- 集英社 (2025年3月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784087735291
作品紹介・あらすじ
「本を読みたいけど、読めない!」
現代の忙しい私たちは、いったいどんな本を読めばいいのだろうか?
または、どうやったら本が読めるだろうか?
『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』の著者が、具体的な方法と作品タイトルをもって贈る、やさしい読書エッセイ。
焦燥感と罪悪感にかられるあなたの背中を、そっと押してくれる全53章。
【著者プロフィール】
ファン・ボルム
小説家、エッセイスト。大学でコンピューター工学を専攻し、LG電子にソフトウェア開発者として勤務した。転職を繰り返しながらも、「毎日読み、書く人間」としてのアイデンティティーを保っている。
著書として、エッセイは本書のほか、『生まれて初めてのキックボクシング』、『このくらいの距離がちょうどいい』(いずれも未邦訳)がある。
また、初の長篇小説『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(牧野美加訳、集英社)が日本で2024年本屋大賞翻訳小説部門第1位を受賞した。
【訳者プロフィール】
牧野美加(まきの・みか)
1968年、大阪生まれ。釜慶大学言語教育院で韓国語を学んだ後、新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。
第1回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」最優秀賞受賞。
ファン・ボルム『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(集英社)のほか、チャン・リュジン『仕事の喜びと哀しみ』(クオン)、ジェヨン『書籍修繕という仕事:刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(原書房)、キム・ウォニョンほか『日常の言葉たち:似ているようで違うわたしたちの物語の幕を開ける16の単語』(葉々社)、イ・ジュヘ『その猫の名前は長い』(里山社)など訳書多数。
感想・レビュー・書評
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2024年本屋大賞翻訳小説部門第一位の『ようこそ、ヒュナム洞書店』を書かれた韓国のファン・ボルムの読書エッセイ。
私は最近エンタメ小説ばかり読んでいるので、この本に紹介されているような世界の名著のような文学作品はあまり興味がもてなくなってしまっていました。
エンタメ系は読み易いけれど世界の名著はなかなか退屈な場面も多くて。
ブクログではエンタメ小説をばりばり凄いスピードで読まれつつ、光文社古典新訳文庫なども読まれていらっしゃる某読書家の方もいらっしゃるので見習わなければと思いました。
この本に載っていた本は、韓国の作品以外は、ほとんどタイトルは知っている本ばかりで目新しさはなかったです。
この本に載っていた本でブクログを始めてから私が読了していたのは『アンナ・カレーニナ』。
ブクログ始める前に『利己的な遺伝子』は読了済み。
『デーミアン』は高校の時。他にも何作か既読作品あったかな。
私も『ウォールデン 森の生活』は読みたいと思って、いつも最初の20ページ程で挫折していました。
この本の著者のファン・ボルムは姉から「最初の100ページを我慢して読みなさい」と言われて読んだら面白くて『森の生活』は愛読書になったそうです。
20ページじゃなくて100ページ読まないとダメなんだ。
あと『月と六ペンス』は読んでみたいと昔から思っていたのですがなかなかです。
『薔薇の名前』も積んでいるけどあれは多分、一生読めないんじゃないかなあ。 -
『ようこそ、ヒュナム堂書店へ』の著者、ファン・ボルムさんの読書エッセイです。作家として初めて出された本で、改訂版が翻訳されて日本でも読めるようになりました。訳者の牧野美加さんに感謝です。
この本には、読書への思いが溢れていました。どうやったら本が読めるようになるのか?何を読めばいいのか?何のために本を読むのか?などについての彼女の考えが書かれていました。日本でも読める多くの本も紹介されていました。
そして、毎日本を読み、そして書くことが何よりも楽しいという思いが伝わってきました。自分が経験できないことや様々な人の考え方に想いを馳せて想像することは、読書ならではの醍醐味です。この本を読んでますます読書を楽しんでいきたいなと思いました。本を読むことは、楽しいことだということを、しっかりと伝えてくれるいい本でした。彼女の本をこれからも読んでいきたいと思いました。
