アムニジアスコープ

制作 : 柴田 元幸 
  • 集英社
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本棚登録 : 76
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087734324

感想・レビュー・書評

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  • 現在と過去,記憶の中と未来への期待と現実の妄想が混ざり合って,作家の自分がどこに向かっていくのかが不確かな,読み手にとっても不確かなぐるぐるした独白.一つのポイントは女性への愛の形かもしれない.あるいはあったかなかったか不明な映画マラーの死,所々に挿入される会話が現実感を出してはいるが,どこまでが現実なんだろう.

  • どうにも進まず中断

  • 作者の心情も見え隠れするファンタジー。こういう妄想につきあうのも悪くない。

  • これはこれまでに読んだエリクソンとはだいぶ違った。
    この時期の作家に何かがあったのだろうかと思わざるを得ないような、自伝的要素を感じてしまう作品。
    正直、これを最初に読んでいたら私はエリクソンの他の作品を読んだかどうかわからないし、エリクソンという作家を今のようには思えなかっただろうと思う。

  • 大地震後のNYを舞台にした小説、らしいですが、私には入り込むことができませんでした。
    ちょっと読み進めるのがつらくて前半のみ読みました。
    時期が来たら読み直してみようかな。

  • 「記憶喪失スコープ」という、何とも不思議な語感を伴ったタイトルのように、近未来、大震災が起きて廃墟と化した幻想的なロサンジェルスを、喪失した記憶と風景を求めて彷徨う男の物語。「旅」は主に男の女性遍歴を元に綴られ、幻想的で官能的な複数の愛に己の人生を見つめる。
    これは多数の恋愛と年齢をある程度重ねた、特に男性が読むとかなり「くる」のではないかと思います。

  • アメリカ最高の幻視作家による〈愛〉の物語。
    アメリカ現代文学を代表する作家エリクソンが、近未来、大震災が起きて
    廃墟と化した幻想的なLAを舞台に、これまで自分が関係してきた女性たち
    との記憶を生々しく甦らせ、愛について考察する。

  • 雑誌「GINZA」でお薦めとして紹介

  • 積読中。未読のため、★5つ。

  • 正直に言うと、前半はあまり楽しめなかった。エリクソンらしさが感じられなかった、というのが一番の理由。しかし後半、少しずつ過去の作品(「Xのアーチ」)とのシンクロが始まる辺りから、俄然面白くなる。セックスとカタストロフを描かせて、この作家の右に出るものはいない事を痛感した。

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著者プロフィール

1950年、米国カリフォルニア州生まれ。作家。『彷徨う日々』『ルビコン・ビーチ』『黒い時計の旅』『リープ・イヤー』『Xのアーチ』『アムニジアスコープ』『真夜中に海がやってきた』『エクスタシーの湖』『きみを夢みて』などの邦訳があり、数多の愛読者から熱狂的な支持を受けている。大学で映画論を修め、『LAウィークリー』や『ロサンゼルス・マガジン』で映画評を担当し、映画との関わりは長くて深い。本作は俳優のジェームズ・フランコの監督・主演で映画化が進行している。

「2016年 『ゼロヴィル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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