ファウスト (第2部)

  • 集英社 (2000年1月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784087733167

作品紹介・あらすじ

ファウストのゆきつく果ては? 宇宙の諸空間を遍歴したのちメフィストの魔術を使って国家再建に尽くすファウスト。遂に「時よ、とどまれ、おまえはじつに美しい」と叫んで命絶えるが、救済は……。第54回毎日出版文化賞企画部門受賞作。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

壮大なスケールで描かれる物語は、愛から金へとテーマが移行し、時間と空間が複雑に絡み合う難解さを持っています。名言の数々が散りばめられ、読者はその中で圧倒されることでしょう。作品には、文学の巨匠ゲーテの...

感想・レビュー・書評

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  • 一部が「愛」の話なら二部は「金」の話だけど、とにかくスケールが壮大すぎるのと、時間と空間が複雑に錯綜していて極めて難解
    「はたして物語が書きたかったのか名言が書きたかったのか…」と思うほど名言の嵐が吹き荒れており、その中で呆然と立ち尽くすしかなかった

  • 第一部はかろうじて話の筋が分かるが、第二部はさっぱり分からない。これは何回か読まないと分からいものと思うし、実は何回読んでも分からないかもしれない。でもまたの機会に挑戦したい。なにはともあれゲーテのファウストを一度読んだ、ということに少々の満足感を得た。

  • 第一部の方がおもしろかったが、それでも第二部があるからこそ余計に第一部がおもしろい。

  • ●未読
    ◎「資本主義は嫌いですか―それでもマネーは世界を動かす」(竹森 俊平/日本経済新聞出版社 / 2008-09/ ISBN-13: 978-4532353261)で紹介
    第2部後書「ミシシッピー株式会社の稀代の詐欺師・ジョン・ロー」が悪魔メフィストフェレスのモデル

    p.382 【解説:池内 紀(訳者)
    ★「好きなゲーテの短詩」:
    『何がいちばんしたいか?
    自分の影を跳びこしたい』と自問自答

  • ○2008/12/25 
    文が流れるみたいに飛んでくだけでなく、場面の切り替わりもものすごい唐突で突拍子がないのでかなり戸惑った。難しいしややこしいし…。でも頭と終わりの章あたりではなんとか話の流れを掴めたのでよかったということにしておく。というか、確実に解説が必要な本だということ。
    2部になって特に聖書とか神話からの引用が多くて、そういう方面もしっかり踏まえてたらまた印象が違ったんではないかと。
    皇帝の”うっかりすると、国中そっくり召し上げられる。”のところとか、出てくる人みんなすごい自分とその欲に素直だなぁと思った。
    ファウストって結局は救われたってことだと思うんだけど、メフィストが逆に惑わされてしまったってことなんだろうけど。そうか、ファウスト天国行きなのか…となんだかちょっとすっきりしない。
    ”終わったとは笑わせる。どうして終わるのだ? 終わるのも、何もなかったのも、二つながらに一つのこと。永遠の創造がどうしたというのだ、創られたものを無のかなたへとひっさらう、それが終わりだ。つまりは、どういうことだ? なかったも同然、それがあるかのように堂々巡りをくり返す。永遠の空っぽのほうがずっとましよ。”
    ファウストが事切れた後のメフィストの台詞。わたしにはなんだか最大の皮肉。

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著者プロフィール

1749年ドイツ・フランクフルトに生まれる。小説「若きウェルテルの悩み」などにより疾風怒濤(文学革新運動)期の代表的存在となる。政治、美術研究、自然科学研究の分野でも活躍。他作品に戯曲「ファウスト」「エグモント」小説「ウィルヘルム=マイスター」「親和力」自伝「詩と真実」「イタリア紀行」詩集「西東詩篇」などがある。1832年没。

「2021年 『ゲーテショートセレクション 魔法つかいの弟子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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