イリュージョン 悩める救世主の不思議な体験

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感想 : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087734447

感想・レビュー・書評

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  • 「多くの人々はごくあたりまえのように、人生において自分は無力だと思いこんでいて、それを楽しんでいるんだ。」

    好きだったというか、殴られた気分の一文。
    そうだなぁって。
    リチャード・バックはまだ学生の頃に「かもめのジョナサン」と「ONE」を読んだ。
    寓話というのが得意でないのもあって、not for meだなぁと思った。
    「イリュージョン」はその時より楽しめたけれど、やっぱり、二人の人間の対話ではなくて、脳内の自問自答っぽい感じがあって、その辺が寓話だなぁ。
    「類は友を呼ぶ」というのはすごくわかる。
    求めればそれが集まってくる、それは実際ある。
    ただねー!書かれたのがちょっと前なので、その時代的には合ってたのかも知れないけど、行き過ぎて逆に「状況が改善しないのは自分で動かないから」みたいな自己責任論になってしまってるのが現在の世界のように私は思うので、時代遅れに感じた。
    あと、「奇跡」で歩けない人を治すというのは、現実世界ではそれが本人の望みなら是非叶えて欲しいのだけど、フィクションでそれをやることには私は疑問がある。
    一個人の話ではなくて「一般的に治さなければならないもの」にしてしまうから。
    不便さがあるなら、直すべきはまず社会やシステムの方だと思う。
    社会を実際に変えるのは難しいこともあるけど、フィクションなら筆一本で変えられるのだから、そうして欲しいな、というのが私の考え。

  • 「かもめのジョナサン」の著者による哲学的?な物語。
    優しくて難しい。そんな感じです。

  • 『かもめのジョナサン』でお馴染みの著者。
    ジャンルは何だろう?不思議な作品。哲学的。
    よく分からないけど、ときおり印象的なセリフがある。
    個人的には、森博嗣の「スカイ・クロラ」シリーズを連想した。森さん、この本好きそう。

  • 2006年の新訳だそうで。
    佐宗鈴夫訳。旧訳と同じ、集英社から。
    出版社が違うなら版権とかなんとかあるだろうけど、
    なんだっちゅーねん?
    誤訳が多かったってこともないと思うんだけど。
    龍さん訳に何の文句があんねん!

    だいたい、細かい描写が売りじゃなくて、
    突飛な設定と会話が売りの
    この話で敢えて新訳って、なんでよ??
    ・・・なんか大人の事情??

  • 村上春樹訳を昔に読んだ。
    三十年後、子供にプレゼントした。

  • 名作「かもめのジョナサン」のリチャード・バックの作品ですが…
    アマゾンなどでは評価が高い…
    でも、小生には無理でした
    ごめんなさい

  • 年をまたいで読みました。
    以前に読んだ『9つの予言』に似ている・・。

    「自分が空想したこと(詳細まで想像し、それを得ている自分も想像する)は現実になる」

    「他人を傷つけるとこちらが思うことでも、傷つくか傷つかないかは本人が選択すること。・・ぼくたちはみな、やりたいことは、自由に、何でもやっていんだよ。」

    という救世主の言葉でもわかるように、かなり謎解きの内容です。でも主人公の反応や救世主がかなりおもしろくて、読んでいて飽きませんでした。

    「誰の人生にでもおこる様々な出来事は、すべて自分が引き寄せたものである。それをどう処理するかは本人が決めることだ。」

    「願い事が生じるときには同時に、それをかなえる力があたえられる。しかしながら、それなりの努力はしなければならないだろう。」

    今年のテーマ?の「言霊」につながります!

  • 不思議な感触の本 カモメのジョナサンとはまた全然雰囲気が違う。

  • カタルシスはどこにもないのに、なんだこの読後の気持ちよさ。
    村上龍さんの訳がオススメですが、今はないかも。

  • この世のシステムを「ある状態」から描いている作品。

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著者プロフィール

1936年、アメリカのイリノイ州に生まれる。空軍パイロット、郵便飛行士、エアショーや遊覧飛行をしながらの地方巡業を経て作家になる。代表作として、ヒッピーのバイブル的小説となった『かもめのジョナサン』の他、『イリュージョン』、『ОNE』などがある。2012年、自家用飛行機を操縦中に墜落して瀕死の重傷を負ったが、一命を取りとめ、現在はリハビリに励んでいる。

「2013年 『ヒプノタイジング・マリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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