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韓国でも「町の本屋さん」が年々減っていたが、近年は個性あふれる本屋さんができたり、マップが作られたり、イベントが企画されたりと活気が戻ってきているという。日本と似ていますね。
本を読むことについて色々な角度から語られている。本への愛に溢れている一冊! -
本を読みがら思う言葉にならないとりとめのない思いを、しっかりと文字に置き換えてくださった!という感じ。
作者さんは、読書をしながらただ感じるだけではなく、常に物事を考え言葉にしながら、読書をしてるんだなぁと。
言葉が的確。
〈11:小説を読む〉などは、まさにでした。
思いにピッタリの引用が持ち出せる時点で、すごい人生のストックがあることがわかる。
そして、それを的確な言葉で紡ぎ出せる…これは才能ですよね。
作家が天職だったのではないでしょうか。
時間をおいてまた読みたい。
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翻訳が素晴らしい。
わかりやすい文章でスラスラ読めました。
序文を読んで鷲掴みされて本屋さんで買おうと思いましたが読書初心者さんは【訳者あとがき】から読んでみるのもありかなと。
確かに本のガイドブックです。 -
ラジオか何かで紹介されていたので、なんとなく読んでみました。
そしたら思いのほか、面白い。
読書哲学とも言える一冊です。
読書家である著者が、選書の仕方から本の読み進め方、感想の書き方や共有の仕方まで、本にまつわるエトセトラを語っています。
この本を読んでいるとき、「あ、自分の読み方や感じ方と似てる」と思うことが多々ありました。
無意識にやっていることが文章になっていることで、自分の読書スタイルを再確認できた気がします。
もしかすると、本の読み方のパターンって、突き詰めるとそんなに多くないのかもしれません。
いくつか心に残ったフレーズがあったのですが、特に印象的だったのがこの二つ。
“文章を書くというのは、自分の考えや感情に肉付けをしていく過程だ。わたしはその過程を経ることで自分の考えや感情をより理解できるようになった”
ブクログで感想を書くようになって2年くらい経ちますが、本を通して自分の感情を深掘りすることができるようになってきました。
一冊の本を通して、新しい世界を垣間見たり、過去の自分と照らし合わせて慰められたり。
そんなことを繰り返すうちに、少しずつ自分を受け入れられるようになってきた気がします。
(ここまで来るの、けっこう時間かかったなぁ…)
本って、自分探しにぴったりのツールでもあるんだと思います。
この4〜5年は、暇さえあれば本を読む生活。
もはや「読まずにはいられない体質」になってしまいましたが、それだけ本に救われてきた証なのかもしれません。
“わたしは、読書とは自分を守るために物語を集める行為だと思う”
うん、素直に認めよう。
わたしは物語が好きだ。
小説に限らず、マンガ、映画、ドラマ……「物語」と呼ばれるものなら何でも好き。
中でも、やっぱり小説は特に好き。
話は変わるが、わたしは読書ノートをつけています。
気になるフレーズを抜き出して、手書きで書き写す。今で6冊目に突入しました。
ノートに書くようになってから、本の内容を忘れにくくなったし、たまにパラパラめくっては「あのとき、こんな本を読んでたな」と振り返ることもできます。
そのときの自分の感情も一緒に思い出すんです。
読んでいる本って、そのときの自分を映す鏡みたいな存在なんですよね。
たとえば、
会社の人間関係で悩んでいたときは心理学やコミュニケーションの本。
子どもの教育で悩んでいたときは育児本。
家計の見直しをしたいときは家計管理の本。
その時々の悩みに合わせて、自然と選ぶ本も変わってきました。
悩みが一段落したとき、いつのまにか違うジャンルに移っているのを見ると、ちゃんと前に進めているんだなって思います。
わたしは、問題解決系の本と並行して、小説も読みます。
まったく別ジャンルなのに、ふとした瞬間にテーマがつながることがあって。
「これぞセレンディピティ!」なんて、ひとりで盛り上がってたりします(笑)。
すると不思議と、悩みのヒントが頭の中に浮かんできたりして。
少なくとも、ただ悩んでいるだけのフェーズからは抜け出せる。
たぶん、わたしはそうやって読書を通して、自分を守ってきたんだと思います。
この本を読んで、気づいたことがもうひとつ。
最近、社会学や哲学、古典のようなジャンルから遠ざかっていたなぁと。
著者が熱く推していた『デーミアン』、読んでみたいと思います。 -
本好きにはたまらない1冊でした!
