ムッシュー

  • 集英社 (1991年1月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (168ページ) / ISBN・EAN: 9784087731255

作品紹介・あらすじ

『浴室』のフランス及び諸外国での評判に気をよくした著者は、思いきりとぼけた作品を企画。何ものにも閉ざされたくない一介の自由人を、フィアット社の課長に託して飄逸の目配せを一閃させる佳品。

感想・レビュー・書評

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  • 最初に翻訳が出た頃に読んだ。何年ぶりの再読になるのか、考えたくもないが、ほとんど内容を忘れたなかでも、いろいろと新たな発見があった気がする。

  • ひょうひょうとした主人公。ゆるゆると読める。ユーモアのあるフランス小説。
    とっても好き。いろんなひとが、いるもんです。

  • かわいさ、おもしろさ、洒落っ気、なんともいえないこの快さ。

  • 散文のようなエピソードから、
    「ムッシュー」の人物像を探る。

    飄々とスマートなようで、不器用。
    来る者を拒まず、去る者を追わない。
    面倒なことに巻き込まれながらも、
    ときに毅然と、さっくりと逃げる。

    他者との距離を感じる匿名。
    自分を大切にしている人。

    前作『浴室』の空気を感じながらも、
    今作は比較的、健全な展開だった。

  • -ムッシューにとって、人生なんて、お茶のこさいさい-

    つまるところ、翻訳すると、「さん」ってタイトルの本。名無しの権兵衛。世の中をすーいすいと泳ぐ達人の話。一日中、エレベーターのボタンを押さないですむ方法、会議でへんなときに発言を求められない技、など。社会適応の技満載。(一応念のため、無理してマネしないでください。)野崎歓センセイの翻訳、最高です。

  • 「浴室」を読んだときにも読みやすいと言う印象を受けましたが、これも同様でした。気楽に読めますし、フランス文学を読んだことのない人にとっても垣根は低いと思います。全体的にページが白いんですよね(笑)。どことなくシュールで、コミカルで、ユーモラスなムッシューは何だかかわいいです。息抜きにちょうどいい作品です。

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