レクイエム ヴェトナム・カンボジア・ラオスの戦場に散った報道カメラマン遺作集
- 集英社 (1997年10月9日発売)
本棚登録 : 39人
感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784087732764
作品紹介・あらすじ
1950年代のフランスによるインドシナ戦争の最盛期から、1975年のプノンペンそしてサイゴン陥落までのあいだに、報道カメラマン135名の死亡あるいは行方不明が記録されている。この数字には戦いのどんな局面、あるいはどちらのサイドであっても、すべて含まれている。本書はこれらの男女に手向ける墓碑銘であり、また彼らが最後に撮影した写真を多数収録したものである。
みんなの感想まとめ
戦争の悲惨さとその影響を深く掘り下げた本書は、1950年代から1975年のインドシナ戦争における報道カメラマン135名の足跡を追っています。インドシナの肥沃な大地が戦火にさらされる様子を、自由な取材が...
感想・レビュー・書評
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目を背けたくなる写真もあります。アジアの国々でこのような残虐な殺戮が行われたという事実を私たちは知っておかなければならないと思います。
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始まりは1950年代、フランスによるインドシナ戦争だった。肥沃な
大地だったインドシナはそれ以来、戦火にさらされ続ける。
戦乱の地となったインドシナは、一方でメディアが自由な取材を
許された最後の戦場でもあった。
135人。1975年のプノンペン、サイゴン陥落までに死亡したり行方不明
になったカメラマンの人数である。
インドシナから生還したふたりのカメラマンが、戦場に散った仲間たち
への鎮魂の思いを込めて編集したのが本書である。
ラリー・ロバーズ撮影の物悲しさを漂わせるカバー写真をめくると、
遥かなるインドシナの大地が現れる。そこに戦争の影は見えない。
しかし、ページが進むごとにインドシナでの戦いが泥沼になって行く
ように激化する戦争風景が広がって行く。
西側諸国のカメラマンだけではなく、北ベトナム側のカメラマンの写真も
収録されており、有名・無名を問わず彼ら・彼女らが記録し続けた、
あまりにもリアルな戦争の情景が凝縮されている。
ピーター・アーネット、ニール・シーハン、デイヴィッド・ハルバー
スタム等、ヴェトナム生き残りのジャーナリストの寄稿も読みごたえ
ありだ。
巻末には135人のプロフィール。そこにはいつ・どこで死亡したか、
または行方不明になったかの一文があり胸が詰まる。
彼ら・彼女らが文字通り命懸けでこの世に残した写真は、戦争があら
ゆる悲劇を引き起こすのだと警鐘を鳴らしているのではないか。
カバー裏表紙に掲載咲いているのは、銃弾が貫通した一之瀬泰造の
遺品のカメラ。
読み終わってしばらく、このカバー裏表紙の写真を眺めて茫然とした。
戦争は知らない。でも、戦争の悲惨さは理解出来る。
自身の身を危険にさらして多くの写真を残してくれたカメラマンたちに
哀悼の意を。 -
ソロ、インドなどを舞台とした作品です。
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壮絶。見たら寝れないでしょう‥。店にあれば買いです。新宿ジュンク堂でしか売られているのを見たことがありません。
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