目次からもうワクワクが止まらず、本文もそうそう!わかる〜!と共感の嵐。自分自身がどんな本が好きなのか、本にも縁があるということ、速く読まなくてもいいということなど、改めて読書について考えることができました。 -
私自身ブクログのアプリをはじめると同時に読書を始めました。子の絵本に付き合うスキマ時間で始めたつもりが、こちらのアプリのおかげもあり2年目突入です(*´ω`*)
(きっとブクログなかったらどんな本から読めばいいかわからず未だに本を手に取ってなかった気しかしない。。)
読書を始めてからの心持ちの変化があったり、あーわかるわかる!!!と共感できた内容があったり、自分の本の読み方とか楽しみ方と重なった部分があったエッセイ集です。
色んな参考文献もあって、読んでみたいなと思える書籍も見つかりました♡ -
読書がどれだけ楽しくてどれだけ人生の役に立つかわかる本ですね。読書が更に好きになりました。読書家になる方は必見ですね。本をあまり読んでない方に是非読んでもらいたいですね。
一つ一つが短くまとめられており隙間時間にも読めますね。
私は図書館で借り・司書さんのお勧め等含めて。紙の本が大好きですね。 -
とても面白い読書エッセイでした。
本との付き合い方を、改めて考えさせられました。
早速、タイマー機能のアプリをダウンロードしたし、本スタグラムもチェックしました。
たくさんの本が紹介されていて良かったです。おかげで、新たに気になる作品が4つ見つかりました。
この本を読んで一番思ったのは、出版関係の仕事をしているわけではないのだから、速く読むより、深く多く感じるのを優先しようということ。
あと、批評家ではないのだから、感想はもっと自由に書こうということです。
それぞれの人に、本を楽しむ方法があっていいと思います。
とても素晴らしい作品でした。 -
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『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』の著者、ファン・ボルムさんのエッセイ。
彼女は国内(韓国)だけではなく、世界幅広い小説やエッセイを読む。
そういった『引き出し』が彼女のエッセイにたくさん散りばめられているので、自分もまだまだだなって思ってしまう(笑)
すべてが共感でしかなく首を縦に振りながら読んでました。
特にこのエッセイに書かれてる言葉に共感した言葉
『小説の登場人物たちが繰り広げるさまざまな人生に触れることで、「こういう生き方しかしてはならない」ではなく「ああいう生き方をしてもいいのだ」』
自分自身に縛り付けてた価値観を、別の視点に切り替える力を見いだせるのではないかとと思えた。すでに何冊か自分の価値観がまったく違うと気付きを得て、眼の前の世界が変わっていたのがよく分かる。
現代社会、本を読む機会がスマートフォンやSNSなどの、デジタルデバイスによって読む機会が減ってる。
そんな今だからこそ、ちょっとしたスキマ時間でもいいから本を手にして読んでもらいたい。
本を読むことによって得られる「新しい世界への体験」をしてほしい。そう願っている気持ちが伝わりました。 -
『ああ、わたしも本のない世界なんて想像できない。わたしは死ぬまで読者として生きていたい。』
ブクログの皆さんなら同じ気持ちではないだろうか。
韓国と日本、生まれは違えども、何度も「うんうん、わかるわー」と共感の嵐だった。
以前に読書をするなら(初心者向け)に書籍を紹介するブックリストを登録したが、今であればこの本を1冊に加えたい。
紹介されている本もたくさんあり、読んでみたい本をメモしながら読んだ。韓国語の本で日本語訳していないもの、売られていない物があったので、今後増えてくれると嬉しい。 -
