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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784087718812
作品紹介・あらすじ
竹千代は今に天下を掌中に入れおるぞ――。
室町幕府の権威が低下し、各地で戦乱が巻き起こっていた激動の時代。
松平家が城を構える三河、周辺国である尾張、遠江、美濃、駿河、信濃らが絡む東海地方の覇権争いは熾烈を極めていた。
そんな争いのなかで、織田家ついで今川家の質物として囚われていた松平家の竹千代――後の徳川家康。
数奇な運命を辿った幼少期から天下人へ。
直木賞候補『まいまいつぶろ』の著者が、天下統一を果たした男を鮮やかに浮かび上がらせる十の物語。
【著者略歴】
村木嵐(むらき・らん)
1967年、京都府生まれ。京都大学法学部卒業。会社勤務を経て、95年より司馬遼太郎家の家事手伝いとなり、後に司馬夫人である福田みどり氏の個人秘書を務める。2010年『マルガリータ』で第17回松本清張賞受賞、23年『まいまいつぶろ』で第12回日本歴史時代作家協会賞作品賞、第13回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞し、第170回直木賞候補作品となった。他の著書に『阿茶』『まいまいつぶろ 御庭番耳目抄』『またうど』など。
感想・レビュー・書評
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伝わる一冊。
徳川家康をというより家臣たちの心が伝わる10話。
いきなり知らない武将、阿部大蔵って誰よ?状態のスタートながらも次の章からは一昨年の大河ドラマのおかげで読み進められた。
母子の別れを描いた家康の母、於大の章「戻橋」、爺こと鳥居忠吉にスポットを当てた「いつかの朔日」が印象的。
いつか天下をと信じて疑わない爺の姿がいい。
元忠へと藍色の首巻に託された想い、石川数正出奔理由といい家康は本当に家臣たちに想われ支えられてきたことがひしひしと伝わる。
「儂はもう厭じゃ!」最終話、人間臭い家康の姿を味わえて良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
家康の幼少期、竹千代時代の家臣や母の於大などで語られる、10話から成る短編集。
大河ドラマでの出演者を思い出しながら懐かしい様な気持ちになった。
よく秀吉と家康の違いを、生まれながらに傅かれた家臣の存在の差だと聞くが、まさに主を思い遣る家臣達の忠義が際立った作品だった。特に「出奔」での石川数正の深い思いが秀逸。 -
松潤、松重、大森さんがエビすくいを踊ってる大河ドラマのシーンが目に浮かんだ。
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家康が天下をとるまでの、三河のオムニバス小説。
面白かった -
1週間経っても半分・・・
どーにも進まない -
連作短編集10篇
徳川家康が天下統一をすると信じた譜代の家来たちの群像劇。祖父の松平清康からの不遇な主従が信じて生き抜く姿が理不尽でまた眩しい。
石川数正を描いた「出奔」が切なくて良かった。 -
二代続けて当主が若くして死に(殺され)弱体化した松平家。家臣達は全ての希望を幼い竹千代に託します。三河譜代の家臣たちと徳川家康の絆がわかる短編集でした。
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4.1
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家康の竹千代時代から書かれた本。
親しみを感じる歴史小説。 -
家康の幼名竹千代の時代から天下を取るという時代迄を語り尽くしている。ただ淡々と語られていてその時々の事件や情念と言うか感情表現が欲しかった!今までに家康の人物像の語られていない部分が多く出た事は良かった!
著者プロフィール
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