- 集英社 (2025年1月24日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 (408ページ) / ISBN・EAN: 9784087718904
作品紹介・あらすじ
【小説すばる新人賞出身の気鋭が描く、令和版ハードボイルド!】
【深町秋生さん (ミステリ作家) 推薦!】
瑞々しく、怖い小説だ。
無垢な少年を情と恐怖で絡め取る半グレ集団は生々しく、
青春を呑みこむ闇の深さに戦慄した。
【杉江松恋さん (書評家) 推薦!】
裏切られ、泥を舐めた者だけが知る、本当の優しさが描かれた小説だ。
高校生の椎名和彦は、バイト漬けの日々を送っていた。
鬱屈した日々から逃げ出すように、同じく暗い境遇にある中高生たちが集まる大阪・道頓堀の”グリ下”で過ごす時間が長くなっていく。
そこで出会った半グレ集団「顔役」の溜まり場に顔を出すようになり、やがて大麻入り錠剤をグリ下で売り捌くように……。
ミナミ(難波周辺)を拠点とする「顔役」は、敵対するキタ(梅田周辺)の半グレ集団らと、ことあるごとに衝突を繰り返していた。
闇深きアンダーグラウンドな世界に否応なく巻き込まれるグリ下メンバーたち……
令和大阪の路上(ストリート)を活写したアングラ×青春群像劇!
【著者略歴】
増島拓哉 (ますじま・たくや)
1999年大阪府生まれ。関西学院大学在学中の2018年に『闇夜の底で踊れ』で第31回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。他の著書に『トラッシュ』がある。
感想・レビュー・書評
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コロナ禍で父親が無職になり、バイト漬けの日々に嫌気がさし、大阪・道頓堀のグリ下に行った和彦。
そこで同じような暗い境遇にある中高生と過ごすようになり、半グレ集団と関わりを持つ。
バイトで家計を助ける男子高校生が、無理矢理でもなくゆるりと半グレ集団に染まっていく恐ろしさに愕然となる。
半グレ同士の争いも眼を背けたくなるような壮絶さである。
澤田刑事の覚悟も見れたが、半グレ集団が根絶することはあるのだろうか…と。
警察の眼を掻い潜っている人物はもっといるのかもしれない。
和彦はどんな大人になるのだろうか。
彼は青春を取り戻せるのだろうか。
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デビュー作も大変に驚き感心したけど、さらにブラッシュアップされていて、ノンストップで一気読み。展開の切れ間での説明不足に感じられる箇所はあるけど、短い期間に詰め込まれた熱く濃密な青春の一片が窺えてこちらも熱くなる。次作にも期待します。
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2025.10 プレステのゲームか半グレ漫画みたいな小説。ただ話の運びとか文章が上手だったので最後まで飽きることなく読了。ちょうどサッカー日本代表スタッフが少女ポルノ画像所持でフランスで逮捕された事件があったので、そういうヤツが小説の中だけでなく現実社会にいるんだよな、と考えてしまいました。
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圧倒的に暴力シーンが多かったです、
でもハッピーエンドでした
増島拓哉の作品