ファン・ボルムさんと同じく、とにかくとにかく読む…。読むことが大好きだ。それでいいんだ。
書評を書くために読むの、これかれやっていきたいと思った。
読むために読んでいた読書だったが、書くために読む、と少し楽しみが増えた。
本好きさんを増やしたい。ならば読んだ本を薦めてみたり、本をプレゼントしてみたりしてみなきゃね。 -
2ヶ月くらいかけて少しずつ読んだ。
読書エッセイなので、ボルムさんのおすすめの本が出てくるのだけど、その数が韓国内外問わずあまりにもたくさん(137冊だそう!)で、読書家と言われる人がどれほどの時間を読書にかけているのかを知り、圧倒された。
ましてや、競争の激しい韓国で、大手LG電子に勤めたほどのエリートならば、他にもたくさんのやることがあったろうに。いや、だからむしろ逃げ場のように本を読んだのかな。
わたしはこの数年で本を読み始めたにわか読書家だから、「28 次に読む本は」に出てくる「本を読む方法」に線を引いた:「本同士のつながりを意識すれば、より深みのある読書ができる」
よく言われるように本を書きたいのなら、本をたくさん読まないといけない。つまり、作家はたくさんの読んだ本から自分の作品を生み出す。
わたしはまだまだ手当たり次第に気になった本を読んでいるだけだけれど、きっとそれぞれの繋がりに気がつく時が来るのだろうととても楽しみになった。
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去年「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」が好きになったので、このエッセイはぜひ手に取りたいと思っていた一冊。読書にまつわる53章のエッセイはどれから読んでも問題ないが、どの章も本や読書への熱い思いに溢れている。読みながら、そして読み終えた今、改めてこれからも毎日本を手に取り、読み続けたいという気持ちになれた。
著者ファン・ボルム氏の経歴とこれまで読んできた本の紹介も織り込まれ、本への向き合い方、読書スタイルなどを知ることができる。毎日読み、書く生活を送る著者の読書ガイダンスや紹介される本の一節が深く、やさしく、本好きには刺さるものばかり。巻末にブックガイドとなる参考文献リストも載っているけれど、まだまだ読んだことのない名著や面白そうな本がたくさんあるなぁとわかった。
あとボルム氏の家族も少し登場するけど、本を勧めてくれる姉や転職時にやりたいことをやりなさいと背中を押してくれたご両親が素敵。読書は一人でできるし、孤独なときや辛いときにも寄り添ってくれる本があれば何とかやっていけるかもしれない。でもさらに言えば、本を通して人とつながることや人生の選択肢が増えて自分の人生に向き合う勇気をもらえることもあるとなれば、それはもう素敵なことではないかと思う。
最終章の著者と同じように、自分ももし本がない世界になったらと思うとそれは耐えられない。できるだけ人生の最後の瞬間まで、これからも本を読みたい。 -
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日本語で読める韓国の本 >『毎日読みます』(ファン・ボルム 著/ 牧野美加 訳/ 集英社) – K-BOOK振興会
https://k-bo...日本語で読める韓国の本 >『毎日読みます』(ファン・ボルム 著/ 牧野美加 訳/ 集英社) – K-BOOK振興会
https://k-book.org/yomeru/250313/2025/04/04
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読書好きのための本!
