホラズム国の城郭・オトラルを半年以上攻囲し続けているモンゴル軍。
    オトラル守るイナルチュクは、ある時モンゴル軍の動きに異質なものを感じとりますが、それは想定を超えた事態を生じることに。
    一方、ホラズム領内を動き回るチンギスの首を、マルガーシ擁する皇子軍、テルゲノが率いる遊軍、女隊長・華蓮の部隊がそれぞれに狙っていて・・・。

    モンゴル国VSホラズム国の闘いも佳境に入ってきましたね。
    前巻では両軍互角の戦いで膠着していましたが、ここにきてモンゴル軍がホラズムの拠点を次々と堕として西方に進軍している状況になってきました。
    そして、ホラズムの若き精鋭達が挙ってチンギスの首を狙ってくるのですが、これがチンギスの貫禄に若者が圧倒される感じで、あのジャムカの息子・マルガーシの刃もチンギスに届かないどころか、自分の隊の兵を半数近く失ってしまいます。
    私、前巻のレビューで“マルガーシはジャムカを越えている気がする”と安易に書いてしまったのですが、やはり”対チンギス”という事になると、まだ及ばないということなんですね。
    と、改めてチンギスの”大物”ぶりを実感すると、息子たちの小粒さが際立つ訳でして・・。
    しかも長男・ジョチと次男・チャガタイの不仲は敵にも知られている程周知されているってどうなん?
    兄・チンギス(テムジン)を全力で支えた、カサルとテムゲとはエライ違いですよね。
    個人的にはこの不仲はチャガタイに原因があるのでは?と思っております(チャガタイ視点のターンがないのであくまで憶測ですけど)。
    因みに、この兄弟が攻めあぐねているウルゲンチを守るトルケン大后の女傑っぷりは、ラスボス感があって見ものでした。

    という訳で、この巻は戦闘がメインで交易のターンは少な目でしたが、保州にいるヤルダム達が闇米の一党を摘発しているところに、元金国の”あの将軍”が捕らえられてきたのには驚きました、同じく元金国だった耶律楚材がモンゴル国で仕事がてら旅をしているのとは対照的な末路になったな・・とその明暗に感じ入った次第です。

    さて、いよいよ物語が終盤に近づいてきた『チンギス紀』ですが、どのような展開になっていくのか・・このまま次巻に進みたいと思います~。

  • 複数人で会話しているシーンで、どれが誰のセリフか分からなくなってしまうことが何回かあった。
    私の読解力が低いのか…。
    膠着していた戦いが動き始め、話は面白かった。

  • 次が次が待ち遠しい。

    チンギス・ハンもひとりの男。父親としての人並みの悩みだったり、配下への気遣いなど、など、相変わらず人間臭い。

    領土、背景、闘いが大きくなりすぎて追いつくのは難しいのだが、目を通すと人名、土地名も含めてスルスルと映像が浮かんでくるほど。条件が許せば再読したい。

  • ホラズム国のペースに嵌まらず戦を展開し、攻めるときは大胆に攻める。やはりチンギスは凄かった。

    ちょくちょくトーリオの話しになるが、最後に大きく絡んでくるのかどうか。単に作者がラシャーン推しの可能性も否定できない。

  • 感想
    息子たちの活躍もあり、長いホラムズ朝との戦いも終盤を迎えようとしていた。

    チンギスの人生でどこまで版図を広げられるのか?後継者はどのように選ぶのか気になるところ。

    あらすじ
    チンギスがサマルカンドを落とし、オトラルも占領したため、ホラムズ軍は野戦のような形でモンゴル軍とぶつかっていた。チンギスの息子3人にはそれぞれ2万が与えられたが、長男以外はイマイチ成果を上げられていなかった。

    一方、金国領ではテムゲとヤルダムが闇米の道を追い、最後は完顔遠理に行き着き、これを誅する。

    チンギスはホラムズ領内で冬を越す。ジョチとチャガタイは、ウルゲンチの攻略を任されたが、攻めあぐねていた。ホラムズ軍は、モンゴル軍を領内へと引き込んでいた。

    チンギスの息子たちはウルゲンチを堕とす。

  • <愕>

    難しい漢字を使えば読者がひれ伏すか・・・とはまさか思っちゃいないだろうがいきなり最初の章題で「渺茫」とは何するんだこの! あっ,この語句一発変換できたぞ! なんだなんだ。という事は多くの一般人はこの「渺茫」の意味は知っていて 知らぬは僕ばかりなりって事か。まあいい 今回は大御所に分があるということで矛を収めよう。

    何とかしてストーリーに入り込もうとしても目は字面を追っていく事が多い。人や場所の名前があまりも多すぎてもうサッパリ分からない。いちいち主要登場人物帳をみるのも面倒だし 存外その人物帳には書いていない奴も話には相当登場して来て もうお手上げである。ではなんでいまだに読んでいるのか。もう水滸伝以来の腐れ縁シリーズなのだから仕方ないじゃないか。前にも何回か書いたけれど全巻完了してから落ち着いて のっけから再度読破しないと本当の面白さは分からないのだろうなぁ。すまぬ。

    そしてまあ読むとそれなりに毎巻面白い。一体何がどういうふうに面白いのかは分からない。たぶん独特な語り口に在るのだろうが先に書いたようにキーワードは人と場所の名前だけ。面白さを堪能するにはかなり苦労するのだ。

    前巻までのストーリーなど全然覚えてはいないけど それでもなんだか今回はチンギスの息子たちが頻繁に登場するなぁ,とは思う。だからどうと云う事もなくて,この先アジア大陸ほとんど全ての征服までの道のりはまだまだ遠く こうなるとこの物語が完結するのが先か著者の作家寿命が尽きるのが先か あるいは我々読者の方が先にくたばるか。まあ興味深いところではあるのだなぁ。すまぬ。つづく。

  • 第15巻も淡々と読了。
    年老いたチンギス・ハンは尚、最前線で戦い続ける!
    その顔は北方謙三氏の顔をイメージして読んでしまう。
    第16巻も期待!

