ジャガーになった男

  • 集英社 (1994年1月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784087740493

作品紹介・あらすじ

武士に生まれたからには、華もなく死に果ててたまろうものか! 関ヶ原から13年、戦雲が遠のいた日本を離れ、欧州に夢を追った男がいた。恋と戦争の騎士道物語。第6回小説すばる新人賞受賞作。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

戦国時代を生き抜いた武士が、欧州での冒険を通じて自らの運命を切り開く物語が展開されます。主人公は、伊達家の遣欧使節として名を馳せ、異国の地で恋と戦争に翻弄されながら成長していく姿が描かれています。特に...

感想・レビュー・書評

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  • H29/10/5

  • 以前TVで観たことがある、スペイン・コリア村のハポン姓。
    そのハポン姓を題材に選んだ著者の慧眼もさることながら、読み終わった後の見事な爽快感と一筆書きのような筆力にあっ!と言わされた。

  • 読後感が意外にサラリとしていて気持ちよかったです。まさかホントにジャガーになるとは(笑)。まだ佐藤氏の小説の特徴(オペラの様な突然の場面展開など)が顕著ではなく、初々しい作品でした。

  • <DIV style="background-color : white ;color :black ;padding : 8px 8px; border : 1px inset #ddd; margin : 0px 5px;">剣を交えることでしか生きられない武士。17世紀ヨーロッパで戦う姿は何とも奇異なり。さらにペルーにまで渡り、反逆の上、ジャガーになる奇想。</DIV>
    <h5>出版社 / 著者からの内容紹介</h5>
    スペインの大地とペルーの密林を駆けぬけた豹。関ヶ原から13年、日本から戦雲が遠のいた頃、異国の地に夢を追った武士がいた。小説すばる新人賞受賞作。 トラキチが初めてイスパニヤの地を踏んだとき、陽気なセヴィジャの巷は、ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャの話題で持ちきりとなっていた。17世紀のスペインに奥州武士が登場。比類なく奇想天外なストーリーが展開する。

  • 「になった」であって「と呼ばれた」ではない!〜伊達家の遣欧使節の一人となった斉藤小兵太寅吉は洗礼名をミゲルとされた。イスパニアは斜陽の国となり,欧奥州への援軍など期待はできない。セヴィージャで知り合ったイタルゴの妹と深い仲になるが,祝言を挙げる費用はない。使節団の仲間は日本に帰国したが,戦国の世が去った日本に未練はなく,金を稼ぐためにイスパニアの兵となり北ドイツ・オランダ戦線へと赴く。オランダから敗退すると兵としても解雇されてしまい,女性は精神に障害を起こしてしまう。次のピサロになろうとペルーに出かけるが,インディオに捕らえられ,イスパニアから現地人を救う英雄として祭り上げられる。ジャガーなら虎も同じと名乗り,イスパニアの砦を陥落させるが,苦楽を共にした友を救おうとしてイスパニア軍に捕らえられ,反逆の罪刑として死刑を宣告される。刑吏の隙をついて腹を切ったトラはジャガーとなって生まれ変わる〜文章が巧い! 本当にこんな日本人が居たような気がしてくる・・・本当にいたかもしれないと思うのは彼の後の作品には必ずモデルがいるからだ。どうなの?

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著者プロフィール

佐藤 賢一(さとう・けんいち):1968年、山形県生まれ。東北大学大学院でフランス中世史を専攻する。1993年、「ジャガーになった男」で、小説すばる新人賞を受賞してデビュー。1999年、『王妃の離婚』で直木賞を受賞。2014年には『小説フランス革命」で毎日出版文化賞特別賞、2020年に『ナポレオン』全3巻で司馬遼太郎賞、2023年に『チャンバラ』で中央公論文芸賞を受賞した 。他の著書に『傭兵ピエール』『二人のガスコン』『オクシタニア』『女信長』『新徴組』『ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ』『遺訓』『最終飛行』など多数。

「2025年 『歴史小説のウソ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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