タイトルだけでも、すでに共感できる。
もちろん本文にも、共感の嵐。
『読むべき本はすでに山積みなのに、一日に何度も「ほかに読むべき本はないかな」とキョロキョロするのがクセになってしまった人。』
これ、私じゃん!って思わず笑ってしまった。
一方で、読書の楽しみ方や、本を読む意味など、新しい発見もあった。
今まで本を読む生活が当たり前だった自分が、本を読むことで何を得て、何から自分を守ってきたかを考えるきっかけをもらえた。
とりあえず本を読むのが日課になっている人全員におすすめしたい。
本を読むのがますます好きになるエッセイです! -
ふらっと暇つぶしに寄った本屋さんで見つけ、装画に惹かれて手に取り、パラリと目次を見てビビっときて、すぐにレジへ。
あっという間に読み終え、付箋だらけに。
とっても大切な一冊になった。
本の楽しみ方や向き合い方、自分と本の距離感、本の存在‥そんなことを改めて考え、また、自分にとっての読書のあり方を答え合わせしていくような、そんな一冊だった。
決して堅苦しい読書指南書的な書き方ではなくて、読書の魅力や価値を優しく伝えてくれ、良く本を読む人にとっては共感したりさらなる読書ステップの参考になるだろうし、読書が苦手な人にとっては、だから本って大事なんだな!って気付かされるのではないかと思う。
著者のファン・ボルムさんが影響を受けた書籍がたっっっくさん出てくるので、読みたいリストもずいぶん増えた。
(巻末には参考文献として137冊の書籍が紹介されてるのでいつでも見返せて便利)
色んな考え方や感性の深みを味わうためにも古典作品を読みたいと思った。これはこの本から得たことの一つで、今年の読書目標に追加した。
こうして本が新しい本を呼び寄せることも多く、
読書って広がっていくなぁと楽しくなる。
作中に、『この世から本がなくなったら』という章がある。
もしこの世に本が無く、人が読書をしなくなったら、新たな発見や知恵を得る機会を失い、“個人の経験の中だけ”で生活するが故に自分の経験以上のことを想像しづらくなる。
個々の経験を人と共有することはできても、“解釈の枠組み”や“洞察”が不十分なために断片的な感想しかやり取りできない。
というようなことが書かれていてとても納得し、
私が考える読書の価値と必要性はここにあるなぁと再認識できた。
物語に登場するあらゆるタイプの人物や、様々な状況、心情、環境、国、文化を読み、自分がどう捉えるか、あるいは何と重ねたり比べてみるか。読書を通してそうした思考の機会が増え、感性が磨かれるのだと感じる。だから、自信を持つことや諦めない心など、人間力みたいなものも得ることができるのかなって。
(あの本のあの人物がこうだったから、私もがんばる。私もやってみよう。私なんてまだまだ幸せだな…とか、良く思う)
“解釈の枠組み”や“洞察”を豊かにしてくれるとすると、読書は対人並みに重要なものだと思う。
読書の可能性を広げてくれたこの本に出会えてよかった!
ただただ読む!のもアリだけれど、これからはもっと、読み方や楽しみ方にもこだわっていきたいと思う。
こうして感想を残し、自分なりに言語化することもその一歩かと思うのでマイペースで続けていく。 -
2024年のノーベル文学賞を韓国のハン・ガン氏が受賞したのがきっかけなのか、最近韓国文学が注目され翻訳本も増えてきた。
そんな中、本書は「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」の著者
ファン・ボルム氏が書いた読書エッセイ。
当然ながら紹介されている本は韓国人作家の作品が多く、どんな小説なのか、どんな作家なのか等の予備知識が無いためニュアンスが伝わりにくい部分もあるが、面白そうな本が多く紹介されている。
本の世界にも韓流ブームが来るのだろうか。
ともかく著者の「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」は未読なので是非読んでみたい。 -
じぶんが本に目覚めたのは大学生の頃。それまでは読書は身近なものではなかった。
今たくさんの本に出会えていることに感謝する一方で、もう少し早く出会えていたらと思うものもたくさんある。
だけどそんな否定的な自分の気持ちさえ、やさしく肯定してくれるようなそんな優しい文章だった。
とても読みやすく、気になる本もたくさん出てきた。忙しくても読む。読んで書く。伝える。そんな読書生活を続けていきたい。
ファン・ボルムの作品

「人生読書だけじゃない」と言うほどは読んでないかもしれませんが、偏った読書をしていたかなと思っています。
今、宇宙の本を読んでい...
「人生読書だけじゃない」と言うほどは読んでないかもしれませんが、偏った読書をしていたかなと思っています。
今、宇宙の本を読んでいますが、目から鱗です。
そうですね、おっしゃる通り私も色んなことをして、残りの人生楽しみたいです。
凄くわかり易いですよ(^_-)-☆
凄くわかり易いですよ(^_-)-☆
私も図鑑も読む予定です。
でも、レビューが難しく一冊読まないで図書館にすでに返却してしまいました。
私も図鑑も読む予定です。
でも、レビューが難しく一冊読まないで図書館にすでに返却してしまいました。