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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784087740301
感想・レビュー・書評
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「図書館は遠い」
財布を拾った男とその持ち主である少女の話。財布落とすの、ちょっとやってみたいと思った。
「春の兎」
男の子と、その友達と、近所に住む少女の話。雰囲気は結構好き。
「パール・ホワイトのキャミソール」
ランジェリーショップに勤める女とパール・ホワイトのキャミソールを買った女の話。少女も少年も出てこなくて期待はずれ。
「神宮で始まる空の高い夏」
野球観戦をする男と女の話。男にも女にも感情移入できなかった。
「夜汽車」
少年と少女が祖母を田舎に連れて行く話。これは結構良かった。続きが読みたくなった。
「サボテンの宿」
函館の宿に泊まりにきたちょっと問題ありの家族の話。微妙に釈然としない終わり方。
「女優と犬と赤い鼻」
適当に生きる少年と老女優の話。少年の性格がなかなか良い。こういう思考回路になりたい。
「今朝のスープ、清潔なテーブル・クロス」
潔癖性の妻とそれにうんざりして浮気する男の話。透明な空気感があってよかった。きれいにまとめられている。
「波の音が聞こえたら私は…」
偶然出会った少年と女の話。性描写があるのにあまりえろく感じない。
「青い家のひとり娘」
時効を控えた祖父とその孫と刑事の話。一番ラストがしっくりきた話。刑事がいい味出している。スト−カー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんつーか・・・この方の本ってイマイチ合わない・・・
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