- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087730555
感想・レビュー・書評
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図書館で。
コルフ3作だからタイトルを同じようにそろえたんでしょうが原題の「God Garden]って良いタイトルだな~ そっちの方が良かったんじゃないかなぁ。
それにしてもジェリー少年の飽くなき動物への執着がすごい。でも飼いきれなくなったらきちんと元の環境へと戻すのはエライな、と思います。そして自然に返せない子は生涯面倒見るのも。それにしても11匹の仔犬はその後どうしたんだろうか…?酷い話だなぁとは思うけれどもウチの親の世代ぐらいだって猫が子供を産むと子猫を池に放り込んだとか言ってたし時代だよな、ウン。
それにしてもティーンエイジャー2人、無職の20代が一人、わんぱくな少年一人がひしめき合う家って…想像するだにイヤな環境だな… そりゃあ色々と面白いこともバカなことも起こるだろうなぁ…
とてもじゃないけどこの家にお客様として訪れたくはないですけどね!傍から見て居る分には楽しそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ダレルのコルフ島3部作最後の一作。前の2冊は文庫で手に入ったが、この1冊のみ絶版のままらしく、古本市場でかなりの値段がついていた。正直迷ったが、このあともっと手に入りにくくなるかもしれないので買った。読まない、という選択肢は最初からない。どうせなら安いほうがいいよね、と思っていただけの話だ。
コルフ島の3冊は長い1冊の本だと思ってよい。もちろんダレル一家をはじめ、3冊通じて活躍?するおなじみさんたちが登場する「虫とけものと家族たち」から読み始めるのが座りがよいが、エピソードに前後関係があるわけではないから、どれから読んでも楽しめる。しかも3冊通じてテンションが落ちない。あとの本で描かれるエピソードが、前の本の余り、では全然ないのだ。どれだけ楽しい5年間だったんだろうと思う。 -
面白かった。