哲学のなぐさめ

  • 集英社 (2002年5月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784087733648

感想・レビュー・書評

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  • 【要約】


    【ノート】

  • 面白かった。しかしこの人の文章、よく言えばざっくばらん、悪く言うと下品が行き過ぎてる。どんなにいい内容を書いても受け入れられない下品さみたいなのある。ロンドンで良く見かける下品さだ。私が思う下品さというのはおそらく手段が目的化しすぎていることを指しているのかもしれない。言語アレルギーが再発しそうなぐらいいやな露出系の文章である。さらに読みやすく口語体にした結果、さらに分散された感じが読みにくい。私は大陸系ヨーロッパの趣味なので合わないのだろう。

    がそんな彼が解説してもモンテーニュとソクラテスの良さは伝わった。モンテーニュを読み直したくなった。人々が自分たちの悩みを自分で解決する<自助>のための哲学というコンセプトがますます気になる。教養とは本来そういうものだったのに、話せる言語の数とか知識の暗記量の多さとか、誰が読んでもわからない数式の自慢とかそういう滑稽なものという誤解は教養のない人たちが描く教養のことだろう。「使える」知識、「役立つ」知識、つまり「救われる」知識、そういうポイントを押さえておきたい。日本で蔓延する精神疾患という流行は薬に頼るでなく、知識でましにすることはできないのだろうか?それが薬品会社のビジネスモデルだとしても、人々が不幸でいることを求めている人なんていないだろう。


    モンテーニュの新しい哲学:我々がいかに理性から離れた下品な存在であるかを認める哲学。究極的にはまあまあな存在。

    もし人が賢ければ、何事であれものの真価を自分の人生に対する有用さと適切さによって測るだろう。(エセー第2巻、12章)
    私たちの気分を晴れやかにしてくれるものだけが理解に価する。”私を孤独や不安から解放してくれるか”ただその一点。

    難解さは学者が自分の研究の虚しさを隠すために取り出す手品のコイン

    単純に書くことには勇気がいる。見過ごされてしまう可能性がある。読みにくい文章こそ知性の品質保証だとする抜きがたい信仰のせいで。

    自分たちよりさらに賢い人から自分の考えを手にいれる。

  • 人類最高の哲学者6人がお悩み相談・・・って、豪華すぎ!

    時空を越えて「いま・ここ」の悩みが解決できるのも、本という媒体ならでは。

  • ところどころ訳がおかしい。
    読み物としてはすっげーおもしろいので、
    これから読もうかなって人で英語できる人は原書おすすめ。

  • なかなかおもしろい本です。その時に興味のある章を拾い読みするだけでも楽しめます。

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