なぜビジョナリーには未来が見えるのか? 成功者たちの思考法を脳科学で解き明かす

  • 集英社 (2012年7月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784087734782

作品紹介・あらすじ

成功者の脳の使い方は“凡人"とどう違う?
ジャーナリストである著者が実際に取材をしたジョブスやブランソンなどのエピソードを豊富に盛り込み、ビジョナリーと呼ばれる成功者たちの思考法に迫る。読みやすく説得力のあるビジネスの書。

みんなの感想まとめ

ビジョナリーと呼ばれる成功者たちの思考法を探求する本書は、彼らがどのように未来を見据え、意思決定を行うのかを明らかにします。著者は、多様なエピソードや実際の成功者たちの体験を通じて、彼らの独自の視点や...

感想・レビュー・書評

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  • 様々なエピソードが盛り込まれている、いろんな人の話が参照されている。
    ・・予測ビジネス
    ・・人間が生まれながらに持つ記憶する能力は、思い出に浸るためのものではなく、生存のために存在するということだ・・
    コンピューターは遠い未来を予測できるのか?否。
    ・・ビジョナリーは予測をなりわいにしない、意思決定するための…みたいに足したいなら、未来を作るのが1番さ…データは過去のものに過ぎないと知っているからだ…

  • ビジョナリーはみな必ず並外れた努力を長きにわたって続けている
    どんな時も決して見ることをやめない
    現実社会に出て行って様々なことを自ら経験し、その経験をもとにアイデアを形づくる
    好機を逃すまいと常に気をくばっている

  • 人間が論理的思考で物事を判断するようになったのは、生物の進化の歴史から言えばつい最近のことで、まだまだ上手く使いこなせているとは言えない状態であること。
    人間の記憶は、生存のために必要な「反射」を可能な限り早く、正確に行うための機能であって、論理的思考はその機能を流用しているにすぎないこと。
    未来を見通せているような人でも、実際は具体的に見えているというより、自分の「閃き」が落ちて行く方向に向かって必死に手を伸ばし、全力疾走しているにすぎない。
    「閃き」は、たくさんの情報が目に留まる視野と余裕、目的のためにステロタイプと思い込みを排除できる意識、5感を総動員できり感受性の持ち主に宿る。

    動物として鋭敏でなきゃ閃きは来ないし、謙虚かつ粘り強くなければ閃いたことは達成できないということですね。
    ある意味、何かに取り憑かれたような生き方を良しとするか否か?ということになるのかも。

  • ビジネスブックマラソン

  • 本書では、ジョブズやディズニーなどの「ビジョナリー」を題材とし、先見の明を持つ成功者たちと普通の人々との違いを脳科学の知見をもとに迫ったものです。豊富な文献や彼らへの取材を通して明らかにしていきます。

    スティーブ・ジョブズ。ウォルト・ディズニー。リチャード・ブランソン…。彼らはいわゆる「ビジョナリー」として人間を前進させたことで知られます。そのいわば「先見性」に脳科学の知見からアプローチをしたのが本書であります。本人たちへの長年の取材や、豊富な文献を用いて普通の人々と彼らの「違い」や彼らへ一歩でも近づくためにはどうすればいいかなど、そういったことが記されていて、知的好奇心にとんだビジネス書であると思いました。

    しかし、僕が読んでいて印象に残った箇所はひとつの分野で「ビジョナリー」といわれた人間が違う業界、違う業種に入ると、その力がなぜか鈍ってしまう。たとえばジョン・スカリーが「ペプシ・チャレンジ」などで破格の実績をあげながらスティーブ・ジョブズに請われてアップルに入社したときの「その後」については皆が知るところでございましょう。

    「自らの直感に従う」ことや「イノベーションを起こす」ということがあのビル・ゲイツや彼をして
    「あの男以上に頭のいい男はいままでに会ったことがない」
    と言わしめたネイサン・ミアボルドでさえも
    「自分がまるでバカにでもなったかのようだ」
    といわざるを得ないような行為なのだ、ということはなんとなくではありますが理解できたような気がいたします。

  • 情熱を持って他の誰よりも行動し考えぬく。一心不乱かつ真摯であること。過去の記憶はあやふやであり、当てにならない。在るのは自分で作る未来だけ。

  •  アメリカの大統領選挙が山場を向かえている。民主党現職のオバマ大統領と、共和党のミット・ロムニー候補の間で激しい選挙戦が繰り広げられている。最近の調査では、両者とも支持率が並んでおり、予断を許さない状況が続いている。

     日本でも、我欲と政欲のコラボと言っていい「暴走老人」と揶揄された前東京都知事と、大阪市長が話題に中心になっている。

     有権者としては、はたして候補者には、ビジョンがあるのかどうか気になる。この本で取り上げられている、ゴリラを使った実験で、目の前にいるゴリラに集中していると見逃してしまうとある。この多くの人が見逃すゴリラを見つけ、前へ前へとまるで明治大学のラグビースタイルのように突き進む珍しい人たちがいる。著者はこの人たちのことを「ビジョナリー」と呼んでいる。何も政治家だけでなく、ほかの世界でもビジョナリーが求められていることは言うまでもない。

     著者はビジョナリーには次のものが備わっているとしている。

     発見力
     想像力
     直観
     勇気と信念
     共有力
     運

     生かすも殺すも最後は本人次第か。ビジョンは見えないものが見える。とはいっても超能力が必要なわけではない。日ごろからアンテナを張って、ビビビと感じるクラゲのような柔らかさがあるかどうか。脳に酸素や血液が循環しづらくなって頭がダイヤモンドのようにガチガチになって、柔軟性を失うととてもではないが、ビジョンなんて夢のまた夢の世界になってしまう。

     直観、信念ということは最後は自分の信じる道あるいは、自分の内なる声に基づいて行動するということか。なんだか自己啓発の本に書いてあるようなことを書いたが、自分を信じることができなければ、軸がぶれて決められない民主党のごとく細胞分裂の連続となり悲惨なことになる。
     あのヴァージングループを率いるリチャード。ブランソンは、以下のことを述べている「最高のアイデアは、突然やってくることが多い。柔軟な頭でいないと、そのアイデアの良さに気付けない」。柔軟剤を使っても頭がほぐれない石部金吉さんにならないように注意することが重要だ。

     

  • ウォールストリートなどの記者をしていた著者が、実際に会ったジョブスやリチャードブランソン、そしてウォルトディズニーなどが、なぜ、ビジョナリーであったかを、脳科学的な考え方で説く。
    「発見力」「想像力」「直観」「勇気と信念」「共有力」「運」のような項目だが、脳科学を使わなくてもわかるのではと思うところもあるが、脳がどのように判断するのかも参考に。
    実際に会った際の言動やひととなりが、たくさん書かれることの多いビジョナリー達の読んだことのない部分が描かれていて面白かった。

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