  • ホラズム・シャー国との大戦の中で進む後継者たる息子たちの物語があり、なかなか濃い巻となった。チンギス・カン自身は歳をとって、戦ホリックみたいになってきて、ガンガン前線に飛び出しては、周囲からしたら老害レベルの行動をする。けど、その動きがあればこそ勝利があるのは間違いなく、後継者候補たちはますます親(祖父の場合もある)との差を感じる。今回はあまりメインどころが死ななかったから、次はそういうことになるのかな?

  • 読了。レビューは最終巻で。

  • ホラズム長いなー笑
    チンギスの遠征の広大さは驚くばかりだが、それを延々と描き続ける北方さんのエネルギーにも感心するばかりだ。そろそろこの巻でキメるか?って思っていたが、あと一歩足らず。戦が草原のような戦いではなく、攻城戦であったり大軍同士のぶつかり合いになってきたのでどうしても全体的に大味気味に感じてしまう。描写も突っ込んだ、すぐさま引き返した。さらに引き返した。敵はすでに潰走し始めた、って具合だから一人の漢の戦いを見るというよりは戦況を高い俯瞰から見下ろすように読み進めてる。今後は日本にも攻め込んでくるところまで書かれるのだろうか?
    まずはジャムカとテムジン因縁の戦いの結末に期待!
    あと見どころは、チンギスの息子たちの成長を楽しみにしている。今後の活躍は彼らに委ねられていく上で、特にフビライ・ハンを生むトルイが頭角を現し始めたのでわくわくしてきた。

  • まだ続くかぁホラズムとの戦い~ホラズム帝の叔父でカンクリ族の長であるイナルチュクが守るオトラルは堅い。次男のチャガタイと三男のウゲティが攻めても落とせず、工兵隊が掘った隧道が功を奏したが、イナルチュクが手離したと考えた方が正しい。モンゴルは真の支配者大后トルケンのいるウルゲンチ攻略に長男ジョチとチャガタイに各2万騎を向かわせるが、一日おきに両軍が繰り出し協力する気配はない。城外に出された民6万は無関係で、チンギスはウゲティの2万騎を主力に据えて総攻めをするが、城外に逃れた兵を追撃したウゲティに襲いかかったのは6万の歩兵だった。ジョチの援護で危機は去り、ウルゲンチも攻略し、砂漠での決戦の機運が高まる~引き延ばしすぎだと思います。ジョチはジュチ、ウゲティはオゴタイで良くない?

  • ホラムズ軍との決戦が始まる。
    それぞれの思いを胸に戦う。登場人物は多いが、其々に個性的ななのでいずれかに共感できると思う。

  • ホラズム国との戦いも大詰めが近いと思うが、まだ終わらん。あと2巻でっせ~

  • チンギスが超人的境地に達してしまった感じです。

  • オトラルの攻防戦から、やや低調に事態が進み、ウルゲンチが陥落。最後に戦機が熟して次巻で決戦かなと思ったらあっさりとモンゴルの騎馬の撹乱戦法にホラズム主力が敗れる。まだ、戦力は温存されており、次回に大きな動きがあるか。

  • チンギス紀 十五 子午
    北方謙三

    ∞----------------------∞

    「飲もう、ボオルチュ。槍のジェルメと呼ばれていた頃を忘れたくない」「私は、泣き虫と呼ばれていたのだ。忘れたいなあ」
    このちょっと老いてきた2人の会話がしんみりする。
    長く読んでると、こういう内輪ジョークみたいなのがいいなと思うようになる。

    ジャカ・ガンボっていつの間に亡くなってたの。

    前々から世代は代わってきてるけど、これから楽しみなのはウゲティとボロルタイかな。
    チャガタイは本当にジョチとは合わないようで。2人の仲が悪くて戦闘に支障が出るくらいって、部下はどんな思いで戦ってるんだろうか。

    2023/07/22 読了

  • ホラズムシャー国との戦いが本格化する。ブハラ、サマルカンドを抑えオトラルを攻囲するモンゴル軍。チンギスカンの首を狙う3つの精鋭。

  • シリーズ15巻目。

    まだまだ続くホラズム国遠征。
    主要登場人物は金国の人だけで、ホラズム以外の国は自然に枯れていくような感じです。
    とはいってもホラズムもジリ貧でどんどん西に戦端が移って行って都も陥落しちゃって、意気込んだ決戦も横綱相撲に負けた感じです。
    次巻でホラズムも息の根を止められるか。

  • チンギス率いるモンゴル軍とホラズム国軍との本戦模様を描く。長期戦の様相で局地戦の太后トルケンが籠るウルゲンチの城攻めを不仲兄弟ジョチ&チャガタイ各2万騎の軍とナルス率いる工兵隊がせめあぐむ中、チンギスから総大将の命を受けた三男ウゲティ軍が加わりウルゲンチを堕とす。しかし原野の民6万に紛れたトルケン軍に不覚を取る。チンギス本隊はスブタイ&ジェぺ軍と共にアラーウッディーン&イナルチュク率いるホラズム本隊とカラクム砂漠での野戦に挑む。チンギス軍は、4兄弟に各1万ずつと新たに将軍としたドルベイ・ドクシン、パラ・チェルビ2名に各1万の編成変えを行っており勇将スブタイ&ジェぺ軍と優勢に戦う。その中でチンギスはジャラールッディーン率いる皇子に馘を狙われるも跳ね退けマルガーシがジャラールッディーンを救い本編を終える。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北方謙三の作品

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